旅が始まった④
おはようございます。
世界を変え、人を幸せにする男kingです
世界を変え、人を幸せにする為には、世界を知る必要があるので旅をしています。
さて、昨日は一日が長すぎて、振り返れるか心配だ。
朝7時にサン・ピエトロ大聖堂へ
前日、バチカン美術館へ行くのにちらっと見たら物凄い行列。
どう見ても列が動いておらず、3時間待ちは確定と言ったところだ。
しかし、早起きは3文の得というが、3時間の得だった。
全く並んでおらず、待ち時間は0
荷物検査だけ、1分ほど並んだがストレス0
中に入ると、温かい。
暖房で温かいのか、それとも何か別の暖かさなのか
とにかく静かで、温かくて、とても居心地のいい空間だった
正直、宗教に興味はないのだが、この空間と居心地の良さ、辛い時にここに来れば少しは和らぐというのも分かる気がした。
7時半から、この屋上(クーポラ)というのに上がれるらしいので、ちらっと教会内を散策してチケット売り場へ並ぶ、この時は5分ほど並んだだろうか
チケットは10ユーロ、階段で登ると8ユーロだそうだが、迷わずエレベーターの10ユーロを選んだ(笑)
と言っても、途中から階段で上に上がらなくてはいけない。
しかも想像以上に急な階段と、狭い幅、そして何より螺旋階段になっていて、5、6週は回転させられただろうか、目が回り少し気持ち悪くなる。
さらに追い打ちをかけるようにクーポラ(ドーム)に沿って登っていくので壁が傾いているというか、体を傾けて登っていかなくてはいけなくて、平衡感覚がおかしくなる。
最後の階段に至っては幅、60cmほどしかなくて太っている人だとつっかえていけないだろう。
と思うほどだった。
さて、屋上に出ると、眺めは最高だ。
広場が一望できる
これは早起きしてきた価値があり、ローマに来て、一番の収穫だったかもしれない。ぜひ、お勧めしたいスポットだ。
日の出とともにと言うのも最高だった。
その後、また階段を下りるのだが、下りはかなりマシだった。
一度体験しているというのと、息切れがあまりしないので元気に降りてこれた。
下りてくるのは教会内なので、先に上ってから教会の中を見るというコースでもいい気がした。
せっかくなので、もう一度、教会内を散策することに。
もう帰ろうかなというときにふと思った。
この教会を作った意味は?
何故これだけのものを作ったのか?
必要なのかこれは?
これだけの大きさの物を作る労力
普段の生活ではこんなものは必要ない、しかも、何百年も前の話だ
もっと規模の小さい物だったら楽に作れただろうに。
そう、この労力
この労力を生み出せる、「力」
財力、権力、色んな力があるが、この人の為ならや、こんなことの為に
そんな思いがないとこれほど物は作れないなと
この美しさ、作業からでは生み出せない
つまり、想いを持って作らなければこれだけの物はできない
そう感じた。
数百年かけ完成したこの建物
たくさんの人を動かした、人物の人望なのか
信仰心なのか、詳しくは分からないけれどそこには確実に『想い』が込められていた。
自分もそんな、たくさんの人に想いを持って動いてもらえるような人になりたい。
そう思った。
その後は、カフェで朝食と、日記を書く
その後は最大のメインイベントである、コロッセオの見学ツアーだ
初めて、英語のツアーに申し込んだが、5割ぐらいは分かったし、これなら行けるなと言った感じだ。
このコロッセオでは、先ほど感じた「想い」はあまり感じなかった。
どちらかと言えば権力のほうか、作りたくて作ったというよりかは労働だった。それは無機質な岩ばかりを見ているからかもしれないが。。。
それなりに楽しみ、その後、カラカラ浴場という所へ。
浴場とは何?そんな思いで、調べながらも行ってみたのだが、大したことは無かった(笑)
よくわからないまま、さらっと見て帰ってきた。
帰りしなに、パスタ(スパゲッティー)を食べるべく、パスタやさんに行った。チーズは嫌いだが、本場カルボナーラに挑戦
はっきり言って、臭い。
店に入った時点で臭い
味は、おいしいけれど、鼻で息せずに食べた(笑)
感想、もういいかな。
ペペロンチーノやトマトソースの方がよっぽど好きだ。
家に戻り、今日はゆっくりするかと、キッチンにコーヒーを飲みに行くと、同じハウスメイトのハイデェンと、サラに会った。
彼らは、ホストのポーラと話をしていて、夕食を作るところだったようで、一緒に食べるかと?聞いてくれた。
いいの?
ありがとう!と言って一緒に食べることに。
トマトとバジルのパスタを作ってくれたのだが、ものすごくおいしかった。
自分も味噌汁をプレゼント
少し甘くて味噌汁はイケてなかったのがこころのこりである。
その後、カウントダウンに行くという、誘ってくれて、そういうのは嫌いなので、眠いからいいや。と断ったが、行こうよと言ってくれたので、一緒に行くことに。
人生初のカウントダウンライブだ。
物凄い人ゴミで、会場に着いた瞬間、もう帰りたくなったのだが、まあこれも一生に一度の体験だという事で我慢して付いて行く。
時刻は九時半、ちらっと見て帰るかなと思っていたが、どうやらカウントダウンを迎えるようだ、気温は−1度
マジか、、、これこそ時間の無駄だな、、、なんて思いながらも、そう思えば無駄になる、人々はなぜこの場に来ているのか?を感じよう、見ようとした。
結果、何もわからなかった(笑)
早く帰りたいのと、寒すぎるので何も考えられなかった。
今考えてみよう。
おそらく、誰かた何かを共有したいのだろう。
そして、楽しいものを求めている
つまり、娯楽を
お祭りが好きなのもそうなのかもしれない
子どもが盆踊りに行くのも
もしかしたら、娯楽なのかもしれない
非、日常を味わいたいのかも
なんだかんだで、カウントダウン、何万人といたと思うが、ものすごい熱気だった。
10,9、とカウントダウンが始まるのだが、英語ではなく、イタリア語でのカウントだったのが新鮮だった。
当たり前なのだが、そこに新鮮さを感じた。
面白かった。
帰りは地下鉄に乗れるわけもなく、歩いて帰ることに、約1時間。
爆竹か、花火か知らないが、テロかと思うぐらい激しく爆発していた。
そこら中にはゴミが散乱していて、やはりこういうのは好きではないと思ってしまった。
ただ、ハイデェンとサラと仲良くなれたのは最高だった。
英語でのやり取りをできたのでそれも良かった。
友達が増えて、世界が広がる
仲良くなるのはどの国でも共通だ
イスラム今日だといっていたが
何の違和感もなく
1人の人として仲良くなれた
良い人生を送っているな。
さあ、これからナポリへ向かいます
世界を変え、人を幸せにする男king
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