オランムナリ(踊り子)のお話しをもう少し....
バリには、学校の授業で「踊り」があるのですが、プロになるために、実践を兼ねた地元の踊り団に所属します。
言わば、塾の様なものです。
塾としても活動していますが、プロとしても活動しているので、メンバーの年齢層は3歳から社会人までと、とても幅広いです。
ホテルでの観光客向けに踊りの依頼もあり、メンバーの子たちも一緒に行きます。
レベルに応じて、先生が出演メンバーを選んで連れて行きます。
そこでちゃんと、出演したギャラを貰えます。
幼い子たちにとっては、大金です。
食事のもてなしもあります。
バリ人の支配人やオーナーにとっては、例え若い学生さんのダンサーであっても彼女達は「神へ仕える人」なのです。
すごく大切にされていることが分かります。
バリとセレモニーは切り離せない関係ですが、彼女達はその中心なのです。