舞台「鋼の錬金術師」感想書き散らし
3月21日マチソワの感想書き散らしです。
本当に書き散らし
廣野エド「そもそも話を聞いてない」
一色エド「聞いてても話が通じない(倫理観とかが違う)」
じわじわどっかーん、と、ドンっって感じ
一色さんの攻撃モーションに溜めがないから遠隔で拳が飛んできたみたいで攻撃が読めなくて怖い
廣野エドは「ガキじゃねぇ!」って言っておきながらかわい子ぶるし、実際ガキ
一色エドは歳の割にうまく立ち回る、世渡り上手な感じ
原作ざっくり読んだ時のロイのイメージが「見た目は王子様なのに中身が残念(そこがかわいい。その抜けてるところをリザがフォローしてる)」故にそんなに親しくない人(抜けてるところを知らない人)からキャーキャー言われる
だったけれど、和田ロイは初見の人にもすごい嫌味言ってきそう 。not八方美人というか
演:和田琢磨=ネチっこいの法則❓
人を睨みつける時に、溜めるようにゆっくり目を閉じる→舐め上げるように視線を相手に移すって一連の流れが好きです(PPVVの『シビュラが隠していたデータを見つけてしまったんだ……人工監視官育成計画』の直前とか)
しめしめ、にやにや 大きいお口
じっとり睨みつける目
上からの嫌味でエドの身長縮みそう
ロイのステレオタイプ?原作読んでこうだよね!ってイメージとはだいぶちがう
ロイは爽やかさとか人に好かれる要素を素でやってるイメージ。這いあがるためにイメージ戦略してる訳ではないと思う。でもなんか琢磨さんのロイって無理してる訳じゃないけれど、さわやか‼️っていうより、人を妬むし、嫌うしその感情を割とはっきり見せてくるというかロイ本人も自覚してるようなイメージ
性格悪そう、というか「ちょっと抜けた(野心のある)王子様」じゃなくて割と容赦しない感じ……
愛の反対側無関心
無関心の反対を「矢印のある状態」と呼んでいる
みんなみんなその矢印でつながっているからこそ辛い(「憎しみ」もいるけれど)
Wキャストのニーナちゃんズもかなり2人とも異なったニーナ像で、
尻引結馨ちゃんが休み時間に校庭に飛び出して行きそうな活発な女の子、小川向日葵ちゃんがちょっと人見知りそう?元気いっぱいなんだけれどどこか寂しげな感じ……
タッカーさん、「愛ゆえに」が正しい言い方か分からないけれど、『自分が国家錬金術師として這い上がりたい=そのためなら家族を犠牲にできる、利用できる』というより、周りの期待(合成獣の権威=社会に利益をもたらす)と研究欲・探究心が止まらない錬金術師の性みたいな?(『君も同じだろう!』みたいなセリフ)
焦燥感とニーナへの愛がじっくり描かれていて(『ニーナ、明日はお父さんが遊んであげよう』って原作にない台詞だったんだね。『遊ぶ』が合成獣の錬成を指しているのか、単に覚悟を決めるために娘と向き合うのかわからないけれど)、余計辛いというか、ただのマッドサイエンティストだったら「死=意識の終わり」がきて楽になったね、ってスカーと同じこと言えるんだけど、そうじゃないじゃん?(割とタッカーさん好きなんだよな…救いようがないというか、「綺麗ごとだけでは救われない人がいる」って愛おしい醜さで。ハガレンの面白いところは、デタラメ人間による万国ビックリショーで解決できないことが多すぎる。ファンタジーなのにファンタジーで解決できない)
あの後、割と生き生きとしている合成獣の人たちを見ると、「ニーナを助けてあげられない」って「合成獣から戻せない」よりも「タッカーが大衆の倫理観から外れる行動を選択せざるを得ない状況を作り上げた社会のままだ」ってことかな?と思ったり……(いや、この「社会を変えたい」はロイの信念か…エドアルは自分たちがのんびりと生きてきた社会が「そんな社会」であることを自覚してショックを受けたから?)→「元に戻らなくちゃいけない(≒今のままじゃ不幸せ)」はエドアルの信念、その後に「変わってしまってもなんとかなっている」合成獣の人たち、その後にアルの魂との連携?が途切れかけて戻らなくちゃいけない理由ができる
岡部麟さんのウィンリィ、溌剌❗️という言葉がよく似合う。身体の動かし方が独特な気がする…「腕を上げる」という動作をするのではなくて筋肉の動きの積み重ねの結果腕が上がってるみたいな(????)
ハガレンのラブコメって、エドとウィンリィが惹かれあっていくのではなくて、もうすでに好感度ゲージは100%でそこに時間とエピソードを積み重ねていく物語なんだなぁ、と舞台を観てハッとした。
佃井さんのリザさんはほんとかわいい❗️って感じのかわいいだった。漫画だとコマで切り取られてバストアップとかだからあまり軍人勢の身長差意識しなかったんだけど、舞台は全部引きで見るからリザさんのちまっこい感じが出ててかわいかった……。『錬金術の使えないエドワードくんなんて…』の歳上のお姉さん感保護者感たまらなかった………私を後輩にしてください……(リザさんの押しかけ女房ならぬ押しかけ後輩になりたい)。でっかい銃(でっかい銃?)使った時の体に反動来てる感じがさすが佃井さんだなぁと。
ホムンクルスの3人は原作以上に3人セットで動いていて、大体ラストが話を振るというかその場の中心だったせいで、タチの悪いドロンボーみたいだなって既視感があってふふっ☺️ってなった(相当タチが悪い)。
2幕開始時のバンドの演奏と赤青ライトが客席側に向かってくるのめちゃくちゃテンション上がった。ライブ行きたい。
舞台化決まった時は「電車の上とかプロジェクションマッピング使いまくるんだろうなぁ…」と刀ステ綺伝の市街戦(映像に合わせて動く)をイメージしてた。けれど、映像を使うのは錬金術のビーム的なものくらいで、それもスクリーンになる板をくっつけたり離したりの動きがあって、観ていて飽きないなぁと思った(どでかい映像多用されると飽きる)。
66が魂を繋いでる印を示すときのしゃがむ動きがスマートで好き。タクマスタングもコートを後ろにシュッと払ってから座ったりする。多分誰がやるとか関わらず好きな動き。
48可愛い。バレエ🩰みたいに爪先でちょちょちょっと動くの可愛い。べらんめぇ口調なのかな?と思いきやなんだかアメリカン君沢だった。ドラえもんの前にやってたコレ↓思い出した(どローカル)。
アル〜!桜田さんのお声が好きなので、いつかお芝居を観たいです(の前にお前は積んでいる「蒼穹のファフナー FACT AND RECOLLECTION」を早く観ろ)(覚悟が足りなくて1年積んでいる
これ書いてる途中で「ぶっ生き返す‼︎」聴いてたら、マスタングがヒューズのお墓を見つめてるシーン思い出しちゃって、ロイ・マスタング=ぶっ生き返す‼︎のイメージついちゃった……脳味噌常に震わせて……
超絶余談
入学直後の舞台が「PSYCHO-PASS Virtue and Vice」で卒業時点での作品が「鋼の錬金術師」だから「火で始まって焔で終わる大学生活」なんて1人で湧いてた。