舞台「サザエさん(2022)」感想
シンプルに何故今...…?
(就活終わったのとそれ関係のメンタルがある程度落ち着いたからです)
冷静に考えて、PSYCHO-PASSのオタク(いや、凛として時雨のオタクか……)してて俳優のファンになって、明治座でサザエさんの舞台観に行ったってだけでも謎なのに、サザエさんで進路選択ネタがブッ刺さって病んでんの何?
(以下、2月5日公演をマチソワした時の当時の感想)
マチネ
・カテコは2月5日(ニコニコの日)と言うことでサブちゃん役の山口さん。劇中で歌った「オー・シャンゼリゼ」のメロディで「おーきゃくさま!」とノリノリで歌われていました。歌い始めた瞬間のみんなのリアクシャンがすごい。琢磨さん、あまりコメディちっくなお芝居出ないけれど(2年に1度のBTTHありがとう)、リアクション芸とても良いのでそこを売りにして行ってもらいたい気持ち・・・・・・(あー!でも一番好きなのは大平さん(タラオ役)がインタビューで「つららのよう」と評していた「怒り」のお芝居・・・・・・マジで怖ェんだよな、アレ)
・山口さんが「マスクとマスクを外して、マウストゥマウスで・・・・・・」とおっしゃられたのを聞いて「はてな」の顔をしながら両手の人差し指をちょんちょん👉👈する琢磨さん(おそらく「チュー」の意)。
・幕が降りる時に下手最前にいらっしゃった親子連れに全力お手降りする琢磨さん大平さん。それを何列か後ろから(お嬢ちゃんたち、カツオのお兄ちゃんかっこいいだろ・・・・・・)とマスクの下でドヤ顔かましていた美優さん。
ソワレ
・カテコでひとりひとり登場するシーンでぴしっと襟を正すカツオ
・カテコ挨拶は海山商事組。
・「アナゴさん」と言いたいのに唇の印象が強すぎて「タラコさん」と呼びそうになってしまう藤原さん(サザエ役)。かわいらしいです。挨拶中もアナゴさんとしての姿を崩さない野依さん(あの方、普段はどのようなお芝居をされるのでしょう・・・・・・? あまりにも2.5次元・CV.若規というった感じだったので・・・・・・)。
「磯野家にも、フグ田家にも迷惑をかけている。だから・・・・・・(めっちゃ溜めて上手にジリジリ近寄っていく)」
大平さん「怖い!!!!(上手側隣の琢磨さんに抱きつく)(琢磨さんも抱き返す)」
「・・・・・・一杯呑みに行かないか~い!」(全員昭和のズコッー!)
・前作「サザエさん」から年が明けてすぐコロナ禍・・・・・・。そうなってからの舞台のお仕事が全部無くなってしまった葛山さん。今回の「サザエさん」でやっとだそう。隣の高橋さん(フネ役)となにやらこしょこしょとお話しされている琢磨さん。袖で一緒に踊っている1月生まれAB型かわいすぎる・・・・・・。
【全体を通しての感想(飲酒中だから順不同!!ごめんね)】
・すげぇ~~~~これぞ文字通り2.5次元!!(よくよく考えたら、科白劇のチケット当たってたのに観劇見送ったから2.5次元舞台観るの初めてかもしれない。「舞台 怪盗探偵山猫」はたぶん2.5じゃないよ、ね・・・・・・?)
・これ、就活関連で親に言えないこと・言いづらいこと抱えてる大学3年(今度の春で4年)が観てもいいもの・・・・・・?ぜーーーーーんぶ自分に刺さる。ワカメちゃんはパリ留学でデザイナーの夢に向かうことの苦痛を味わった訳だけれど、技術とか語学力とか身につけて帰ってきた訳だし・・・・・・。カツオはアルバイトだけど、両親になにか負担を強いてる訳ではないし・・・・・・。対して私はなんだ。公務員講座契約しても結局ほとんど行ってないから本当にお金の無駄だし、仕送り節約して男の追っかけしてる(言い方)・・・・・・。(「科白劇見に行く!」ってギリギリになってから『行ったら離縁だから!!』なんて「細川家か?」みたいなこと言われたけれど、FCイベは『気を付けて行って来いよ!』『和田さんとお話できたの~!良かったねぇ』と言われたから無断遠征もそろそろ許されるような気がする。)(今回の観劇中にも思ったけれども、そもそも成人済みだし・・・・・・))
・(そもそも観劇そのものが「親に言えないこと」なのがまずアウトなんだよな)
・カツオにとってこれから大学だなんだでお金がかかるタラちゃんは甥っ子だし、タラちゃんの教育費等々はマスオさん頼りでしょ・・・・・・?当たり前だけど、なんだかいいなぁって思っちゃった。長男でもそこそこモラトリアムを許せる環境が(一番上のサザエさんが自立してるから、ってのもあるけれど)。自分が就職を考える上での最優先が「14歳離れた妹」だから・・・・・・。実家帰って妹の面倒見なきゃ、妹が生きたい進路にいけるように稼がなきゃ・・・・・・、で就活もやもやしてるから・・・・・・。そもそもこんなクソ田舎で三人姉妹大学にってなかなかキツかったのでは・・・・・・?『私立は無理』『推薦入試落ちたら就職な』って言われたし・・・・・・(妹、私立大希望なのになんで私だけ!!!!)。
・酒の呑まなきゃやってけないことあるよ!!!!(このレポはネカフェで缶ビールを煽りながら書いています)磯野家・フグ田家のみんなが「ワカメちゃんが二十歳になったから一緒にお酒が呑める」でうきうきしていたの、自分が二十歳になったころは(たかがお酒でどうして・・・・・・)と思っていたけれど、「大人の仲間入り」というよりも「大人の秘密の共有」みたいな、なにか特別なものなんだろうなぁ。「大人になったことが嬉しい」というよりも「自分(=大人)と同じところまできてくれたのが嬉しい」というか・・・・・・。カツオとワカメの兄妹の年が近いもの同士、言葉を交わすことはないのかなぁ、と思ったら、ワカメちゃんが初めてお酒に頼って(=弱みを見せる)相手がカツオ兄ちゃんでよかった・・・・・・いいな、ああいう兄妹。
・花沢さん、「お父さん公認」と言うことは、小学生のころから変わらずにカツオに想いを寄せていることを父親は理解していて、「家業を継ぐための結婚相手」を花沢さんの想いを反故にしてまで探す必要はない、と思っているのが「お父さ~~~ん!!!!」となってしまった。花沢さんのカツオへの想いはもはや「恋愛」の域ではない、人間愛というかなんかうまく言葉にできないような感じだと思っているのですが、それは男女の非恋愛が大好きなオタクだからでしょうか・・・・・・?(いや、でも、「一緒にいるだけで楽しい」ってあるじゃん!?異性でも。そもそも「性」ってなんだ?)
・「家族だから甘えてもいい」「それが当たり前」みたいな空気だったけれど、表向きはそう言っておきながら裏で「情けない」と思われてたら嫌すぎません?磯野家はそんなことないんですけど(私がそれが怖くて甘えられん)。
・ワカメが帰ってくる→外食にしよう→いや、家のご飯を食べよう、は「そうなんだよ!波平さん!」と思いました。「母の手料理に飢えている」と言われると(なんか違う・・・・・・)となるけれど、外食も手料理も、家族から離れて暮らす自分にとっての「特別度」は変わらない、むしろ手料理の方が「特別」なので・・・・・・(実家にいた頃の誕生日とか、進学してから帰省したときとかに『何が食べたい?』「ネギのいっぱい入った味噌汁とご飯があればそれで・・・・・・」と返答したら母親に哀れみの目で見られたけれど何も間違っていないと主張したい)(別に気を遣っているわけではないのに・・・・・・わがままだと思って言ったことがわがまま扱いされない辛さ)。
・みんな原作準拠もしくはカラフルな新衣装だったのに、ワカメちゃんだけ終始モノクロだったのにはなにかあるんですか?(本間日陽さん、めちゃくちゃかわいかったです。なんというか、「こんな先輩いるよね」って感じ。同じ部活の先輩だったら、想いを寄せつつも絶っ対に言葉にできない。めちゃくちゃかわいいけれど、「そこにいる」感じ)(正直悩みましたもん。花沢不動産にカツオがいるシーンと、ワカメがマスオに相談してるシーン。推し(カツオ)を観るか、目の前のめちゃくちゃかわいい女の子(ワカメ)を観るか)
なんでこんなに病んでんの……?(まぁ、病むか……)
結局、願っていた職種には就けなかったし、「公務員講座代~!」ってなるけれど、本当に自分がやりたかったことって「(誰かが)楽しけりゃそれでいっか~~~~」ってことなんで、最終的に内定承諾した企業の方が性にあっているのかもしれない...…。誰かのためにがむしゃらに動くの好きだし。
(実際に働いてみないと何も分かんねぇだろ……)
とりあえず、note書くより卒論書け~~~~‼️
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