個人的ソングオブザイヤー2020 Part.2

はじめに

ちみけっぷです。
この記事は下記の記事の続きの内容となっております。
興味があったら覗いてみてください。

個人的ソングオブザイヤー2020 Part.1

以下、簡単な選考基準です。

ソングオブザイヤー2020
・2020年に発売された楽曲群であること。
(例えば2020年に発売されたアルバム内のシングル曲が2019年に既に発売されているものであればその曲は除外します。)

・できれば1アーティスト1曲
(こうでもしないと某アーティスト下手褒めするだけの記事になるため。
ただし別のアーティスト名義やグループであればOK)

それでは下記、後半戦となります。


11. 鬼頭明里「キミのとなりで」

純粋にすげぇなと思って選出

今年には「STYLE」と言うアルバムを出して話題になったり
声優としても引っ張りだこな印象でした。
あんまアニメ見ないほうなんですけど「安達としまむら」見ても「トニカクカワイイ」みてもなんかこの人の名前出てきてびっくりしました。

どっちも良いアニメでした。素敵。
「23時の春雷少女」とどっちを取るか悩みに悩んだのですが、
(別に田淵智也が作詞作曲してたからとか成田ハネダさんとやしきんさんの編曲やったぜだからじゃないよ)
最近はこっちをめちゃくちゃ聞いていたり、シングル全体としても非常に素晴らしかったこっちをチョイス。

これ何がすごいって最初のイントロから徐々にテンポが上がっていき、最後まで突っ走る構成とこだまさおりさんの安定の乙女心を上手く描くような歌詞と言い回し、安達としまむらの世界観と全てが十二分にマッチしまくってるところ。

二人の距離感とか鼓動の高鳴りをテンポとかリズムで上手く表現してるのかなと思うとすげえ!!!!と何回も聞き直してその度に楽曲の爽やかさと物思いに耽る安達としまむら、両者の関係性がぐるぐると巡る。

等身大のまま描いているから蓋をしたい感情や解読不能なことはカタカナ表記だったりしてそれもまたさすがと言わざるをえない
(イトシイとかキョドウフシンとかユウジュウフダンとか)

日常のぽわぽわした感じや青春チックなやつやキュンキュンしたやつ大好きだから原作全部よんじゃったー。

歌手としても今後ますます注目され続けていくんだろうなと感じた鬼頭明里さん。

伊藤翼さんとこだまさおりさんの組み合わせはやっぱ間違いないなと改めて思い知らされた。

それだけじゃなくてカップリングの「Dive to World」も「トウメイナユメ」も全体のバランスとして極上でここまでありがたくインストまでも聞かせていただいたのも久々かもしれない。


12. 緑黄色社会「Mela!」

いつぞやにワンマンにふらっと誘われて行ったときのことを思い出した。
めちゃくちゃパワーアップしてるなと感じたのがこの緑黄色社会。

閉塞感をめちゃくちゃにぶち壊してくれたこの曲。
それだけじゃなくて「SINGALONG」っつー今年のアルバムも「夏を生きる」って曲もめっちゃ良いんだ!

残念ながら行けなかったけどLIVE HOLIC extra vol.4でライブ配信をしてくれたときにもりょくしゃかはメンバー全員揃ってめちゃくちゃ楽しそうに演奏してくれた。

クリスマスにライブ動画あげてくれたり、MVがとてもよかったり聞いてて楽しかったり楽しかったり楽しかったり。

こんな僕も君のヒーローになりたいのさ

みたいな〜のさとか、〜だよなっていう言い回しが誰かさんのせいで大好きなんだけど

ほんのちょっと僕にちょっと預けてみては?

〜してみてははなるほど!めっちゃ良い!すげえ良い!
と謎の場所でハマってしまい挙句に家で聞いてて手拍子をウキウキとやってしまうレベル。

「Shout Baby」とか「sabotage」などの楽曲を経て
ミュージックステーションへ初出演を果たすなど勢いも十分。
どこまで行ってしまうのだろうかこのバンド。

いや〜〜〜〜〜〜〜〜。
〜〜〜してみてはは天才。まじで天才。
その荷物預けて「みては?」はすばらしい。
これだけでほんとご飯めっちゃ食える。

芯があってとても聞いてて気持ちいい歌声に
ラスサビ前のエフェクターバリバリの感じも楽しい。
もう本当によくぞ世に生み出してくれたなって楽曲。

早く生で聞きたいです。


13. sajou no hana「Evergreen」

この曲をきっかけに転がるようにどハマりしてしまったsajou no hana

よく見たらバンドメンバーがキタニタツヤや渡辺翔って...
あー...深い沼をまた見てしまったなと言う感覚。

楽曲のメロディにsanaさんの澄んだ歌声が心地よくマッチするが気持ちよくてMVめっちゃ見ました。

アニメの主題歌になっていてEDで急に自分のセンサーがピンと立つ感覚があってなんだこれ!!と思って聞いていたら遡って色々と聞いてしまった。

何で今まで聞いてなかったんだろう...と思うほどには感激してしまった。
「青嵐のあとで」とかもそうだけど爽やかなギターサウンドのロック調やっぱ大好きなんだなって自分の中で再認識しましたね。

渡辺翔さんが書いた曲自体はLiSAさんや内田真礼さんで結構聞いていて爽やかなポップ調あるいはポップロックみたいな曲の制作のが得意なのかなと勝手に思っていたんですが、sanaさんがマッチしすぎである。

キタニタツヤさんにしろヨルシカでサポートメンバーを務めていらっしゃったりボカロPとして活躍していたりという経験からやはり作曲、作詞をしていらっしゃるようでなんて贅沢なメンツなんだとびっくりしました。

この曲本当に綺麗でジーンときちゃう。
知ることができてよかった。

こんないいバンド聞き漏らすなんて本当にもったいない。
ライブ映像貼っておきます。


14. Zsasz「ときどきひかる」

後輩に教えてもらったアイドルグループ。
うわ...かっこよすぎ...

ほぼほぼLINEの会話のノリで教えてもらってMVを開いてみたんだけど
曲も歌もよければさすがアイドルグループ。ビジュアルもめっちゃ良い。

こんな素敵なグループいたのか!と思っていたら
何やらサウンドプロデュースは鬱Pが行っているとのことで恐れ入った。

まじで音楽界隈ってどこで誰が繋がっているのかわからん。

曲自体すごくかっこいいんですけど内容も人間の表裏を光で表現していて。
とくに好きなのがこの歌詞。

あの人は光ってるいつも
そう思ってたのに幻滅だ
不祥事も排泄もしない
そう思ってた んなわけあるか

憧れているものや好きなものに対して良いところしか見ようとしなくて神格化しては土台ありえないような期待を寄せることの描写かな?

偶然暗かった瞬間を見ただけ
なのに世界終わった気になって
「やっぱりそうだった」「あの時もそうだった」
後出しジャンケン雨あられ

ずっと表に立って期待というか、大衆が勝手に抱いたイメージから逸れたときに「怪しいと思ってたとか」好き勝手言いまくるノイズをうまいこと歌詞にしていてびっくり。

たまにスターで まれに好かれて
ときどき光ってる
それくらいでいいかい
だから見逃さないで

そこからの着地点がとても良くて、ありのままの一人の人間でいるとき、アイドルとしてあるときを描きつつ、見逃さないでと最後に投げかけてめちゃくちゃかっこ良く幕を引くのである。

勢いでライブも拝見させていただいたのだが、ライブ中のパフォーマンスとファンの引き付けっぷりも凄まじいものがあり、演者もファンもめちゃくちゃ楽しそうに同じ空間でバチバチにぶつかり合っている感覚。

しかもめっちゃティムさんめっちゃ可愛かった。すげぇ可愛かった。

ファンが全力で楽しんでいる空間をつくれるアーティストが最高じゃないわけがないし初見だったはずの私も教えてもらった踊りをしながら目一杯楽しむことができた。

Zsasz、本当に恐ろしいアイドルグループだった。(褒め言葉)
来年すぐにEPが出るらしく、今後の活動が楽しみ。


15. 内田真礼「ノーシナリオ」

本当は横浜アリーナでの公演を経てから改めてピックアップしたい曲であっったため、この記事では取り上げる予定ではなかった。

が、12/27に行われた「Maaya Heart Beat Party!!」を経てここで取り上げることを決めた。

「ノーシナリオ」のタイトルには現在までのファンと内田真礼という声優、あるいはアーティストの歩んだ道のりのことを示しており、
台本通りに突き進んできたわけではなく、
「私の道は私が決める」と言う意思で突き進んでいった結果の現在地であることを示している。

2019年のZepp Tour「we are here」のファイナルでこの楽曲のリリースと目標としていた横浜アリーナの舞台でのワンマンが発表され披露されるはずだった。とおもう。

だが、今年は感染症の影響により中止を余儀なくされてしまった。
その代わりにオンラインライブを経てこの楽曲は披露されたのだが、
12/27の夜公演で披露された「ノーシナリオ」は有観客の状況下で初披露されたという環境下に加えて、本イベント中のとあるプログラムで内田真礼本人がファンとの関係性を考えたときに感極まってしまい、歌い出すことができなくなる状況があった。

横浜アリーナでの公演が無くなってしまったことによって
「ハートビートシティ」、「いつか雲が晴れたなら」という曲が生まれ、
改めて素敵なメッセージを届けてくれたということもあるのだが。

ファンとの関係性を大事にしてきた内田真礼だからこそ歌える楽曲が「ノーシナリオ」という曲だと深く感じることができたし、この厳しい状況下を乗り越えた先にあるはずの横浜アリーナでこの歌を聞くことができたならなんと素敵なことだろうか。

上手く手引けなくて悔しかった日も
そのままでいいんだって思えた
精一杯詰め込んだ穴あきの僕らの歌

これこそが「ノーシナリオ」と言う曲だと思う。

来年以降のアーティスト活動も発表され、まだまだこれから応援していきたい人だなぁと強く思った曲なのでチョイスさせていただいた。


16. ストレイテナー「叫ぶ星」

2020/9/5 15年前に発売されたストレイテナーの2ndアルバムを再現した「TITLE COMEBACK SHOW」の最後に新曲として披露された曲。

名盤の再現アルバムのあとの新曲ということもあって期待値はものすごく上がっていたのだがそれすらも軽々と超えるほどの素晴らしい曲だったと言うのが第一印象。

恐ろしいことに12月に「Applause」というアルバムを発売した際に
叫ぶ星を初めて聞いたときに陥った「何だこれ...」と言う感覚を他の10曲でも味わうことになり、ストレイテナーと言うバンドの恐ろしさをこれでもかと思い知ることになった。

「TITLEって色褪せないアルバムだなぁ」とほくほくしていた感情を吹き飛ばして興味関心をこの曲に持っていかれたのがもうすごく気持ちよかった。
確かな力強い演奏をしつつでもどこか繊細さを秘めていてそれを同時に成立させているのが本当にすごい。

年末のCDJでは年越しアクトにも抜擢されていてそこではApplauseの楽曲と今までのライブアンセムも混ぜ込んで演奏する予定だったのだと思うとやりきれない感情が強いが、来年にストレイテナーを目撃するときのワクワクが耐えない。

引き出しがどれだけ存在するんだよこのアーティストはと思わざるをえない。

アルバムは本当に必聴。
12月にもまだまだこんな名盤が出てくるのだから楽しくて仕方がない。


17. GLIM SPANKY「東京は燃えてる」

最初のフレーズからガッツリと心をつかんでくれた
GLIM SPANKYの「東京は燃えてる」

絶望や希望が渦巻いている人工砂漠

表現としては探せば見つかるかもしれないが、
極まったソリッドなサウンドが最大限にリリックを引き立てていて聞いていてたまらない。

今年発売された「Walking On Fire」と言うアルバムではIntroのトラックからこの曲へと繋がるのだが、聞き応え十分なイントロの演奏の後に一度音が収まってから始まるこの演奏がたまらなくかっこいいと感じた。

サウンドの数を極力絞った構成の中でこれでもかと言うほど強調されたクソかっこいいバンドサウンドと歌声の調和が最高。

怒りをもっとくれぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!
うおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

みたいなスタイルのGLIM SPANKYもとても良いが、
沸るものを全ては出さずに秘めつつ歌うような雰囲気も非常に良い。

アルバムは一曲一曲違う顔をコロッコロと見せるため
この一曲に止まらず本当に楽しい。

ちょっとご無沙汰気味にしてたの本当に勿体なかったな。


18. SpecialThanks「ムーブメント」

今年、家にいる時間を利用して色々と今まで聞いてた曲を漁り直していたりしていたんですね。

そのときに「LOVE GOOD TIME」って曲がめちゃくちゃに好きだったのを思い出してSpecialThanksというバンドを改めて漁り直した。

そしたら何と今年ニューアルバム出してるじゃん!
ということで早速聞いてみた。

元々、楽曲のポップさとMisakiさんの歌声がめちゃくちゃツボで聞いていたのが「LOVE GOOD TIME」だったのだけれど、今年新しく出た「ムーブメント」の爽快な勢い、ポップなパンクの感じが一曲目にぼん!!と置かれていておおおお!!!!いいじゃん!!!と思っていたところに

さらに次の曲「Wake up!Crazy man!」では更に畳みかけつつもテンポの抑揚までも楽しませてくれるし、3曲目も大人しい雰囲気になるかと思ったらそんなことは全くなかった「ミラコーナイト」も同様。
Misakiさんの英語の発音や声質めちゃくちゃ好きだからガンガン浴びせて欲しい。

これはライブに行きたすぎる。
やっぱりこのご時世、聞いててスカッっとするサウンドを欲していたのでそう言う意味でこのバンドはとてもマッチした。本当にすげぇよかった。


19. MONOEYES「Fall Out」

今年振り返って正直MONOEYESが出てこないわけがないんですよ。
個人的に。

アルバムの「Between the Black and Gray」が本当に圧巻で
フラゲ日までここまでワクワクして帰ったら速攻ヘビロテしまくって。

もっとアルバムのことをよく知りたいからインタビューが乗っている雑誌まで買って読みながらアルバムを何度も何度も聞いた。

「Between the Black and Gray」はマスターピースだと細美武士さんが言っていたけどもう本当に聞いて納得というか。

制作期間の話がインタビューで出た時に確かELLEGARDENの「ELEVEN FIRE CRACKERS」が引き合いに出されていた記憶があって。
感染症の影響で制作にも影響が出てしまったが、そのおかげで何と更に楽曲に磨きがかかって完成されたのがこの「Between the Black and Gray」

そのとんでもない楽曲群の中で異様なほど引き込まれた「Fall Out」

これについてはもうカッコ良すぎて表現すべき言葉が全く見つからないし、
10/19に日本武道館を使って無観客配信ライブを行ったときのこの曲のかっこよさが焼きついて離れない。

本アルバムはどの曲も本当に好きなのでこのアルバムを提げた配信ライブがめちゃくちゃありがたかったのだが、本来であれば日本武道館で客を呼んでやる予定だったとか。

TOSHI-LOWさんがコロナが収まったらいっぱいの客の前で武道館でやってくれないかと言ってくれてできるだけ早く実現できるようにすると細美さんが言ってくれたこともあって来年(希望的観測)のMONOEYESの日本武道館を本当に心待ちにしているし、今一番会いたいアーティスト。

あとはMVはないけど「彼は誰の夢」という本アルバムの最後に収録されている曲がこれも本当〜〜〜〜に良くてですね。

言葉にならないんだけど間違いなく「Between the Black and Gray」は今年の個人的ツートップアルバムの一角です。

もう好きしか言えないもんこのアルバムについては。
だから無理矢理レディクレの予定入れてMONOEYES観に行こうとしたんだけどレディクレが延期になってしまい。
セミアコツアーも当たり前のように落選してしまい。

今の自分に足りないのは間違いなくMONOEYES。
来年こそは絶対に。
(欲張るならthe HIATUSもELLEGARDENも)

あんまり使いたい言葉ではないんだけどこのアルバムに関しては
本当に知らなきゃ損するレベル。

散々無駄に書き散らしたが、こちらが無駄に言葉を発さずとも聞けば最高なのがわかるはず。

20. UNISON SQUARE GARDEN「Simple Simple Anecdote」

今年の個人的ツートップは前述したMONOEYES「Between the Black and Gray」とUNISON SQUARE GARDEN「Patrick Vegee」

今回のアルバムも仕掛けが何重にも施されているようで毎度のことながら恐れ入った。

その中でもSimple Simple Anecdoteをチョイスしたのは純粋に救われたから
モヤモヤモヤモヤと考えて立ち止まっているところになんとかなるぜモードでいいやと風穴を開けてくれたから。
硬く硬く凝り固まった〜しなきゃいけない、〜できなきゃいけないみたいな考えで縮こまっていた自分をぶん殴ってくれたような気がしたから。

全部嫌になったなんて簡単に言うなよ
全部が何かってことに気づいてないだけ
信号は変わる 星は生まれるから
今日は何とかなるぜモードでいいや

このフレーズがすごく好きでやけくそになってしまいそうなときとかうまくいかないときには聞くようにしていたし実際それでネガティブ状態からちょっとずつ好転し始めたりした。
とても大好きで大事な曲になってしまった。

そうそう、アルバムについても少し触れたいのでアルバム全体について書く。

今回のアルバムでポイントになるのは「曲の繋ぎ」だと思っている。

「Hatch I need」→「マーメイドスキャンダラス」
の曲間をつないで「8枚目」と表現してこの後に続く曲の合間に注目するように促し、次曲をほのめかすフレーズを挟み次の曲とつなぎ合わせる構成へと続く。
「スロウカーヴは打てない(that made me crazy)」→「Catch up, latency」「夏影テールライト」→「Phantom Joke」
「世界はファンシー」→「弥生町ロンリープラネット」→「春が来てぼくら」

そして答え合わせをするかのように「101回目のプロローグ」
(プロローグ:序曲)
101回目のプロローグの歌詞にはそれぞれのシングル曲を表現するような歌詞が詰まっていて今までの流れをまとめつつ壮大になっているのがポイントだと思う。

ここまででもう相当に面白いし考察しがいのあるアルバムに仕上がってるように感じた。

元々シングルで出されていた「Catch up, latency」「Phantom Joke」「春が来て僕ら」の3曲がアルバムを通して聞くとアプローチの手法によってまた全く違った側面の魅力に気付かされる。

なるべく、3人だけで表現できる音で構成するアルバムというコンセプト下において「春が来て僕ら」などシングルの立ち位置をどのように捉えさせるかという課題に対してここまで綺麗な構成を作り出せるのかという感動すら覚えてしまう。

7月にLIVE (in the) HOUSEという配信ライブで
弥生町ロンリープラネット→春が来て僕ら
と言う流れを初披露したときにはあまりにも綺麗すぎる流れに驚きを隠せなかったが、まさか他のシングルにもその流れを用意していたなんて誰が想像できただろうか。

ここまできたら逆にアルバムの順番をライブの中でどうぶっ壊すのか?
という疑問が頭をよぎり既存曲も含めて多くの時間をやはりユニゾンの曲にフォーカスをせざるを得ないことになった2020年

その度にまんまと手のひらで転がされている気がしてならない。
アルバム全体として情報量が多いはずなのにコンパクトに収まっており気づいたら一周が終わっているのも非常に素敵。

常に自分なりの美学やスタンスの筋を保ちつつ新しい試行や挑戦を重ねているその姿勢がアルバムにも表現されているような気がしていてもうたまらない。


以上、前回に引き続き、11曲目〜20曲目でした。
これ以上は流石に際限がなくなってくるかなと思ったのと年内に執筆時間が捻出できなさそうなので全20選とさせていただきます。

どれもこれも今年一年とてもお世話になった曲で
家に篭りっきりの状況で生まれる閉塞感を打破してくれた心強い曲です。

少しでも興味を持ったら是非おすすめなので聞いてみてください。

そして来年もたくさん素敵な音楽に出会えますように!

それではまた!

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