キチン(としなきゃ!)の波|ふあんクリエイターの推理日誌
キチンとしなきゃ、のチキンハート
「きちんとしなさい」と言われつづけたのは、もう昔の話である。
むかしむかし、あるところに、まいにち「きちんとしなさい」といわれつづけるこども(わたし)がいました
とっくの昔である。わたしよ、すぐにとは言わぬから、徐々に忘れるのだ!
いま大人になって、極度の緊張の波に襲われるのは、結構な確率で「きちんとさん」を自分に命じているときである。不安の正体をひとつ突き止めた。大収穫である。
待てよ、この響き。どこか懐かしいと思ったら・・・。
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これでした。「わかったさん」と「こまったさん」、小学校の図書室で大人気だった本!なかなか借りられず、順番待ちでしたな。(回想終わり)
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というわけで、不安のどでかい波が襲ってきて無限循環するときは「『キチンの波』きてるぞー!」(注:本来の意味とは異なる用法)と表情や声には出さずに、心あたふたする。
教科書に載っていたな、たしか太字で。キチン、ジュグラー、クズネッツ、コンドラチェフ。受験のために覚えた言葉を、いま心の受難で使うことになるとは。
あぁ、さしあたり「きちんとさんのチキンライス」。
[つづく]
うさぎのおやつ代になります。(いまの季節は🍎かな)