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変わりながら守っていく、御嶽山の信仰

2024年9月14日〜15日、木曽地域及び近隣地域に暮らす知人を連れて、先達として峰入。

普段通り黒沢口からの登拝を計画していたが、ロープウェイのトラブルにより、急遽王滝口より登拝。

先日ちょうど普寛様ゆかりの地を参拝したところだったので、「こっちから来い」ということだと受け取り、有り難く受け入れる。

木曽地域は信仰の中心部でありながら、行者や信者の数は激減している。老若男女問わず、関心も少なくなってしまっている。

だが一方で、外から移住して来た若い人たちは御嶽山に強い関心を持っている。これは御山にとっての希望である。ひとりでも多くの人に御山を知っていただきたいと思い、未熟者であることは重々承知の上での先達。

そういった知人を連れての道中、さまざまな出会いに恵まれる。たまたまこの日にご縁のある行者・山伏の方々とお会いでき、同行の知人たちにも信仰の存在を目の当たりにしていただけたと思う。

昔は教会・講社間のライバル関係もあったと聞く。だがいまはもうそのような時代ではない。教会・講社、宗派が違っても、御山はひとつ。お互いに協力し合い、切磋琢磨して、御山繁栄を願う。

今回の登拝では、偶然にもさまざまな教会・講社・宗派の人間が同じタイミングで集った。御山を守りたいという一心で先輩行者のみなさまが大切に作って来たこの関係性、その中にいられることを心から嬉しく思う。

神恩感謝
御山繁栄

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