ヨーロッパ強豪クラブ続々来日(+BGPU)
5月に開催された久保選手の凱旋試合からしばらく空いて、この7-8月にはヨーロッパの強豪クラブが続々と来日しています。レアルソシエダ、ブライトン、ドルトムント、スタッドランス、トッテナム、シュトゥットガルト、ニューカッスルと目白押しです。昨年来日したマンチェスターシティやバイエルンミュンヘンとは少し異なりますが、ありがたいの一言。私もチャンスがあれば行きたいなと思っています。
このジャパンツアーを実施するクラブの中でも、ドルトムントは日本に来る直前に、タイでBGパトゥムユナイテッド(BGPU)と試合をしています。チャナティップ選手も出場し、セレッソ大阪が2-3で敗れた相手に、4-0と最高の試合を繰り広げました。そのおかげで日本で珠玉のプレーを見られたと言っても良いのかもしれません。試合はYouTubeでも中継され、178万回も視聴されています。
サーラット選手をレノファに迎えて、BGPU社長にも維新みらいふスタジアムでの記者会見に出てもらい、一度挨拶に伺う約束だったので、この機会にBGPUを訪問してきました。BGPUの親会社はBANKOK GLASSというビン製造を中心とする上場企業で、工場の敷地に隣接して、スタジアムや練習施設、クラブハウスなどが建てられています。親会社の主要取引先で、一族でもあるビール会社のシンハーが胸スポンサーになっています。クラブハウスはサンフランシスコのIT企業のような洒落た建物で、クラブフロントのオフィスも入居しています。
BGPUはセレッソ大阪と提携しており、セレッソ大阪の親会社であるヤンマーがBGPUのユニフォームスポンサーとなっています。スタジアムから少し離れた場所にあるアカデミー施設には、ヤンマー創業家の名前がついていました。そのほか、BGが奈良クラブのスポンサーになっており、BGPUから来た2名のタイ選手が活躍しています。
実は今シーズンのはじめに、中山元気コーチが海外研修を実施したのもBGPUで、無事S級ライセンスを取得してもらうことができました。そのこともあって、BGPUのフロント陣は、サーラット選手を3人目のレンタルと冗談ぽく言います。志垣監督、中山コーチに続いてという意味です。本当にアットホームなクラブで、信頼関係のある組織だなと感じました。
写真をいくつか
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?