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東南アジアクラブの実力

インドネシアのボルネオFC、タイのBGPUと、今年東南アジアの2クラブを訪問することができました。どちらもACLやASEAN Club Championship Shopee Cup 2024に出場する強豪クラブです。私は前職で東南アジアを中心とする海外事業を統括していたので、就任時にいつかは連携したいと思っていたのですが、こうして3年目に調子の良いシーズンが来て、海外クラブと縁がもてる機会があるなんて、予想だにしていませんでした。

実際、東南アジアリーグやクラブの実力はどう評価すれば良いのでしょうか。私は海外クラブの力を判断するために、まずは事業規模、そしてOpta Power Rankingsを参考にしています。

Opta’s Power Rankingsは、約13,500の国内サッカーチームに0から100の間で能力スコアを割り当てる世界的なチーム・ランキング・システムです。パワーランキングは毎日更新され、現在183の国と413のユニークな国内リーグのチームをランク付けしており、男子サッカーの真のグローバル評価システムを提供している。(DeepL翻訳)

Stats Perform https://www.statsperform.com/

ここで、JリーグおよびJFLと、Jリーグ提携国8か国のOpta Power RankingsのRating(評価)と順位を調べてみました。各国上位5クラブと、レノファと関わりがあるクラブ、Shopee Cupに出場するクラブは全て入れています。日々更新されているそうなので、若干数字がずれているかもしれません。相対評価なので、試合がなくても順位が動きます。今後定期調査にご協力していただける方がいたら、ぜひご連絡ください。

タイリーグ1部は、ブリーラムUが少し抜けている感じですが、J1下位からJ3上位くらいの評価となっており、おおよそJ2リーグと重なるリーグと見なされています。BGPUはタイで5番目の評価となっており、J2で言うとファジアーノ岡山と同程度の評価となっています。タイリーグ2部は少し実力が離れているようで、J3下位からJFLくらいとされています。

インドネシアリーグ1部は、最上位に評価されているPERSIBがレノファとほぼ同じ評価になっています。ボルネオFCが2番手で、ジュニーニョが在籍していたPERSIKABO 1973が評価53点台で、長野パルセイロやYSCC横浜に近い評価となっています。なので、J2中位からJ3下位くらいのリーグとみなされています。インドネシアリーグ2部は、J3中位からJFL下位くらいの実力とされています。エスナイデル監督が就任したPSBS BIAK NUMFORは、今シーズンから1部に昇格しましたが、J3中位くらいの評価となっています。

続いて気になるのが、国本選手や皆川選手が移籍したカンボジアリーグです。11クラブで構成され、最上位は国本選手のPHNOM PENH CROWNで、福島ユナイテッドに近い評価となっています。実力差は開いているようで、J3中位からJFL、地域リーグくらいの実力とされています。そのほか注目はマレーシアリーグで、最強とされるJOHOR DARUL TAZIMが群を抜いて、鹿島アントラーズと同等の評価となっています。このチームだけがJ1上位、2位以下はJ2中位からJ3下位くらいと見られています。

ということで今後もますます交流が増えるだろう、東南アジアリーグから目が離せません。

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