ポータブルゲーミングPCが熱い!
そろそろクリスマスですね。みなさんは何を買う?もらう?のでしょうか。私は何にも誰にももらえないと思いますが、もし今年サンタさんにお願いするなら、ポータブルゲーミングPCがいいのではないかと思います。ということで、各社から続々と出ているポータブルゲーミングPCを整理してみたいと思います。
Steam Deck OLED (Valve)
Steamの運営元であるValve社が製造するSteam Deckシリーズの有機EL版です。Windowsゲームの総本山なのに、なぜかArch Linuxベースで、Protonという互換レイヤーを使ってハードウェアエミュレーションをするという代物。動き悪そうに思えて、実際は全然悪くなく、Steamストア上に互換性が記載されているので安心して使うことができます。
日本ではKomodo社から買えるのですが、常に在庫がないので、運良く見つけたら買うのが良いでしょう。SSDが512GBと1TBがありますが、2TBのm.2 2230 SSDは2万円台なので、在庫があって選べるなら換装するつもりかどうかで決めても良いです。約640gという数字よりも、薄いせいか軽く感じます。白を買うと付属ケースも白いです。
ASUS ROG Ally X
ASUSから登場したROG Allyの第2弾。白軽から黒重ぎみになりましたが、m.2 2280 SSDなので、将来8TBに換装することが可能です。USB-Cが2口あるので、ハブがなくても充電しながらテレビに映せます。フルHDだし、AMD Ryzen Z1 Extreme搭載のWindows PCなので、いろんなものが動きそうな気がします。AAAタイトルをやるわけでないなら、初代のROG Allyでもいいかも。ただしm.2 2230なので、換装も2TBが現実的ですが、持ち歩きやすそう。白いし。Xが約678g、初代が608g。
MSI Claw-A1M-002JP
Core Ultra 7搭載のWindows機。intel入ってないと不安な方におすすめできるかも。それ以外は普通のスペックで、税込89,800円という価格は魅力あり。Core Ultra 5版はもっと安いが、すでにセールで一掃された模様。675gで、SSDはm.2 2230だそうです。来年1月に8インチで795gの新型A2VMが出るらしいので、そちらを検討しても良いかもしれません。
https://www.msi.com/Handhelds/Claw-8-AI-Plus-A2VMX
OneXFly F1 Pro
CPUにZen 5世代のRyzen AI 9を選択できるポータブルゲーミングPC。内部GPUのAMD Radeon 890Mは、GeForce RTX 3050と同等という説も。7インチ144HzのOLEDで、約599gのコンパクトボディは秀逸。自分で増設せずに、オーダーメイドでメモリ64GB/SSD 4TB(M.2 2280)までの高スペックを選択できるのもうれしい。
ZOTAC GAMING ZONE
800ニトの輝度をもつポータブルゲーミングPC。Steam Deckのようなトラックパッドも付いていて良い。対応ゲームが広がりそう。AMD Ryzen 7 8840UプロセッサーとAMD Radeon 780Mグラフィックスの性能はいかほどなのか。m.2 2280 SSDなので拡張性も良い。692g。
https://www.zotac.com/jp/page/zotac-gaming-zone-portable-handheld
Lenovo Legion Go
CPUはAMD Ryzen Z1 Extreme。画面は光沢ありの液晶だが、8.8インチで解像度2560 x 1600、144Hz対応と高スペック。コントローラー部をNintendo Switchのように取り外せるのも珍しい。大きいのにSSDはm.2 2230で、854gは持って遊ぶには辛いかも。
https://www.lenovo.com/jp/ja/p/handheld/legion-go/83e10027jp
まとめ
まだまだあると思いますが、おすすめ順に並べています。SteamOSがサードパーティー製デバイス向けに開放される予定とのことで、期待大ですね。現在はWindowsで動いているものが、SteamOSになればどれだけ快適になるのかならないのか、売れている機種のほうがサポートが早いと思うので、そのあたりも気にして選ぶと良いかと思います。