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2025年雇用保険の適用拡大について

タイトルの件、皆さん思うことがいろいろあると思います。
明らかに特定の業界を潰そうとしているとか、路頭に迷ってしまうとか。

これは完全に私の知的好奇心による憶測です。
何かエビデンスがある訳でも無いので勝手に妄想を膨らませるだけです。


自己都合退職って

ぶっちゃけ思うんですよね。堂々と「会社都合退職にしてよ」って言い辛いから、何となく自己の都合を考えて、「一身上の都合で」とかそれらしいこと言って辞めるのってアホくさいですよね。これでなんで、雇用保険がもらえるまで3ヶ月耐え忍ぶ必要があるのかって話ですよ。

自己都合退職した人間の半数以上が「会社都合退職」なんですよね。流石にみんな分かってるというか。

そもそも自分で選んで入社したくせに、それを辞めたいですって、明らかに会社の待遇面に問題があったんだろうって普通に想像できると思うんですよね。

退職からの流れ

これ「知っている側」と「知らない側」で転職やそれまでの生活難易度が全然違うんで、知っておくと良いですよ。

まずは区役所とハローワークに駆け込む

ここで職業訓練の申請ですよ。理想的なのが、退職した半月後に職業訓練にシフトする事です。6ヶ月とか長いもので2年のコースがありますので、あらかじめ調べておくと良いでしょう。

職業訓練を行うと、その訓練中に訓練給付金がもらえます。これは訓練開始の翌月か、当月に貰えますので
自己都合退職で退職してもお金に困らなくなるんです。

しかも訓練というのは大体1日8時間以内です。しかも完全週休二日制です。
具体的にいうと、活動スケジュールが小中学生とほぼ同じになります。
夕方か夜にかけて時間がごっそり開くので、勉強も転職活動も自由にできます。

間違ってもアルバイトなんて探さないで、区役所とハローワークに行ってください。明らかにアルバイトによる時間拘束ともらえる賃金以上に楽ですから。

もはや常識化している

退職したらまず職業訓練というのは、もはや常識と化しています。
もうこの段階に入っているので、自己都合退職だろうが、会社都合退職だろうが関係ないと思うんですよね。

だから2025年雇用保険の適用拡大をしたところで、政府の負担はそこまで変わらないのではないでしょうか?


政府は本気で経済対策を始めた?

これは完全に私の知的好奇心による憶測です。
何かエビデンスがある訳でも無いので勝手に妄想を膨らませるだけです。

有っても無くても良いような仕事に労働者を当てがわないようにしているのかと思うくらい、2025年雇用保険の適用拡大というのはインパクトがあると思うんです。

賃金を上げるには、労働者のスキルアップが大前提

これはぶっちゃけですが、職業差別の意図は全くありません。仕事というのは「やりたい方がやる」のが理想だと思います。人手不足の業界にだって「これがやりたいからやっている」という方はいらっしゃいます。
例えば、私もそうですが「クリエイティブ界隈」について、例えばライターさん、作曲家さん、イラストレーターさんとかって、人手不足の業界以上に低賃金なんですよね。なぜなら大半は居なくても困らないからです。
でも「やりたいからやる」んですよね。

これを踏まえてお話しすると、職業差別の意図は全くありませんが、スキルを必要としない仕事って、賃金が上がる訳ないじゃないですか。
状況としては、私をはじめ「クリエイティブ界隈」と全く変わらないですよね。

「本当に賃金を上げたい!」と考えているのであれば、当然「そのような仕事に就かない」が正解だと思うんですよ。じゃあどうするかって、スキルアップしかないんですよ。

これから先の未来

私が「政府は本気で経済対策を始めた」と思う理由は、2025年雇用保険の適用拡大によって簡単に退職できるようにした事で、皆さんにとにかくスキルアップして欲しい!それによって労働賃金を上げてください!
という奨励だと思います。

人手不足、低賃金の業界はセーフティネット

スキルアップ、キャリアアップに失敗しても、この業界なら入れる。というある種の「セーフティネット」という位置付けで存在し続けると思います。

ただ、明らかに数は減ると思います。保育や介護、運送に関してはまだ需要があるので「明らかに生活に支障が出る」レベルには至らないと思いますが、

一番ヤバいと思うのが飲食チェーンと小売業なんじゃないかと思います。
コンビニやスーパーよりも、雑貨屋さんと服屋さんが特に店舗数が減ると予想しています。

これも私の勝手な妄想ですが、こうすることで、おそらくトータルで税収が増えるんだと思います。

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