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着眼点ポイント処理方式

タイトルは私が思いついた用語です。

今日は、社会人になって感じた事をまとめていこうと思います。
何だかんだもう14年くらい社会人をやらせてもらっているのですが、いかんせん私には学がありませんでした。

そうなると当然、学歴不問、経験不問、未経験者歓迎の3拍子が揃った会社から社会人生活がスタートするわけです。

この記事の結論というか、私が感じた事は
社会人に必要なスキルの中に「演技力」が確実に含まれている。
という事です。

着眼点ポイント処理方式

本当に何も知らない人間が社会に出て最初に困るのが
「言われた事の意味が分からない」=「お作法を知らない」
事だと思います。私が特に困ったことはこの3つでした。

●思いやり

●考えて

●正解はないんだよ

正直私はこの言葉が大嫌いです。何故なら、内容が具体的じゃないからです。しかもどうやらこの言葉は、本気で相手を思いやったり、本気で相手に気を使う事では無いみたいです。さらに言うと「お互い」ではなくて、立場の弱い側が、強い側へ一方的に施さなければならない「儀式というか作法」なんだそうですよ。あと、正解がないのにじゃあなんで会社は回っとんねん!と思います。それと、考えとるわボケ


社会は着眼点ポイント処理方式で回っている

さっきから出てくる着眼点なんちゃら方式というのは

仕事には、場面(着眼点)ごとにあらかじめ決められた動作(ポイント)が設定されているので、手順(処理)を徹底して、同じ事を繰り返す力が仕事には必要だと思います。

特に学歴、経歴不問、未経験者歓迎の会社はその傾向が極めて強いです。


わかりやすい例を挙げると「来客が来たとき」

着眼点は「来客人数 + 社員の人数」

ポイントは「人数分飲み物とお菓子を出す」

処理は「自分が飲み物とお茶を出す」

これだけです。別に誰かを思いやっているわけでも、何かを考えているわけでも、正解を出したわけでもありません。

でもあなたは業務を遂行し、評価されます。


もっと例を挙げると
「関係者(上司・先輩・後輩・同僚)が作業をしているとき」

着眼点は「関係者が作業している」

ポイントは「そいつに向かって手伝いますよ!と発音する」

処理は「自分がそいつに向かって手伝いますよ!と発音する」

これだけです。別に誰かを思いやっているわけでも、何かを考えているわけでも、正解を出したわけでもありません。

でもあなたは業務を遂行し、評価されます。

仕事中の考えて動けというのは、「ポイント処理してくれ」って意味

「考えて」という言葉を鵜呑みにして、なんか新規で考えたところで、答えは出ませんし、そもそもそんな事誰も望んでいません。

ポイント処理として、決められた手順、決められた選択肢の中から処理すると、考えてる人に見えるし、仕事にミスが無くなる。感覚で生きてる人間は、気分によって手順が無意識に変わっていくので、抜けや間違いが頻繁に起きやすいです。

着眼点ポイント処理方式は、楽に仕事の精度、クオリティーを維持することができます。

●思いやり→着眼点

●考えて→ポイント(あらかじめ決められた動作)

●正解はないんだよ→着眼点ポイント処理(あらかじめ決められた動作を自身がやる

ってことだと思います。

正解を100%とするなら、着眼点ポイント処理は85%です。
100%は存在しませんが、85%は確実に存在します。だから会社は回ってるんです。

今日はそんなお話でした。


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