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自分を甘やかすための、7つの記録。写真とともに、今月見つけた幸せを書き留める。

「11月28日」
 バイト中、今日の日付を書こうとした時、ぎょっと、目を疑った。
「え?……いやいや、まっさかぁ、読み間違えかも。あれ、違う。もう?え、でもそんなはずな、え、あれ、もう月末?っていうかもう今年終わるの?……ええ、そんな時期ですかい?そりゃ寒いわなぁ」というふうに。

 楽しかった出来事も、美味しかったものも、心の底から感動したことも、どんなに大事だと今思っていたところで、時間という波に流され、気づけば、あっという間に過ぎ去ってしまう。

 というわけで、今月を振り返ってみようと思う。

 と言いつつも、私は「今月の振り返り」を書くのが苦手である。
 振り返りとタイトルをつけてから、書こうとすると、「ちゃんと書かなきゃ」と心がこわばってしまう。「振り返り」と言葉を聞くと、授業の最後にノートに書いて提出していた、あの頃の記憶が蘇るのである。

 難しく考えてしまい、または完璧に書きたいと考えてしまい、なかなか心地よく書けない。

 だから、これは「振り返りのようなもの」ということにする。まあ、今月したことがなんとなく自分で分かれば、それでオッケーなのだ。

 11月の出来事、買ったもの、持っているもの、気づいたこと。ざっくばらんに書き出してみた。子供の頃、公園で拾い集めた、きのみや葉っぱ、がらくた(でも自分にとってはそれが宝物なのである)や小物を並べていくような、あの感覚で。

 思いついたことだとか、撮った写真、メモした言葉。そういうものをなんとなく並べていたら、7というラッキーな数になった。

 そんなわけで、ようやく書き出したのが、「11月の7つの幸せ」というわけである。

 前置きが長くなってしまった。気になるタイトルだけでも、SNSの呟きをみるような感覚で、ゆる〜っと、ご覧いただければ幸いです。




Rollbahn Note

 正直にいう。ロルバーンノートは、かわいいという理由で使っている。普段、リングノートは使わないのだが、どうにかロルバーンを使いたくて、いろいろと自分に言い訳を探しながら、よく買っている。

この淡いブルーの色が、今のマイブーム。
冬っぽい澄んだ色合いとこの柄、雰囲気に惹かれて、Amazonで買ってしまった。
これは以前、衝動買いしたロルバーンノート。
表紙の髪質がザラザラとしていて好み。やわらかいグリーン、お花がかわいい。
最初だけ使っていたが、放置していた。このノートを使い切ったら、さっきの新しいノートを使い始めたい。

 そんなわけで、自分に言い訳をして購入し、「かわいい」というモチベーションのもと、書き始めてみる。すると、やっぱり使いやすい。書きやすい。やっぱいいな〜と、いつも思う。

 私はこのノートを、考えたことや日々のちょっとしたことを、書き留めている。
 思考、影響を受けたこと、モヤッとすること、今日のやること、そのうちやらなきゃいけないことなど、思いついたことから、バシバシと書く。
 それが、なんとも良い。
 とりあえず、で良いのだ。今日の自分の頭の中を、全部このノートに移し替えるかのように。
 データを移行するみたいな感覚で、自分の頭がスッキリする。スッキリした状態で、目の前の行動に戻ることができる。大変助かっている。


2025 Diary

 2025年のスケジュール帳。何を買おうか、すっごい悩んでいたが、11月25日、ようやく購入した。書店で見つけたNOLTYの手帳を買った。

 「アクセスA5-4」中身はシンプルで、バーチカルだけでなく、やることを書けるスペースもある。タスクやできたことを記録していく予定だ。

 新しい手帳やノートって、無条件に楽しい。デスクに置いておくのも、目に入るだけで、なんだか楽しいし、嬉しいし、ワクワクする。

 小学校の時、新しいノートを買ってもらって、1ページ目を使い始める瞬間。きっと、あのときめきに近い。

 偶然、バーチカルは、ちょうど11月25日から使うことができた。

 書店へ行くまで、意識していなかったのだが、購入した日の夜から、早速使い始めることができて、うきうきした気持ちでノートを開いた。

 ブルーの表紙も気に入った。使っていきながらゆっくりと自分に馴染んでくれたら嬉しい。


BOOKOFF

 出会っちゃった本。単行本コーナー、やっぱり大好き。

Dear Fig Tree

 今朝、ふと見つけた。関根 優実さんのYouTube、Dear Fig Tree動画の雰囲気が心地よい。彼女の言葉は、はっきりと言語化されているところが素敵で、つい聴き入ってしまった。生活や考え方について、良いなと思うところがたくさんあった。

 思考に没頭すること、自分と向き合うことのための時間を、自分の生活の中にもっと取り入れたいと思った。自分の大好きなノートや、手帳や、コーヒーとともに。

 そうか、最近、何か足りないと思ったら、インプットが必要な瞬間だったのだな、と気づいた。インプットは時々、自分が行動するための活力をくれる。

 私は、人の思考に触れる瞬間が好きなのかもしれない。人の思考に触れ、刺激を受けることで、自分の考えが巡り始める。自分の言葉が湧き出てきたり、何かしらの形でアウトプットしたくなる。

 その人の考えとか、大事にしていることとか、そういうものをそのまま言語化されたラジオや本、動画を好むのは、それによって影響を受け、自分の言葉が湧き出てくるのが楽しい、という部分があるのだと思う。

 自分だけでは辿り着けないところがたくさんあって、インスピレーションを与えてくれる存在というのは、その場所へ行くための地図を見せてもらうようなものかもしれない。


Christmas🎄

 ハロウィンが終わって、クリスマスの装飾によって、街が彩られていく。生活の中にクリスマスが増えていくと、そうれだけでウキウキとした気分になる。ディズニーストアで、スティッチのクリスマスのぬいぐるみを買った。家にあるクリスマスの小物と一緒に、本棚に飾ることにした。小さなツリー、LEDのキャンドル、お菓子のおまけでついてきた靴下の置き物、プレゼントの飾り。本棚の一角にできた、我が城のクリスマスコーナーの誕生である。


JUNK & Azalea 🌾

 私の推しアーティスト、米津玄師さんのライブが当たった。新曲"Azalea"が良すぎる。というのが重なり、本棚にCDコーナーを作ってみた。こうして並べてみると、良い眺めだ。

 CDって、自分の今までが詰まっているような気がする。何気なく買っていただけだったが、サブスクで気軽に聞けるからこそ、CDをコレクションすることで、並べた瞬間、自分にとって大事なもの、自分の心の奥底に、なにかこう、固い軸のようなものを並べている、そんな感覚になった。音楽を生きよう、そう自分を奮い立たせてくれる棚。


MUJI

 寒さが増してきた。甘いものと温かいドリンクで心も潤す時間が必要。と、言い訳して、無印良品でつい買っちゃったおいしいものたち。心に栄養を与えてくれるので、やっぱりおやつタイムは、私にとって大事なもの。

 カカオトリュフ、レジ前にあってつい買ってしまった。食べてみて、買ってよかったと心から思う。口の中でとろける。最高。絶対に、また買いたい。他にも味に種類があるらしいので、また今度見つけたら買おうと思う。

 初めて見た。季節限定の言葉に釣られて、購入。これも買ってよかった。バナナの香りとココアの相性が最高に良い。幸せな気持ちにしてくれる。最近は、自分を甘やかす一杯である。


 自分の機嫌は自分で取ること。やっぱり、この世界を生き抜くためには、これが一番大事だ。
 自分のことを、一番に自分で愛すること、どんな自分もわかってあげること。それがなくちゃ、やっていけないよなぁと、この頃思う。

 誰かに支えてもらうわけでも、何かに寄りかかろうとするわけでもなく。自分で自分を支えるための杖を探すとか、自分を楽にしてくれる風船を腰に巻いて体を軽くしてみたり、または休むための椅子を準備したり。


 人間誰しも完璧ではない。イライラすることもあるし、ネガティブな循環の中にいると、知らぬ間に人に当たってしまうこともある。
 自分で機嫌を取れない人間が苦手で、イライラしている人と関わると、影響を受けやすい。私のせいじゃなくても、落ち込みやすい。

 だからこそ、鏡だと思って、その人を自分のことだと思って考えてみる。

 ただ、そういう行動をとってしまった時、それを当たり前と捉えて「良いじゃん、こっちだって疲れているんだし」と考えて放置するか、「ああ、当たってしまった、謝ろう、こういう理由で疲れていたのだと、ちゃんと説明しよう」と人に伝えるか伝えないかでは、全く違うと思うのだ。

 よくないと思う行動をとってしまっても、それを自覚できたら、自分で機嫌を取ろうと自分の行動を見直すことができる。私は十分、良い方向へ向かうことができる。
 でも、自覚せず、意識しなければ、ずっと、誰かに誰かに刃を向けたまま、そしてそれを無自覚で暮らしていくことになる。それって、なんだか孤独なことのように、私は思えてしまう。

 自分を甘やかすことを許していい。これって、案外、難しい。だからこそ、自分で自分を幸せにするための方法を、見つけて、数えて、書き留めながら、大事にしていきたい。

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