【ヴァンゲリス脳内再生】むかし聞いた話と違いすぎるイマドキの宇宙論にビツクリ[最新宇宙論]
2007年公開のブログに書いていたテキストをリライトしてみた。
間違いなく、2024年の今なら、さらなる発見があるんだろうな……。
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■ かつての宇宙年齢は200億年と習った
ふと話題になっていろいろと調べたら、これがビツクリクリクリ(汗)。
いま現在20代後半以降の方はこう習ったと思う(2007年現在)。
約185〜200億年前、宇宙はビックバンからはじまって、膨張し続けている。
そして、いつか収縮していって、またゼロになると。
ワタクシなんかは、
実際に当時の「高校物理」でこれを実際に計算した記憶がある(ゆとり教育以前)。
結果、宇宙の年齢は200億年と答えが出て「なるほど〜」と実感。
みなさまもそう習ったハズ。
■ 宇宙の大きさは、930億光年ってどういう計算?
ところが、最近は違うらしいのです。
ちょいちょいニュースで、宇宙に関する最新ニュースの見出しを目にしていたけど……あらためて調べて驚愕な事実オンパレードときた。
例えば、2003年における観測結果では、宇宙の年齢は約137億年なんだとか……。
マジですか!
なんで数字減ってるの?
しかも、昔はビックバンと共に飛び散った粒子は、光速で200億年かけて全方向に拡大したから、宇宙の大きさも200億光年と習ったけど……。
これも昔の認識らしく。
現在の常識では〝球〟としての宇宙の大きさは、約930億光年なんだとか。
マジですか!
約137億年って、さっき言ってたやん。
なんでも「共動距離」という理論があって、この数字には問題ないらしい。
さらに、宇宙の終わりについての最新議論はさらに複雑。
なんでも、宇宙は膨張・縮小しながら永遠に続くという発想は、前世紀的発想で(定常宇宙論というらしい)。
しかも現在は、ビッグクランチを含む「振動宇宙論」やら「宇宙の熱的死」やら「ビッグリップ」やら、いろいろとあって、もうアタマついていきません。
いずれにしても、昔習ったことは全否定されているみたいなのですーーーー。
たぶん、このあたりは大学院でないと習わないと思うわけですが、高校の教科書はいまどーなっているんだろうね
また、なにかの機会に再勉強するか。
むかし『宇宙戦艦ヤマト』とならんで、宇宙好きのきっかけとなった『COSMOS』『コンタクト』のカール・セーガン博士にまた解説して欲しいお年頃ですが、宇宙はやっぱりオモロイっす。
ヴァンゲリスの音楽、脳内再生。
コスモス (テレビ番組)
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