月に太陽
Nec tecum possum vivere, nec sine te
あなたは私の痛み、あなたは私を殺しあなたは私を生かす
私はあなたとともに生きていけない、私はあなたなしでは生きられない
月と太陽 陰と陽 黒と白 影と光
対になるもの
どちらか欠けても意味を成さぬもの
どちらが正しいとか優位とか強いとか弱いとか正義とか悪とか
優劣つけたがったりつけたがらなかったり
０か１００とか好きとか嫌いとか
気がついたら、誕生日おめでとうと、数年ぶりにお祝いをしてから一ヶ月も経っていました
（雨の匂いがします）
月が沈むから陽の眩しさが際立ち、陽が昇るから月の輝きに恍惚とし
お互いが惹かれあって、けど共存はできなくて、でもバランスを取ることはできて
月と太陽なら月が好きだし、黒と白なら黒が好きだし
日差しと日陰なら日陰が好きだし、夏と冬なら冬が好きだし
半袖と長袖ならパーカーが好き
自分に持ち合わせていないものを差し出すことは不可能だし
差し出されたところで自分に受け取る余裕がなければそれは無に等しいし
自分にないものを持っているから人は人と一緒に過ごして
無から有を生み出して、惹かれあって、答えのない問いに答えを当てはめ
て
て
で？
酒が入るから素になれるのか
酔っ払った時も素なのか酔っ払った時が素なのか
卵が先か鶏が先か
みたいな
そんな
ん
じゃ
なくて
自分を自分でカテゴライズしていくのは簡単で大事かもしれなくて
自分を知ることは世界を少しでも生きやすくさせて
でもそれは他人が存在するから比較できることであって
他人を介して自分を知ることもやっぱりあって、
失って初めて大事さを知るのは傲慢なこと？
けど一緒にいなければそれすらも知ることがなかったとしたら？
（何を言いたいのか全く分からん）
（いつものことか）
つまりは太陽が全てではないよねって話がしたくて
私は私でいていいし、君は君でいていいし
自分にそれができないなら苦手なら得意な人がやればいいし
少しずつでもやっていければいいし
私は私の、君は君の太陽を見つけていければいいし
っていうか、どうして主軸が太陽なんだろう？
どうして明るいうちに活動し、暗くなるときは眠るのだろう
どうして人間はそういう風に設計されたのだろう？
月の光で光合成して月の光を浴びてセロトニンを分泌させろよ
今息をしているこの時が実は夢で、眠って意識がない時が本当は現実と呼ばれる時なのかもしれないのに
人間って変なの