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(第1回)Flash講座 Flashとアニメーションについて知ろう!
皆さん、こんにちは。
さて、皆さんはAdobeのソフトでFlashというものをご存じだろうか?Adobeといえば、よくPDFファイルの資料を連想しそうである。しかし、それは多くのAdobeソフトの中にある「PDFリーダー」や「PDFビューア」であり、Adobeソフトのうちの1つに過ぎないのだ。
今回紹介していくのは、このAdobeの中の「Flash Professional CC」というソフトである。このソフトは、よくアニメーション作成などで使用されている。読者の中には、過去に教材や参考書等で勉強してみたが、難しかったので諦めてしまったという人も多いだろう。そんな人のためにも、まずは基礎からFlashについて、学習していこう。
§1-1
(1)アニメーションの原理について
(a) 仮現運動とは何か?
平たく言うと、静止している2つの図形の一方が消失し、同時に他の一方が出現すると、図形が動いているように見えるような現象を仮現運動という。もっと分かりやすく言うならば、パラパラ漫画を想像してほしい。パラパラ漫画は、一枚一枚の紙に絵が描いてあり、それを連続してパラパラめくっていくと、動いているように見える。この現象を利用しているのだ。例えば、一つのフレームの中にAとBの2つの図形を置いて、はじめはAだけを視覚的にわかるようにBを消失させておき、次の瞬間に、Aを消失させてBを視覚的にわかるように出現させると、その図形があたかも動いているように見えるのだ。
(b)アニメーションとは何か?
アニメーションという言葉は、日常生活の中でよく聞くことがあるだろうが、多くの人はその原理について考えたことがあまりないだろう。実際、私もこの勉強をするまでは、「アニメーションの原理ってなんだ?」っなんて考えた事のなかった(笑)。さて、アニメーションの原理とは「少しずつ違う絵を連続して表示すると、上記に述べた仮現運動により、実際に動いているように見える」ことである。
(c)フレーム
この言葉は、どこかで聞いたことがある人が多いと思う。これは、アニメーションにおいての1コマ1コマのことを示すワードである。実際に、Flashを使う際にも使用するワードなので、よく覚えておこう。
(d)セル画
セル画といえば、最近私が見に行った「ジブリ大博覧会」にあったものを思い出す。昔のアニメーションは、透明なセルロイドに着色した絵を何枚も重ねて、カメラで1コマずつ撮影していた。この透明なセルロイドに着色した絵のことを「セル画」という。実用方法に関しても説明しておくが、これらは、背景のセル画の上に人物のセル画を重ねて、さらにその上に口や目のように動かすパーツのセル画を重ねて作成するのだ。当時、セル画が重宝された理由としては、背景や大本の部分(身体など)を換えずに、口や目のような動かすパーツだけを何パターンも描いて、これらを背景や大本のセルにのせて順番に撮影していくと、アニメーションになることにある。現代においても、どのアニメーション作成ソフトを見ても、この手法が根底にあるのは自明的であろう。
さて、今回の講義はガイダンスようなものなので、以上で終わる。
次回からは、本格的にflashの使い方を伝授していく。楽しみにしていてほしい。
また、他にも「私の面白い経験談」や「恋愛事情」、「デザインのソフトウェアの使用方法」等々の幅広いジャンルに関しても、投稿していこうと思うので、今後もご閲覧の程、宜しくお願い致します!
では、また。