6/18 ベイスターズvsマリーンズ
佐々木朗希?うちはそんなに怖くないよ の巻
先発は石田と佐々木朗。
佐々木といえば、もう球界を代表するピッチャーで
5本の指に入るといっても過言ではない好投手。
佐々木の印象はガンガン ストライクを放ってきて
追い込んだらフォーク、または見せかけといてストレートズドン
で三振を積み上げていくそういうスタイルのピッチャー。
ハマれば、手も足も出ない可能性はあるが、
早いカウントからストライクを取りに来る投手なので
仕掛けの早いベイスターズ打線にとっては
それほどやりにくい相手はない。
まぁ、それでも4:6 3:7で佐々木の勝ち
だとは思っていたけど。
その3割4割を出せばいい事と。
それでも、先に点を取られたりするときつくなるので、、、
とはじまったんだけど、初回、石田が先頭岡に四球。
2番藤岡は三振に取ったものの、中村にも四球っと
なんとか今回は無失点で切り抜けたものの、
ヲイヲイという立ち上がり。
打つ方より守る方が心配になってしまった。
佐々木の方の立ち上がりは、ストレートの半分くらいが160キロオーバーで
スピード自体はでているものの、3人中2人が三振だったものの、
バットにボールが当たる。
これならいけるんじゃない?っていう印象で立ち上がった。
が、先に点を取ったのはロッテだった。
石田は2回3回と三者凡退で調子が上がってきたかなという所で
中村にガツンとライナーでスタンドイン。
ホームランの前のカーブを見逃したとき、
なんか印象的で ”おっ” 緩急も効いてきたかって思ったんだけど、
逆に次のストレートを狙われたか。
なんか、そんな感じの一発だった。
それでも、石田はその1点1安打で5回を投げ切り、
打順が回ったところで交代。
球数86はもう一イニング行けそうではあったが、
やはり、相手が佐々木という事で、
ランナーが出れば代打のカードも早め早めに切っていくという所だったかな。
で、佐々木の中盤にかけてだけど、
立ち上がり、イケルイケルという希望を持った通り、
ホームランを打たれたその裏、
関根が四球を選ぶと、楠本が送って1死2塁。
ストレートは速いし、フォークも落差あるし、良く決めたなーという印象。
佐野がセカンドゴロで1死3塁になって、牧がレフトフェン直2塁打。
さすが牧!!!われらの4番!!
で、このあたりから、佐々木の異変というか
試合前の印象と今日のピッチングがなんか違うなって思い始めてて
なんせ、ストライクガンガンくるピッチャーが四球を出しているからね。
関根が良く粘って勝ち取った四球ではあるんだけど、
四球出すんだぁという感じと、よくよく考えればストライク少なくね?っていう感じと。
で、試合終わって調べてみたら
5回までの2巡(18打席)で、初球ボールが7回。
初球ストライクも次の球ボールが4回(内1回が3球目もボール)
そう、カウントを作るのにちょっと苦労をしていたんだ。
3ボールノーストライクとかにはならないので、
見てるときはほんのちょっとの違和感しかなかったけど、
振り返ってみるとね、
佐々木の調子が悪かったのか、ビビっていたのか
それともベイスターズが早く仕掛けてくるのがわかっていたから
少し避けていたのか(逃げていたのか)
それでも、球は速いのでベイスターズもちょっと工夫していたしね。
バント(難しい球が多い中よく決まったよ)してプレッシャーかけたり
戸柱なんか速い球に対応するためにノーステップで打つ場面もあったりね。
まぁ、それでもしっかりファールで粘れていた印象はあるけど、
そういう工夫とね、佐々木側の対応がね、あいまって
想定よりちょっと球数が多かったんじゃないかな。
6回は割とストライクを集めてきたんだと思う。
先頭関根が、この日初めてだと思う。
ストレートをパチンととらえてセンター前に出塁。
しかも初球のストレートを。
さらに、楠本の初球に盗塁を仕掛ける。
ここも初球に走ったってのが大きなポイントだと思う。
また、さんざんバントしてきた。
決めることが出来たので相手も楠本のバントの構えに盗塁の思考は小さかったのではないかな。
俺も、てっきり騙された。
バスターだったので、空振りも若干おくれて盗塁にナイスアシストになった所もgood!!
楠本、佐野は三振に倒れたものの、フルスイングで佐々木にプレッシャーをかけて
佐野が9球も粘ったその直後、初球、牧が放っただ打球は打った瞬間外野を抜けると
(正直フェン直位だと思ったので、打った瞬間の印象よりは飛んでない)
確信する3塁打で勝ち越し。
もう一点 もう一点 という気持ちの宮崎の打席。
外角をパーンとはたいた打球はライトポール際へ。
本人は風だと言っていたが、風だけでは切れていく打球。
それが切れずにまっすぐ飛んで行ったところに宮崎の技術の高さがうかがえる。
2ランホームラン。3点差!!
まだ、3点差で点差だけをみれば、まだわからない点差なのだけど、
ホームに帰った牧がベースを踏んでベンチに少し歩みよったところで
ガッツポーズに雄たけび。打った本人よりテンション高く。
勝利を手繰り寄せた1打であったことを物語っていた。
勢いそのままに8回に2点とって5点差とし、
投手リレーも、森原、ウェンデルケンがパーフェクトでつなぎ
伊勢、ヤスアキと完璧な必勝リレー。
伊勢がヒットを打たれるまで、中村の一発、ヒット一本で締めるんじゃないかと思う位
投手陣も完璧だった。
前日とは違って序盤から手に汗握る展開も、
ハマるところがはまって、快勝!!
ナイスゲーム♪