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7/15 ベイスターズvsカープ

時代は動くのか、動かないのか の巻

先発は今永と大瀬良。
今永の出だしは、3回を打者9人30球以下でスーイスィと立ち上がった。
大瀬良もそれにつられるように、こちらも3回を9人で仕留める。
なんとも、横浜-広島戦らしからぬ、序盤の展開。
3回終わって30分強って高校野球かよ って感じ。
まぁ、それでも、横浜-広島戦ですからね。
9回終わったらどうせ3時間は超えているんだろうとは思ってはみてたけど。

そう、思ってみてたんだけど、あれよあれよとイニングが進んでいって
こりゃ、どっちからノーノーやっちゃんうんじゃないの?
なんてちょっと思ったその瞬間、
今永がデビッドソンにレフト前に運ばれて球場がため息。
まぁ、それでも5回くらいまでノーヒットなんてしょっちゅうあることなのでね、
気落ちすることなくその回は抑えた。
大瀬良が捕まったのは6回。
先頭の京田がしぶとくセンター前に運ぶと、戸柱が2球バント失敗したあと、
意地のライト前で無死1,3塁。
ここで、今永がバントの構え。
1死2,3塁を作って1番勝負。ほとんどの人がそう考えただろう。
大瀬良がモーションに入ったその瞬間、戸柱がスススっと動く。
あー、やっぱり2,3塁を作るんだなと思った。
今永のバントが、これまた絶妙で、距離感もよくて高くも弾んで。
そると、俺の視界に入ってきたのは3塁ランナーの京田。
難なくホームはセーフで1死2塁。
いやーーー、このスクイズはすごかった。
バントの構えからのスクイズなんて、今まで見たことなかったかもしれない。

ただ、今永が初ヒットを打たれてからがピリっとしない。
6回も2死からランナーを二人だし、
7回もランナーを2人。八回も1人。
無失点で抑えてはいるけど、ちょっとこのまま行くのは怖い。
前半が良すぎたところからのイメージなのかもしれないけど、
8回投げ切って124球。
裏に打順が回ってきたら、そりゃ交代だろうと。
その8回裏、1点取れなかったのが、勝負の分かれ目となったか。
それだけヤスアキが不安定だという所でもあるのだけど、
ここで1点取れていればね。
1死から京田が四球で歩いた後、戸柱が三振。
プッシュ気味にバントしたり、いろいろと工夫はしていたのだけど、
ここで送れなかったのがね、ちょっと痛手だった。
で、今永に代打、藤田。
正直ね、もう、藤田に頼っているようではチーム状況はドンゾコなんだよね。
なので、ここで一本の期待はするけど、あまり活躍しては欲しくない
微妙な気持ちで打席を見守ると、ライト線を破る2塁打。
打った瞬間は 回れ~回れ~と思ったけど、
三塁を回ったところでストップ。
行きたかったけどねぇ、あれ回してもアウトだろうからねぇ。くぅーーーー!!!
まぁ、それでも、つないだつないだ。
楠本が打てばいいのさ! って話なんだけど、残念ながらショートゴロ。

で、9回はヤスアキ。
まぁ、当然ですね。不安定な投球が続いてはいるけど、
ここを任せるのは彼しかいないし、
セーブシチュエーションではまだ1回しかやられていないからね。
先頭、菊池をショートゴロに打ち取って、
当たりのヤスアキかと思ったその瞬間。
坂倉が放った打球は乾いた音とともに俺の目の前を右から左へ通過してスタンドイン。
はぁぁぁぁぁぁ。。。。。。。。ガックシ。
まぁ、それでもまだ同点ですからね。ここで抑えれば、ギリ仕事はしたと言えるんだけど、
デビッドソンにレフトオーバーの2塁打。
たまらず、三浦が出てきて、ピッチャー交代。

ん!!?? 交代??
ここで、代えるんだ。って思った。
まだ同点、しかもイニング途中での交代。
とうとうヤスアキの時代が幕を閉じたか。そういう印象を持った交代だった。

代わって出てきたのはエスコバー。
小園はショートゴロと思われたその瞬間、1塁塁審の両手が広がりセーフ。
ビデオ判定もセーフ。
1死1,3塁。絶体絶命ですよ。
末包のところで小園が走って、2ボールとなって申告敬遠。
まぁ、当たり前の作戦ですね。
で、代打會澤がレフト線上へ犠飛。
落としたらフェアだったかなぁ。俺の位置からは全く見えず。

9回裏はお通夜みたいな攻撃で試合終了。

んーーー、、、時代が動くのか動かないのか、次の試合の采配がどうなるのか。

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