8/9 ベイスターズvsスワローズ

ベイスターズには珍しく、石田裕太郎は勝ち運あるピッチャーかもの巻

先発は石田裕太郎。
初回１番長岡、２番宮本とポンポーンとヒットを打たれ、
無死１，２塁となって、サンタナは三振に抑えたのだけど、
村上にもなんか格の差を見せつけられるようにライト前に持ってかれて
あっさりと先制。
それでも、この子がすごいのは度胸良くストライクが投げれること。
オスナ、太田をセンターフライに打ち取って最少失点切り抜けた。
まぁ、それでも、最近のベイスターズの調子を考えれば、
重い重い１点だし、今日もかぁ　って思ってしまう１点ではあった。

そんな雰囲気が漂っていたからか、どうかはわからんけど、
３回、先頭から始まるヤクルト打線。
１番長岡がツーベースを放つと、宮本がバント、サンタナを歩かせて
村上が犠飛と。。。コツコツと点を取られていくパターン。

で、流れを変えたのは、ガッツマン桑原。
高く弾んだセカンドへのゴロに１塁へヘッドスライディング。
タイミングはアウトに見えたが、
審判はセーフ！！　ヤクルトはビデオを見るとは言わず、
その直後、初球を梶原がライトスタンドへ弾丸ホームラン。
俺としては、１点が２点になった！ついてるぞ～～。

同点となると、石田は自分の持ち味を発揮し、
キーとなる打者には用心しながら
テンポよく打者に挑んでいく。
そんなテンポが攻撃へも波及していった。

６回、山本。
打った瞬間は単なるフライかと思ったのだが、
高く高くうちあがり、打球が落ちてこない。
自分の前を通過した時に、お！これは行ったんじゃ？と。つぶやく。
なかなか落ちてこない打球は風にも助けられ
レフトスタンド最前列に　ぽとり　とホームラン！勝ち越し！

されに、７回。
石田に代わって代打渡会。
ショートへの難しいゴロになって、長岡のグラブからこぼれ
記録は内野安打。
桑原はバント。上手じゃない方だと思うけど、大丈夫か？と思ってたら
案の定、ぎりぎりの打球。
が、ぎりぎりの打球がゆえか、ピッチャー大西が焦ったか、
大西のグラブからもボールがこぼれ、無死１，２塁。
さらに、梶原にもバントさせるかな？と思ってたら、
さすがにホームラン打ってる打者にはバントは無いらしく、
結果も残念ながら三振で、１死１，２塁。
しかし、３番佐野への５球目、ワンバンドになる投球を捕手が取れず、
その隙にランナーが進んで無死２，３塁。
１点負けててさらに２点の失点はヤクルトも辛いとおもったのか、
ここで内野手が前に来る。
そして、佐野に投じた７球目。やや詰まった打球がセカンド後方に
ふわりと落ちる２点タイムリー。
度会の記録は内野安打だけど、
守備のミスでランナーがたまって３塁までいったことで
前進守備になり、そのせいで取れる打球も取れずに２失点。
まるで、ベイスターズがやっちまう守備をヤクルトがやってくれた。
超ラッキー。

で、ここからはブルペン。
８回は中川で９回がヤスアキ。
森原の３連投回避って所もあるのだろうけど、
９回、ブルペンから出てくるときに歓声が上がり、
ん！？と思ったらゾンビネーションがスタジアムを包む。
一段とボルテージがあがり、いつも以上のヤスアキコール。
やっぱり、ベイスターズファンは彼がここに戻ってくることを待っている。
そう感じさせる入場だった。

ヤスアキは先頭に四球を出して、ヲイヲイってなるのだけど、
その後は３者連続三振と。
ヤスアキ劇場と揶揄されるけど、
この不安定さも含めて彼の魅力だと思うんだよね。
自軍は抑えてくれると信じてるし、相手はもしかしたら行けるかもしれないと思う。
最後の最後まで野球を楽しませてくれて、最後は勝つ。（←ここ重要）
すばらしいエンターテナーだよ。
名球会までがんばれ！！

24シーズン観戦成績
９勝１３敗