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新刊「UI 実装であると嬉しいレシピブック まかない編」の電子版を公開しました!

残念ながら技術書典8がやむなく中止となってしまいましたが、2月上旬までに新刊の原稿を書ききる目標で予定通り原稿を進めていたこともあり、今回は電子版のみ現在はBoothにて販売しておりますので、ご興味のある方は是非お手に取って頂けますと嬉しく思います。
※紙版の本書につきましては次回の技術書関連イベントで頒布致しますのでその際には何卒よろしくお願い致します😓

新刊の内容に関する簡単な説明と紹介

一昨年に初めて執筆したVol.1では少しのアイデアと工夫を盛り込むことでUI実装や表現をより良くするTIPSを紹介した書籍として、前回に販売したVol.2ではGithubでOSSとして公開されているUIライブラリを上手に活用したUI実装や表現をするためのTIPSを紹介した書籍としての位置付けでした。

どちらの書籍も100Pを超える少し分厚めの書籍と結果的になった関係で、本当は盛り込んで紹介したかったUI実装や表現に関するTIPSも何点かありました。今回は、そんな紙面の都合で紹介し切れなかった、

(1) UIScrollViewの性質や AutoLayout設定と画面構成を上手に工夫することで実現可能なUI実装
(2) 難しいレイアウトやアニメーションに対してOSS製のライブラリを有効活用することで実現可能な複雑な動きを伴うUI実装
(3) iOS13以降で新しく登場した新機能を利用することで複雑な画面を実現するUI実装

といった実務の場面においても要望が高そうなUI実装に関するTIPSを「まかない編」(番外編)として改めてピックアップしてまとめたものになります。

アニメーション・トランジションを盛り込んだ表現や、指の動きやスクロール伴って変化する表現、といった機能と調和した良いアクセントとなり得る部分に対してのUI実装を考察する際に、本書が少しでもお役に立つことができれば幸いです。

UI実装本まかない表示

iOSアプリ開発 - UI実装であると嬉しいレシピブック まかない編
¥1000 / B5版
All 152 Pages

【サンプル概要】
掲載しているサンプルにつきましては3本収録しております。特にUI実装の部分やライブラリの活用にスポットを当てた構成ですので、コード内にもできるだけコメントや実装ポイントのメモも残しています。(※実際のコードでのコメントが書籍と異なる箇所もありますが、基本的に内容と大きく乖離はないと思います。)

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【書籍に掲載したサンプルコードはこちら】
こちらも前回・前々回での書籍同様に、実際にお試し頂けるサンプルコードにつきましてもGithubにて公開しておりますので、書籍を読み進めながら更に理解を深めていく際に参考になれば幸いに思います。(こちらのコードにつきましても定期的に保守をしていく予定です)

目次と構成につきまして

今回は「まかない編」という位置付けであったので分量も前回より押さえ目にできればなぁと思いつつも出来上がってみると152Pという、まかないにしてはなかなかボリューミーな仕上がりになってしまいました...。しかしながら今回も画面構造の解説やポイントとなる部分の図解やコード解説部分のコメントは惜しまずに盛り込みましたので、
(また、内容に関するフィードバック等も受け付けておりますのでこちらも頂けますととても嬉しいです!)

【まえがき】
- 動作環境及びバージョン
- サンプルに関して
- 誤表記などに関するお問い合わせに関して

【第1章: メディアアプリ型のUI】
- 事前準備に関して
- 本章でのサンプル実装における概要
- それぞれの画面における実装と役割について
- 一覧表示画面における無限スクロール型の表現を実装する
- 詳細表示画面における UIScrollView の性質を利用した表現を実装す
- 指の動きで閉じることができるセミモーダルビューを実装する
- コーヒーブレイク

【第2章: 構造が複雑な写真表示UI】
- 事前準備に関して
- 本章でのサンプル実装における概要
- それぞれの画面における実装と役割について
- 利用したライブラリの紹介
- 複雑な形のサムネイル画像の縦横比を意識したタイル状の表示画面を実装する
- 記事一覧をタブ型表示とスクロール切り替えを伴う画面を実装する
- カスタムトランジションやスクロールの変化に応じた動きをする詳細画面を実装する
- コーヒーブレイク

【第3章: iOS13からの機能を使ったUI】
- 事前準備に関して
- 本章でのサンプル実装における概要
- それぞれの画面における実装と役割について
- 利用したライブラリの紹介
- APIモックサーバーから表示データを取得する部分をCombineで実現する
- UICollectionViewCompositionalLayout を利用してセクション毎のレイアウトを構築する
- DiffableDataSourceを利用した差分更新を意識した表示用データを構築する
- Combine Frameworkを利用したMVVMアーキテクチャを実現する
- UITableViewについてもDiffableDataSourceを利用する
- その他UICollectionViewCompositionalLayoutを利用した例
- コーヒーブレイク

【あとがき】
- 今回の執筆に当たって
- 筆者プロフィール

最近は書籍関連のネタ以外noteに書いていなかったかも...

最近はあまり僕の書籍関連のネタ以外の事を書けていなかったので、今後はもうちょっと技術的なアウトプットとは別軸なトピックも書いていければと感じております。例えば今書きたいなと思っているアイデアとしては、

・カンファレンスに参加した際の備忘録
・iOSアプリ開発以外で取り組んでいる事の紹介
・プライベート等で関心のある事の紹介

が、ぱっと思いついていますが、肩肘を張らないで読んで下さる方も僕自身も楽しむことができるものを書いていければいいなぁ、と。

(近況としては花粉症の症状が結構ひどくってクシャミ・鼻水・目の痒みに絶賛悩まされ中です...🤧毎年軽い症状はあったんですが、ここまで激しい感じになったのは初めてなので驚いています。)

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