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変わらないものが凄い

かなり久しぶりの投稿です。
前回投稿したのはいつだろうか、、、恐らく半年以上前、、、

この半年でガラッと環境が変わりまして、今は新しいステージで挑戦しています。
(これについては、改めて後日書きたいと思います)


「変わらないものが凄い」

文化庁のYoutubeの動画で、このパワーワードが出てきたので、思わずnoteに書こうと思いました。

この言葉だけ聞けば、なんとなく「ふーん、なるほどね」と思うかもしれませんが、数々の成功をしてきている秋元康がこれを話すと、
「うんうん、つまりどういうこと?」と続きを聞いてみたくなります。

続きを聞いていくと、次のような話も。

・「ヒットは狙えるけど、スタンダードは狙えない」
・「良いものは変わらなくて、変わらないものを今どう伝えるか」

つまり、秋元康からすれば、1年間流行るお店を作って、と言われれば、そんなの簡単にできるけど、50年後、100年後も続くお蕎麦屋さんを作って、と言われると、それは非常に難しい、といいます。

変わらず残っているものには、何か理由があって、そこに価値がある。
何百年の中で消えていく文化があり、残る文化があり、変わらないものというのは素晴らしい。
そして、その変わらないものを今どう伝えるか、これが今の自分の仕事である、と秋元康は話しています。

今、私も文化について勉強しているので、その中で何かヒントになる話なのではないかな、と思いました。

そして、秋元康は変わらないものを見る一つのきっかけになるのが、
東京2020(オリンピック・パラリンピック)である、と動画の中で続けています。

東京2020は日本文化の発信のチャンス

残念ながら新型コロナウイルスの影響を受けて、東京2020は来年に延期されてしまいました。(来年できるかどうかもまだ分かりませんが)

言うまでもなく、東京2020が日本文化の発信のチャンスであることは間違いないと思います。
前回、リオデジャネイロの閉会式でのパフォーマンスでは、それを見て興奮する会場の盛り上がりがあり、改めてその影響力を強く感じました。
きっと、東京2020でも同様の、世界中の人を興奮させる演出が多く行われるだろうと思います。

では、その演出で日本は何を発信したら良いのだろうか。

と考えたところ、今回取り上げた「変わらないものが凄い」というのが繋がって来ます。

もちろん、今流行っているもの、世界に広く知られている日本の文化を組み込むことは大事ですし、それを見て世界中の多くの人が感動すると思います。

ただ、それだけではなく、「日本の変わらない文化」についても取り入れていった方が良いのではないか、と思いました。
ここで言う「日本の変わらない文化」というのは、ただ単に今流行っているものではなく、100年後に見た時にも誇れるものだったり、あるいは100年以上前から日本が大事にしているものだったり、そういった、日本人が根本的に大事にしているものを発信できると良いのではないかと思います。

では、果たして「日本人が根本的に大事にしているもの」は具体的に何なのか、というのは、今新しい環境で勉強しているところです。
色々な人と知識と意見を交わしながら、考えて行けたらと思っています。

春のセンバツだけでなく、夏の甲子園も中止に

変わらないもの、という点では、甲子園もその一つではないかと思います。

新型コロナウイルスの影響は予想よりも遥かに大きく、今夏の甲子園も、春に続き中止となってしまいました。
春のセンバツは今年92回目にして初の中止、夏の甲子園は戦後初の中止と異例中の異例の事態です。

これに関しては、様々な意見があり、多く議論されていますが、私自身も一人の元高校球児として、この結果は非常に残念でなりません。
特に、今年で最終学年を迎える3年生のことを思うと、春も最後の夏も、晴れの舞台がなくなってしまったので、本当に心が痛いです。

ネットで調べてみると、各地域で甲子園地方予選に代替する大会を検討する動きもあるみたいですが、残念ながらそれも断念している地域もあるようです。
その理由を調べてみると、いくつか挙げられており、読めばなるほど確かに、大会を行えば色々な問題が想定されるなと思いました。

その中で、理由の一つに「選手の熱中症が想定される」という項目がありました。

つまり、例年より選手が練習をできていないから、熱中症にかかりやすく、それがまた新型コロナウイルスの症状と区別がしづらい事態が発生すると、医療関係者への大きな負担が予想される、というものです。

「そうか、選手は大会参加は愚か、練習もまともにできていないのか」

とこれを見て、ハッとさせられました。

こう考えてくると、大会云々ではなく、まずは何より野球をやらせてあげたいですね。
もちろん強豪校であれば、自分たちが優勝して一番になりたい、というのもあるかもしれませんが、今の状況で想像されるのは、全国どこの球児も共通して、まずは今「楽しく野球がやりたい」ということなのではないでしょうか。

これに関しては、今いろんな大人が工夫して動いているところだと思いますが、なんとか、今の高校球児たちが、何かしら報われる取り組みがされることを願っています。また、私も一ファンとして、何かできることがあれば協力していきたいと思っています。

おわりに

話が少し逸れましたが、改めて「変わらないものが何なのか」「変わらないものの価値を見出して、どうしたらそれを後世に残していけるか」といったことを、今後も考えていきたいと思います。

最後に、今回の文化庁のYoutube動画を載せておきます。
よければ、見てみてください。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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