OCG:ミスティック・ファイターズ再々販&新規発表記念!斬機(ザンキ)入門書!!
はじめに
どーも、fumiyaです。
明日に日本選手権予選を控えながら、今この記事を書いてます汗
さて、皆さんは「斬機」というテーマをご存知ですか?
「あれでしょ、後攻取ってワンキルするやつ」
。。。
まぁ、そうですよね
そんな人たちにはまずこちらのカードを見てほしい
「なんやこれ、鉄獣のリボルトシュライグのパクリやんけ!!!!」
そんな声がちらほら聞こえてきそうですが
いやいやこちらのほうが先に出たんですわ。
故にザンキ(変換めんどいので以下カタカナ)は先攻での制圧もバッチリできるテーマなんです!!
ファイナルシグマを擁すため当然ワンキル力も高いので、先攻後攻どちらでも強いデッキというのが特徴です。
サーキュラーについて
という具合に中堅レベルでそこそこ強かったザンキですが、
4月発売の新弾「パワーオブジエレメンツ」で登場する新規、「斬機サーキュラー」で状況が一変しそうです。
まず、コイツはコストでモンスターを墓地に送ってSSされます。
コストとは()
緩い条件で蘇生できる「シグマ」を墓地に送るのが鉄板な動きです。
さらに、他のザンキがNSorSSされると「斬機」魔法or罠カードをサーチできるため、
先程紹介したリボルトもどきをサーチしてもいいですし、
専用の蘇生魔法「方程式」をサーチすればシグマと合わせてサーキュラー1枚が3体分のリンク素材になるというぶっ壊れた性能になります。
なので、ザンキもそうですが今後は展開型サイバースデッキにおいてもサーキュラーが活躍しそうな予感がします。。。
なお、サーキュラーの自己SS後は「モンスター1体でしか攻撃できない」というデメリットがあるのですが
先攻だと全く関係ないですし、後攻でも完全体ファイナルシグマやアップデートジャマー適用アクセスコードトーカーを出せばデメリットとしての体を全く成していないという贅沢仕様。
とにかく、今後のザンキはこのカードを軸とした構築となっていくのは確かです。
斬機カード紹介
メインモンスター
1.シグマ
今までは素引きを求められていたが、サーキュラーの登場により墓地へのアクセスが容易となった。
自己SS後は除外されるので、できるだけX素材として処理しておきたい。
2.アディオン
同じく自己SSできるザンキ。
後攻なら相手モンスターを対象に取れば召喚権を残せる。
3.サブトラ
アディオンの対となるカード。
なるべく相手の攻撃表示モンスターを対象に取りたい。
4.ダイア
11期初期にもらった新規。
墓地のレベル4サイバースを蘇生できるので、これ1枚でランク4が成立する上に、
これを素材にしたEXザンキモンスターに「効果をなんでも無効にできる」効果を付与するという、オマケと言うには強すぎる効果つき。
基本的にはこれを絡めたXモンスターをいち早く立てて、手札誘発を含めた妨害をケアしつつ動くのが勝利への鍵となる。
5.マルチプライヤー
効果でレベル8になれるので、4チューナーがいれば2体でファイナルシグマを出せる。
墓地効果の攻撃力倍はサイバース族ならなんでも対象にできる。
6.ナブラ
サイバース族を任意のザンキモンスターに変える。
これ+1体で上記のマルチプライヤーをリクルートでき、結果完全体ファイナルシグマが成立するので後攻ワンキルの要。
墓地効果対象はやはりサイバース族ならなんでも可。
EXモンスター
1.ダランベルシアン
最近@イグニスターで悪用されてる奴。
ザンキカードならなんでもサーチできる他、4体素材なら虚無空間さえもサーチできる汎用性の塊。
基本的に自分ターンではダイア素材のこいつを出していくのを狙う。
オマケのSS効果も、手札墓地のナブラを吐き出すなどかなり重要な役割を持つ。
Vジャンプが初出しの上に再録がプレミアムパックのみなので、フル投入必須なのにお値段が張るのがネック。
2.ラプラシアン
超階乗で相手ターンにSSする筆頭。
最大2除去+1ハンデスという強烈な効果を持つ、実質トリシューラ。
ダイアを素材にすればなんでも無効も加わって、超階乗1枚が3妨害となる。
3.ファイナルシグマ
ザンキの顔的存在。
相手によってはこれ1枚で詰むし、仮に破壊されても後続をサーチできるので信頼性はかなり高い。
4.マグマ
どちらかと言えばアルティミトルビシバールキンを出すための扱いやすい高レベルチューナーとして有名。
サーキュラーでより出しやすくなったとはいえ、効果が戦闘を介すため、それならワンキルを狙ったほうが効率的というなんともしょっぱい性能。
よっぽどの理由や拘りが無ければ採用は微妙か。
魔法罠
1.方程式
リンク値を伸ばしたり、妨害や除去を貫通する役割になったりとかなり便利。
サーチしても素引きしても強い。
2.超階乗
ザンキ版リボルト(実際相手に説明するときはこれが一番わかりやすいw)。
相手ターン妨害の柱となるので、なるべく早めにサーチしておきたい。
個人的には複数枚採用しても良いくらい強いと思ってるが、鉄獣のリボルトが大体1枚だって事実を考えればそういうことなんだろうなぁと。
3.帰納法
ザンキ版ドランシア(やはりこれが一番わかr(略))。
今までだって別に弱くはなかったのだが、超階乗のほうが優先度が高く採用されないことが多かった。
しかし、サーキュラーの登場でサーチ回数が増えて、ガチ構築でも日の目を見るようになった。
構築例
ここで筆者のデッキサンプルを紹介します。
後ほど説明しますが、サーキュラーが完全1枚初動となったので、今まではコストがやや重く敬遠されがちだったマイニングを採用しました。
また、それによりメインのスロットにも余裕が出てくるため手札誘発を10〜13枚程度採用できるのが強みです。
EXについてはまだまだ検討が必要で、確定なのはザンキ5枚とウィキッド、ワンキル要員となるメイジジャマートランスアクセスの計10枚ほどです。
今回は誘発を多めにしていることもあり、相手ターンドローを強く使えるヒートソウルを採用してみました。
展開例
先攻展開
①サーキュラー1枚初動
超階乗ラプラシアン(ダイア素材)で3妨害、
ヒートソウルの2ドローで誘発を引き込みつつウィキッドで次ターンリソースも確保しておく最も基本となる展開です。
②2枚初動基本展開
ザンキ2枚はSSできれば同名カードでも構いません。
相手ターンに超階乗で妨害しつつウィキッドでダイアをサーチしてリソースを確保します。
③最大展開
この構築における最大展開です。
ファイアウォールを置ければ例えばシェアトップのデスピアにも強く出られます。
④ニビルケア展開
ここからは応用編となります。
(1)(2)どちらもニビルを完全に受けません。
(1)だと次ターンリソース(手札ダイア)は無いけど妨害が多いです。
反対に(2)はリソースを重視する形となります(※リングリボーはウィキッドサーチコスト)。
⑤うららドロバニビルケア展開
個人的にお気に入りの展開です。
リングリボーで5体目のSSですがダイア入りダランが成立してるのでニビルを受けず、
ダランとサーキュラーのサーチを同一チェーンで行うことで、うららとドロバを同時にケアします。
仮にうららとニビルの両方を投げられたとしても、こちらの損害としてはリングリボーが消えるだけで、超階乗と手札墓地ダイアは成立します。
後攻展開
①基本ワンキル
このようにサーキュラー1枚から後攻ワンキルが成立します。
ルートも二通りあるので相手によって使い分ける形になります。
②ニビルケアワンキル
相手によってはこちらが後攻でもニビルを投入することもあるので、この展開でケアします。
もちろんニビル以外の妨害貫通にも役立ちます。
長々と書きましたが、
・先攻‥‥超階乗をサーチして墓地にダイア含むザンキ3種溜める
・後攻‥‥ダイア入りダランを立てて、ナブラ+サイバース1体の布陣を目指す
この2点を意識しておけば良いと思います。
デッキの種類、その他
・ディサイプル&ディヴォーティ採用型
おそらく最もポピュラーなザンキの型です。
サーキュラー1枚でこれが成立するようになったので、リンク値が伸びまくって基本展開は
ウィキッド+マスカレ+ダラン+超階乗+墓地ダイア+マリガン
と脅威の4妨害となります。
詳しい展開や構築の解説は、ザンキの第一人者である(と勝手に筆者が思ってる)バラノラさん(@psychicbaranora)が書いているブログに載っていますのでぜひご参照ください。
こちらは定期的に更新されているので、ザンキ使いの方には必見のブログです!
おわりに
いかがでしたでしょうか。
筆者はまだまだザンキ歴が浅く、おそらくこの記事の内容もかーなーり浅いと思いますが、
ザンキの魅力の一端に触れていただけたのならば幸いです。
5月中旬に、ザンキが収録された「ミスティックファイターズ」の再販が決定してるので、
これを機に組んでみるのも良いと思います!
新弾発売後、公認やCSで見かける機会が増えることも予想されるので、この記事を読んで対策を練るのもまた一興ですね(筆者は実際ザンキで大会に出るつもりマンマンです)。
筆者もTwitter(@Hu_miya)と質問箱やってます!
ご感想など頂けると喜びますのでよろしくお願いします。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。
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