アナログの時代に戻りたい…
携帯をなんとなくボーッと見ていると知らないうちに大量の要らないものが頭の中へ侵入してきていて、自分の中がゴミだらけになって不快な気分になっている。
インターネットの進化はとても便利で私も恩恵を受けている。
もはやGoogleやAmazonの存在しない世界は想像できない。
でも、なんとかならんもんかね…と思ってしまうのは質の低いネットニュースや掲示板や罵詈雑言のスパイラルから抜け出せないコメント欄。
インターネットは普段人前では隠しているけど密かに隠し持っている人間の醜い要素(多分もともと備わっている)を無駄に巨大化させているという一面があってたまにゲンナリする。
匿名性を持った途端に暴れ出す欲望は本当に醜い。
車に乗った途端に煽り始めるドライバーみたいな感じなんだろうか。
きっとひどい顔をしていることにも自分で気付かないんだろうな…。
…というわけで、この辺で1回アナログ一辺倒だった時代に戻ってみたい。
調べたいことがあってもGoogleに聞くわけにも行かず図書館で本を借りていた時代。
新聞のニュースを読んでもコメントを書き込んだり読んだりはできなかった時代。
芸能人が不倫しても、せいぜい職場の同僚や友達との会話のネタになるぐらいで罵詈雑言の溢れるコメント欄などとは無縁だった時代。
「炎上」は火事の時にしか使わなかった時代。
クオリティの低いネットニュースが大量に目に飛び込んでこなかった時代。
便利を得たけど失ったものもたくさんあるなぁ。
子ども達には餌食にならないようにきちんと取捨選択をする術を身につけることも教えてあげないとな。