これからのエリアビジョン 「5min CITY / small unit, middle building, mixed use」
先日、東京に行く機会があり、最近、話題と流山おおたかの森駅周辺と流山市内のさまざまなところをぐるっと見てきました。
近年は、つくばエクスプレス(TX)が通ってからは、流山おおたかの森駅周辺のマンション開発が進み、東京都のベットタウンとしてバズっているイメージが強いでしょう。
本日は東京首都圏における「郊外開発」と「用途純化」について、簡単にnoteで書いていきたいと思います。気になる方は、読んでみてくださいね。
以前、地方都市における郊外についてnoteでまとめてきましたが、東京の場合、ちょっと成り立ちが違う部分もあるので、是非是非、読んでもらえればと思います。
まちの成り立ち/河川を中心に産業ができる
流山市について、行ってみて、説明を受けながら、自分でも調べてみると、もともとは江戸時代に江戸川の河川舟運のための河岸ができ、みりんの製造で栄えたまちだったようで、流山市役所付近の流山本町を歩くと元々、栄えた雰囲気ある街並みが残っています。近年は、おおたかの森駅周辺が着目されていますが、こちらの方が元々のアイデンティティなのでしょう。
東京・江戸は世界有数の水辺都市だったという話は有名で、物流の中心は舟運であり、この時に「江戸川」には流山本町の白みりんや野田の醤油などの舟運に紐付き、産業が育ち、この地が発展したことがわかります。
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