村づくり型不動産経営術①【エリア選定編】
本日より、noteメンバーシップに向けて、「村づくり型不動産経営術」を掲載していきたいと思います。
今回の記事だけでは、書ききれないので複数回に分けて、記事をまとめていきますが、それなりの長い連載になると思うので、引き続き、メンバーシップになってくれると嬉しいです。
noteは、一週に2回ほどの更新をしていきますが、1回は「村づくり型不動産経営術」について、もう1回はそれ以外についてを掲載していこうと思います。(あくまでの当初計画です。変更もあるかもしれません。)
村づくり型不動産経営術とは?!
自分の地元の地域である宮城県岩沼市で少しずつ土地を購入し、小さく開発をしながら、それを連続し、繋げていき、自分の欲しいコンテンツやクリエイティブな人が集まるようなエリア開発を2016年ぐらいから始めています。友人たちが遊びにくると、笑いながら「洞口村だね!!」と言われることがあります。
おそらく、大きな建物を一つ建てたら、そんなことを言われることはないのですが、小さな開発を連続していっているので、そのように言われるのだと思います。大きな開発を出来れば良いのですが、決して都会ではないこの土地では、その時その時に、リスクマネジメントを考えながらやっていくとそのような結果になったのだと思います。
加えて言うのであれば、現在のような人口が縮退している時代にとっては、大きく開発するのではなく、小さな開発を連続し、面的につくっていくことは合理的な開発とも言えます。このような開発を「村づくり型不動産開発」と呼び、そのノウハウやスキルなどを「村づくり型不動産経営術」として、noteで取りまとめていきたいと思います。
どんな村づくり型不動産開発をしたの?
最初に、220坪ほどの土地と古民家を購入し、古民家をリノベーションし、母との二世帯住宅と美容室兼輸入雑貨店をつくった。第2ステージでは隣接する荒地だった緑道公園を再生しながら、緑道公園と庭を利用したマルシェなどを何度か開催し、地域に住みたい・働きたいという共感を集めた。そして、今年、第3ステージに入り、隣接する土地を新たに購入し、エリア型コレクティブハウスとして3世帯からなる賃貸集合住宅apartmentBEAVERをスタートさせ、加えて近所の空家を借りて、シェアオフィスもスタートさせた。
不動産経営をする時に意識する10個のポイント
1.エリア選定
2.そこで創り出す暮らしのコンセプト
3.入居者探し
4.間取り
5.caprate/実質利回り
6.キャッシュフロー
7.資金調達
8.想定売却益
9.チームビルディングと役割分担
10.クオリティコントロール
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