見出し画像

急激な人口減少 / 都市経営分析レポート(釧路市①)

 おはようございます。あっという間に、本日はクリスマスイブですね。
 本日はnoteを書いて、散歩にでも行き、午後は弊社の設計部の現場に行ってきます。
 うちの会社はうちの妻の所管する設計部と僕が所管する事業開発部の2つに別れていて、スタッフが3名いるのですが、基本的に設計部の所属問うことになっており、設計の業務が多いのですが、僕が動かしているホテルの運営やアパートの管理などは設計スタッフたちが頑張ってくれています。最近では、事業開発に必要な企画なども作れるようになってきたので、今まで僕1人でやってきたことがここ1年ちょっとで、スタッフたちがどちらも設計部も事業開発部もどちらもやれるようになってきました。なので、設計部と事業開発と分けていましたが、どちらもこなせるようになってきた感が出てきて素晴らしい限りです。先日は事業開発のPL,CSなども作れるようになってきたので、かなり事業を分かるチカラがついてきたことは素晴らしいことだと思います。

 そして、肝心の僕が、最近は忙しく、設計部の仕事を見る機会が激減してきたので、本日は久しぶりに設計部の動かしている住宅のリノベーションの現場を見てこようと思います。

 また、設計部のスタッフたちが中心にLPDのnoteを発信していますので、是非是非、フォローをしてみてください。メンバーシップでは、家づくりを検討している方向けに、住宅づくりのノウハウを発信しています。どんなふうに住宅をつくろうか悩んでいる方は是非是非、お試しでみてくださいね!

 また、僕個人のnoteの方ですが、こちらもメンバーシップになっており、メンバーシップも、「スタンダードプラン」と「プラクティスプラン」の2つがあります。

 「プラクティスプラン」の方では、毎月最終水曜日にオンライン相談会&分析会を開催しております。メンバーの動かしている事業について共有したりしている「プラクティスプラン」のメンバーシップもとてもオススメです!

事業に動かそうとしているが、数字の部分が分からない!どう事業計画を組んでいいか?分からない!という方は、僕の「スタンダードプラン」のnoteコラムを読みながら、実際に事業計画を作ってみて、一緒に進めていくと頭が整理しながら進めていけるので、とてもオススメです!
月額7,000円で自分の事業をメンバーシップの仲間たちと進めていけるので、是非、ご活用ください。
 僕自身が、長年かけて、いろんなことを試してみての自分なりのメソッドをまとめているので、それを共有しながら事業計画を作り、実践に移してもらえればと思います。

『村づくり』の仕事と暮らし/プラクティスプラン
オンライン相談会:毎月最終水曜日20:30~22:00(今月は明日12/25です!!)
初月無料ですので、まずはオンライン相談会を体験してみたい方は、『村づくり』の仕事と暮らし/プラクティスプランのメンバーシップにお申し込みください。

 また、「スタンダードプラン」も毎月、コンスタントに加入が増え、とても有難い限りです。
特に、月額1,500円ですので、まずはこちらから、試すのもありです。こちらも初月無料ですので、試してみると良いと思います。

 プラクティスプランのオンライン相談会は毎月、下のように記事にて、zoomのURLなどを発行しますので、お気軽にお試しください。
12月から「プラクティスプラン」にご加入されたい方は、下の記事からメンバーシップ登録をするとすんなり登録できます。


 さて、本日のコラムは、先日、木下斉さんの狂犬ツアーで釧路に行ってきましたが、その釧路について、実際に行ってきて、簡単にデータを見ながら都市経営分析をしましたので、公開します。本日のコラムは期間限定の無料公開ですが、明日の釧路編②については有料公開としたいと思います。

冬の天候が良い釧路市

 先日、釧路市に初めて行ったきました。釧路市って、皆さん、北海道のどこら辺にあるか知っていますかね?!

出典:https://omoikkiri-hokkaido.jp/

 北海道の東側で海に面した都市です。2年近く前に帯広に行っているのですが、帯広のさらに東で、道東エリアと呼ばれるエリアです。
 また、この道東地区、北海道というと雪雪雪!というイメージですが思いのほか、そこまで降らないようんで、もちろん、雪は降らなくても寒いです。。。。笑
 なぜかというと、日高山脈の影響のようで、日高山脈の西側で雪を降らせて、東側は晴れることが多いようです。なので、道東エリアは冬は晴れているのですね。帰りは帯広に寄って、帯広から特急の電車に乗って新千歳空港に向かいましたが、日高山脈からは雪が続き、その後、ずっと雪景色でした。
 なので、冬の新千歳空港は雪が多く、かなり遅れるとのこと。。。しかし、仙台空港から釧路に行こうとすると、道祖ても新千歳経由になってしまうため、なんとも。。。。
 ちなみに羽田空港からだと、帯広も釧路、旭川も直接、飛行機で行けるので、なんとも羨ましい限りです。

 また、夏は20度ほどで夏日になる日も少なく、かなり過ごしやすいようで、夏の旅行に釧路は魅力的ですし、冬は冬で、晴れているという点で札幌などと違う北海道を楽しむのにはベストだと思います!

出典:国土地理院
日高山脈の位置がわかりますね。

中心市街地のど真ん中に廃墟となった百貨店が。。。。。

 釧路の気候についてでしたが、実際に行ってみると、中心市街地のど真ん中に廃墟となった百貨店が2つも放置されております。。。。

 地元の方に聞くと、前まではもう1個あり、放置され、危険ということで公費解体したとのこと。
 では、なぜ、ここまで衰退したのか?!この辺りの入り口に、本日は迫っていきたいと思います。

 他にも、中心市街地にはスナックがたくさんあり、この時点で産業分析をしなくても、何で栄えたか?はわかる人にはわかると思います!
 その答え合わせは、明日のnoteで。笑

 今回の狂犬ツアーでは、スナックで鮨を楽しむというスナック鮨という、釧路でしか、多分楽しめないコンテンツです!鮨はもちろん、めちゃくちゃ美味しかったです!!おすすめですので、是非、釧路に行った際は、スナック鮨を。


釧路の人口減少について

 釧路市の人口推移を調べてみると。1980年をピークに爆減していることがわかります。

https://www.city.kushiro.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/007/006/000086189.pdf

 さらに、人口減少について、もっと詳細に見ていこうと思います。こういう時はRESASとかを使うと全国の自治体のことは大体のことはわかります。是非是非、皆さん、RESASは使ってくださいね。

 ここで釧路市の人口減少の特徴を見ていきます。まずは、この人口減少が激しいことを考えると、自然減ではなく社会減が大きいことがわかります。もちろん、データでもしっかり出ています。

出典:RESAS

 また、社会減ということで、どう減少しているかは、「人口コーホート」を見ていくと良いです。人口コーホートとは0~4歳の集団が5年後5~9歳になった時にどのくらい人口が増えているかです。増えていれば、転入していることになりますし、減っていればどこかの自治体に転出していることになります。

出典:RESAS

 釧路のデータを見ると、どの年代も減少が著しいです。むしろ、1980年代の方が減少が激しいことがわかります。
むしろ、近年は減少が落ち着いてきている傾向です。落ち着いているというより、吐き出すものは大分、吐き出してしまったとも言えます。
 これを見ると、1980年代に、何か社会的インパクトで人口減少があったことが分かりますね。

 また、もう一点、特筆すべき特徴は1980年代からずっと、15~19歳の集団が20~24歳になった時に減少が極めて大きいことです。
 つまり、高校を卒業して、就職や進学のタイミングで釧路市から転出していることを意味しており、学ぶ環境と就職する環境が少ないと言えます。

 このあたりは、釧路市の産業動体を追っていくと、見えていくので、明日のnoteでは、ここら辺を説明していきながら、釧路で現在、出てきている新しい魅力についても書いていきたいと思います。


ここから先は

0字

建築設計事務所から公務員を渡り歩き、2020年に起業。建築設計と地域開発事業を軸とした株式会社L・P…

『村づくり』の仕事と暮らし / スタンダードプラン

¥1,500 / 月
初月無料

『村づくり』の仕事と暮らし / プラクティスプラン

¥7,000 / 月
初月無料

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?