売上高経常利益率から会社の経営状況をみる。設計事務所の売上高経常利益率から考える。
さてさて、1月に入って、あっという間に2週間が経とうしています。
あっという間ですね。年始早々、溜まった仕事をこなしていて僕もバタバタとしていました。
そんなんで今月は記事が今の所、少ないですが、ここから巻き返していこうと思います。
さて、今回の記事は利益についてです。
たまたま、12月が決算月となっており、僕も一昨日、昨日と決算処理に向けて経理作業、そして、税理士の先生の監査などを受けていました。
そんなこともあり、本日は会社の利益率についての記事です。
売上高経常利益率とは?
みなさん、利益って、なんだか分かりますか?!基本的には、損益計算書で見ていくのですが、大枠、売上から経費を引くと利益が出てきます。
もちろん、経常利益や営業利益などがありますが、大枠、どんなイメージなのかを押さえておくといいでしょう。
ビジネスをやってる人にとっては当たり前ではありますが、復習にもなりますし、自社の利益率を振り返るのに読んでもらえると良いと思います。
売上は、商品やサービスの売り上げ合計を指し、営業利益はその売上から営業活動に関連する費用を差し引いた金額です。経常利益は、営業利益にその他の営業外の収益や費用を加えたもので、会社の通常の経営活動に関する利益を示します。
経常利益は税引き前利益ともいい、経常利益に対して、法人税約30%がかかり、純利益となります。
つまりは、繰り返しになるのですが、経常利益が会社の経営活動に関する利益となります。
なので、決算期が近づくと目標の経常利益がきちんと出せているかをチェックしていく必要があるのです。
また、経常利益が売上や売上総利益などに占める割合(売上高経常利益率)を見ておく必要があります。
仕入れなどをしていない会社にとっては、売上と売上総利益は変わらないので、売上に対する経常利益の割合を見ておくと良いでしょう。
仕入れや製造などがある会社は売上総利益や限界利益に対する経常利益の割合も見ておくと良いでしょう。
また、利益と売上について、どちらも密接な関係ですので、それについて以前の記事も掲載しておきます。
業態によって違う利益率。設計事務所の利益率は?!
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