11.2回目のサービスで意図的な手抜きも
風俗嬢としてお客にサービスを提供する場合には、2回目以降も慣れて手を抜いた形になってはいけません。非常に大変なしごとなため良く知ったお客に甘えたくなる気持ちは出るかもしれませんが、その1回の手抜きがせっかくのリピート良客を失うきっかけになるかもしれません。お客は無言でいなくなります。むしろ口では良かったよといいつつ来なくなるということもあります。離れてしまったお客にもリベンジの機会はないのです。
しかし、これを逆手にとって微妙客を自然にフェードアウトさせるもしくは、楽をする方法があります。ポイントは特定の微妙客の場合、2回目以降の来訪で、微妙に手を抜くということです。あまり手を抜きすぎると、あの嬢は慣れてくると手を抜く嬢だという口コミをされかねません。それでは、かなりのマイナスポイントがついてしまいます。しかし、NG客で出禁にするほどでもないが、このお客は微妙だな、離れても良いなという客の場合、軽く手を抜いて楽をするのも、良いバランスのとり方です。
サービスで多少手を抜くことができれば、嬢にとっての負担を減らすことができます。もし、お客が手を抜いたサービスでも満足してリピートしてくれるなら、嬢にとって少ないコストで継続できるお客になります。しかし、これをすべてのお客にやってしまうと、良客が去ってしまいます。そのため、離れても良いなというお客の場合には、手を抜くのです。手を抜く場合もどの程度抜くかは、きちんと計算の上で行うべきです。これは、難しそうに感じますが、もともとのサービスをきちんと作り込んでいる場合には、それほど難しいことではありません。
自分のターゲットとなるお客に対して、どのようなニーズで自分を選んでもらうのかが作り込んであれば、どこに価値があって来ているのかをある程度、想定することができます。であるなら、価値を作り込むうえで、お客にとっての価値が少な目で、嬢にとっての負荷が高めなサービスを抜けばよいのです。そうすれば、必然的に低コストでほどほどのサービスの提供になります。これでリピートしてくれれば低コスト客なので受ける嬢として多少デメリットのある客でも、トータルで良客と言うことになります。もちろん、リピートされなければそれまで。微妙な客を上手に一人遠ざけたということになります。
この辺のさじ加減が上手くできるところまでいけると、良いリピート客をたくさん抱えられる売れっ娘になれると思います。