お宿をやりたい
ずっともう何年も、じぶんは何をしたいのか?と意識しながら過ごしていた。
それでもう何年も前にやりたいとおもっていたことがあったのだが、その時のじぶんには(今のじぶんにも)あまりに大きな夢で、一度は動こうとしたものの途方もない気がしていつしかそんなおもいはなかったものにした。
度々おもい出しては風化させて、たまに引き出しては消した。
それが意外としつこくてしつこくて、とてもしつこくそれはずっとそこにあった。
わたしはお宿をやりたい。
そのお宿は宿泊はもちろんのこと、色んな国の色んな人が交流できて、色んなイベントやライブを開催したり、その用途によって変幻自在のスペースとなる、面白い人達が集う場所。
昨年からはじめた「へぶんりーちゃい」のイベントには、そんなわたしの夢が少し関係したりしている。
わたしは昔から、何かスペースを創りたいとおもっていた。
特に特技も学歴も資格も何もなさすぎるわたしが人様に提供できるものがあるとすれば、それはスペースだとおもっているようだ。
それはじぶん自身の中にということもあったとおもう。
いつぞや「あなたはじぶんの中に人を招き入れるスペースを創れるか?」と聞かれたことがある。
聞かれた時はそれがどういう意味かよくわからず、「そんなスペースはねぇ」とおもったとおもう。
さて今のわたしはと言えば、色々あって都内の支援施設に娘と2人お世話になっている状態である。
そんなわたしがこれから、どうやってじぶんの夢を叶えていくのか、そして叶えることができるのか、もしかしたら叶わぬ夢で終わるかもしれない、しかしそんなことはどうでもいい。
未来のことなどわかるはずもない。
書きながらものすごくワクワクとした気持ちと、ゾクゾクとじぶんの無知と無謀さが恐ろしすぎて胃が痛くなるのを感じつつ、今日はこんなじぶんのおもいと覚悟をアップしてみる。