どんどん勘違いしていこう日記0207
人の活躍を見て良いな〜羨ましいと思うことが減った。
それはきっと、自分が歩んできた人生から得たものから人は選択し、未来をつくっていくということを、多くの人と関わったり、探究という概念に触れることで、実感したからだと思う。
今日それが強烈にピンときた。
思えばずっと前から、私は相当な強運で出会いたい人と出会って必要な体験をさせてもらって来たと思う。そして、とても良い意味で勘違いさせてくれる人たちとブレーキをかけてくれる人がいたことに感謝の気持ちがわいている、今。
なんとなくを繰り返した先でぶつかった小学校の教育実習での苦い日々。
先生を諦めて就活に切り替えた先で初めてやった自己分析をきっかけに、友人がライターの道へ導いてくれたこと。
なんでもやってみなさいと、ずっと見守りながら大きな仕事に挑戦させてくれた会社。
ローカルを盛り上げようとする若者チームに入れてくれたこと。そしてゲストハウスの女将に誘ってもらったこと。マチココという岩手県花巻市発のミニコミ誌の制作に携わって先輩方にたくさん学ばせてもらったこと。
おにぎり屋さんをやることを心配し、止めてくれた友人(二度目)
遠野でローカルでプレイヤーとして活動することを側で手伝わせくれながら教えてくれた人。
就職試験で不採用になったにも関わらずご飯に誘っていろんな話をしてくれて「ふみぽんさんは、自分でできますよ」と言ってくれた人。
気仙沼に帰るという選択肢に光を当ててくれた友人(三度目)。
フリーランスで食えるか食えないかギリギリの時に仕事をくれて人とつないでくれた先輩方。
どんなに私がやばい時もずっとそのままでいてくれて、やりたいことをやり抜く姿を見せ続けてくれている人。
気仙沼で地域おこし協力隊としてまるオフィスで仕事させてもらえていること。
書くワークショップに参加させてもらったこと。離れていても書く仲間ができたこと。
そして先輩がつないでくれて、編集者の藤本さんと2回お会いして人とのご縁を大事にされている姿とストイックな編集の仕事を間近でみせてもらえたこと。
これまた気仙沼の先輩がつないでくれたご縁でたまたま編集者の柿次郎さんといぬいさんにお会いできて時間話せたこと。
そして今日、仕事の一環でチャンスをいただいて、泊まれる出版社の川口さんとお話しできて、編集者の指出さんに「泊まれる出版、向いてると思いますよ」と言ってもらったこと。そしてこの体験を共有できる人がいて、時間があったこと。
このほかにも書ききれないことが山ほどある。そして、ここまでの選択に悔いがないわけじゃない。たくさん迷惑をかけてきてもう合わす顔がないと思っている人もいる。あの時もっとこうしていれば、あの時イエスと言っていたらと思うことは数えきれないほどあるけれど。それでも、時間をかけて必要なことをさせてもらってきた。それで今、ここにいる。
なんとか、生きてきてよかったなぁ。こんなにも感謝したい人たちがいることに、こんなにも目を向けられる日が今日になるとは思わなかった。数年前までこの恩をどうしたらいいのかわからなくて抱えるものばかりだったけど、まだまだやりたい、やれることがあるかもしれない!という希望に満ちている夜。
このまちで、本を作る。ZINEでもいいし、何かつくる。とにかく、形にしたい。
それにしても指出さんはとにかくすごい。まず私を覚えていてくれた。そしていい意味で!勘違いさせてくれる言葉をくれた。もちろん大変なこともあるのはなんとなくわかっているのだけれど、それでも私は思い込む力が足りないので、「向いてますよ」なんて指出さんに言われた日には軽率に勘違いしにいく。そして釜石線に乗って早めに爽やかに帰られる指出さんを見送りながら、藤本さんが書いていたnote「直帰力」を思い出す。
これからやること↓
・本を書き出してみる
・真鶴にいく
・三浦と南伊豆と鞆の浦もいく
・なんでも写真を撮る
・書き続ける
これをやる。
明日も明日とて釜石へ。おやすみなさい。