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0115 都市と地方

都市と地方。これについていろんなことを考えてしまう。

私は自分で選んで人口5.6万人のザ・ローカルな地元・気仙沼にいる。ローカル人生18年+2.5年目。結構、毎日楽しい。だって自分で選んでここに来て、やりたい仕事ができていて、気仙沼にいる人たちはみんなおもしろい。もちろん地方だからこそ見える課題は尽きないし、全部うまくいくってわけじゃない。それでも楽しい。仲間がいる。ここで生きていくのが楽しいと思っている。

だけど、都会への憧れが全くないわけじゃない。エンタメコンテンツへのアクセスの良さ、匿名性の高さ、プロフェッショナルの多さ。シンプルに憧れる。

でも私は気仙沼にいる。日本の課題先進地にいること、そこで何をすべきか考えて行動することをここに居て続けたい。海のそばに暮らしたい。

だから、何が言いたいかというと、都市と地方の課題を一気に解決できたり、ウィンウィンになれる楽しい方法があったりしないかな、とか考えている。

でも、一つ大きな良い方法がすでにある。

食べる通信をつくってきて今や上場企業となった株式会社雨風太陽のミッション「都市と地方をかきまぜる」は、もう10年近く前に代表の髙橋さんが言っている言葉。同タイトルの著書が出たのが2016年だから、ほんと10年近い。2025年、私はその意味をやっとちゃんと受け取った。「それがいい!そうしよう!」と思った。先見の名がある人はやはり10年先を見ている。すごいな。


私も都市と地方をかき混ぜたい。まずは自分サイズの鍋くらいの感じで。

おやすみなさい。


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佐藤文香
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