コロナでSTAY HOME中 ①山椒の佃煮作り
我が家のこれからの経済はどうなるやら。2月末からジョジョにアロマテラピー関連のイベントや講座が中止になりはじめました。
3月、4月とその傾向はますます顕著にあらわれてしまい、4月11日現在、5月後半まで私のスケジュール帳は斜線だらけです。
どうなるやら不安にもなるけれどめったにないことかもしれないからしばらくこの日々のことを書き残しておこうと先ほど決めました。
我が家の今年2020の山椒は、昨年よりはすこしゆっくり成長している気がしている。明日は、ちりめんと木の芽で佃煮作ろう。
いろいろなレシピがありますね。
水を一切いれないとか、一度茹でこぼす、こぼさないとか。
昨年は、まず水蒸気蒸留を家庭用の蒸留器で行い、山椒ウォーターを抽出し、残渣にあたる山椒の葉を佃煮にしました。それでもピリピリしたなあ。
残渣液、つまり山椒をこく煮出した煎液みたいになったものはエタノールを少し添加して夏まで保存しておいて精油で作る蚊よけスプレーの材料に加工。
抽出した山椒ウォーターは、冷蔵庫で保存。保存期間は2週間までと自分で決めています。お料理にかけてみたり、コーヒーに垂らしてみたり。山椒ウォーターの香りが加わり、料理がちょっと違ったものにかわります。
香りのマジック✨
透明な水なのに山椒の香りがするんですよ!
透明な水なのに鰹節の香りがするんですよ!味までしてきます。
同じ手法でイチゴ、鰹節もやっています。こんな香りの楽しみ方を「自家蒸留」といいます。
農家が精油や芳香蒸留水を生産するのとは違います。
いうなれば業としての農業と家庭菜園みたいな感じかなと思います。
いやいや「家庭菜園でも自分は農家に負けないうまい野菜を育ててるよ」っていう方もいらっしゃいます。
家庭での蒸留についても同様に
「精油も蒸留水も自分で作れる、これからは買わなくてもよい」という方もいるかもしれない。
でも、本当にそう?
生産者の蒸留は仕込み量も蒸留時間、蒸留条件、何より材料の質が違う。
私はアロマテラピーを業しています。クライアントさんに使う精油、芳香蒸留水は吟味してここぞという時は信頼する生産者、精油バイヤーさんから譲ってもらったものをセラピーに使います。
でもね、それとは別に芳香植物の楽しみ方のひとつとして自家蒸留を自分の中で位置づけています。
精油も蒸留水も自分で作れるから買わなくてよいとはまったく思わない。だけど身近なハーブや香木から香りの水「芳香蒸留水」を抽出するのはとても楽しく、出来た蒸留水は化粧水にしたり、うがいに使ったり様々に活用しています。
アロマテラピーが好きすぎてその流れで我が家に家庭用簡易蒸留器を迎えてしまった。しかも3種類の蒸留器を!!
1台あればよいものを。
私にとって実用を兼ねた高級なおもちゃかもしれない。
減圧できる蒸留器もいつか欲しいのだけどこれ以上、蒸留器だらけになってしまっては・・・^_^;
減圧蒸留器と冷却効率の良いリカロマhpmeSP、今、熱烈に欲しい蒸留器です。どちらもそれなりの値段と場所をとります。悩み中だけどそれがまた楽しいって趣味ってどうしようもないね。