ラグジュアリータウンの裏側 【大人のまちたんけん Vol.2 GINZA】(2021.04.18)
実は、先月、念願の「お着物でザギンデビュー」をとうとう果たしました!以前書いた、お着物を買った話。
「お着物でザギンデビュー」の日のことをseiraさんがまとめてくださった。
本当に素敵なお写真をありがとうございます……!彼女のおかげで充実しすぎていて、なんだか私がまとめることもないかなと思って。ぜひ読んで空気感を感じていただきたい。(自分が被写体なのは恥ずかしいですが)
お着物銀座で味を占めた私、再び銀座に行って参りました。以前住んでいた場所より格段に行きやすくなったのもあって、銀座がお気に入りの街となりつつある。
GINZAはラグジュアリータウンなだけじゃないんだぞ。
というわけで割と最近行った銀座だが、今回の目的は「アクセサリー」と「万年筆」。久々に、マーチンの10cmヒールを履いたら無事に足が死亡。ある意味、死亡した足との死闘を繰り広げるさんぽとなった。笑
大人の女性が集まる理由が最近わかった気がする。
背筋が伸びる、特別な気持ちになれる、一流のものも揃う。
一方で、庶民的な部分もあって、不思議と落ち着く街なのだ。
まずはお昼ご飯。ハゲ天を食す
ついた頃にはお昼。
お腹減ってふと思いだした。ハゲ天知ってる?
ネーミングと綺麗な店内から、新しいお店かと思いきや、まさかの!昭和3年創業……!
老舗なだけあって、天丼がサクサク、美味しい。つゆでベチョベチョじゃないのがまた最高。やっぱりちょっといいお店の天丼は美味しいね。
しかも、銀座では安めの価格帯なので、かなり賑わっていた。
外観はこんな感じ。
そうだ、ここは都会のオアシス
で、今回の目的はというと、日本を代表する万年筆メーカー、セーラーさんの直営店「ancora」。でもたどり着く前にたくさん寄り道をしてしまったよ!
すずらん通り。奥に見えてる渡り廊下にお気づき?
ここからまっすぐ行って、「ドーバーストリートマーケット」のビルに入る。私が向かうのはエレベーター。(ビルもアートな雰囲気、洋服好きな人は歓喜するはず。楽しいです。)
UNIQLO銀座店と、高級ファッションビル、ドーバーストリートマーケットは、実は繋がっている!!!!しかもエレベーターには↑のマークも。
のぼっていくと……
都会のオアシスに到着。
屋上庭園があるんですよ。知ってる人が意外と少ないのか、怪しい?からみんな行かないのかわからないけど、私はここがお気に入り……。
全貌はこんな感じ。
屋上庭園から階段で降りると、渡り廊下でUNIQLOと繋がる。
渡り廊下!こわいよ!!!!
ここから、また歩いて行くと……
謎のお店の看板。中国茶のお店みたい?です。
すごいレトロな雰囲気だけど、銀座は東京大空襲でかなり焼失したエリアなので、古いビルは実は貴重。
あの時計台の和光は空襲で残ったんだよねえ……すげえ……
このお方ね。
万年筆好き、文房具好きなら
聖地に違いない「ancora」
うろうろしつつ、セーラーさんの直営店「ancora」にようやく到着!
セーラーのインクシリーズ、紙の材質で色が変わると話題だったが……そのインクも含め、圧巻のインク量。すごい!
インクの色が透けて、ガラス瓶がキラキラ輝いて
……なに?ここは天国なの?
海外で販売されているインクもここ限定で取り扱いがありました。
種類は限られるけど、カートリッジで少しずつ試せるのも良い。
しかも、万年筆を自分で組み合わせて作れる。
インクもブレンドできる?
絶妙なくすみカラー。好みはあるかもですが私は大好き!
パーツを1つ1つ選んでカスタマイズ〜!!
こんなふうに!!
私は、あえて自分が持たなそうなブラウン×ピンクでオーダー。
インクも爆買いしました。ありがとう「ancora」。
文具好きの聖地、銀座にまた新たなスポットが生まれましたね……。
そしてまた歩き始める
銀座のある通り。
突然話変わりますが、漫画の「女帝」(作:倉科遼 画:和気一作)知ってますか?
青年漫画なんで、エロエロシーンも多めではあるんですが……私、あの漫画が好きで。
あの舞台はまさしく銀座。こういう路地に入るたび、銀座は女の戦いの場でもあるんだなぁ、としみじみ思います。
コーヒーブレイクタイム、
しちゃおうぜ?
話は戻りまして、私がよく寄るのが「TORIBA COFFEE」。
おしゃれだし美味しい、そしてなんと300円でコーヒーが飲める。イートインも小さいながらあり。なんと「空也」のもなかも買える……!グッズもオシャレで毎回惚れ惚れ……
タンブラー持ち込みもOKだそうですよ!環境のことも配慮する姿勢、応援したい。
さらに歩いて行くと、「YAMAHA銀座店」。
実は、ここ思い出の土地でして。
修学旅行の自由行動で、なんと「YAMAHA銀座店」に行くことを選んだ吹奏楽部の強者たち……。
ここで(日本一?)長ーーーーーいマリンバを試奏させてもらって、マレットを買って帰りました。
当時は、アナスイのミラーに憧れていて、三越でアナスイも見た記憶。田舎の中学生たち、セーラー服で良くこんなとこ入ったよな、度胸あったなぁ……。
銀座の看板の何が好きって、ちゃんと銀座感あるところだよね!(どういうこと)
植え込みすら銀座感。華やか。
GINZA SIXは春になっていた
GINZA SIXは春らしくなっておりました。
熊が冬眠から目覚めてました。地元でもそろそろ新幹線にカモシカやクマがぶつかる時期かしら……。
高級アパートだった
奥野ビルでジュエリーを
「fuligoshed」でジュエリーを見るのが実は第二の目的だったのに、到着したのはなんと18時過ぎ。(それまで寄り道しすぎ)
「fuligoshed」が入っている奥野ビルは、”同潤会”の建設部長、川元良一氏が設計。1932年に施工されて(こちらが本館と呼ばれている)、1934年に新館が建てられ、本館と新館は左右対称の作りになっているらしい。
戦前の建物で、ガラスも古いものをそのまま使用していて、なんとエレベーターは手動。使い方がもはや分からないし、怖すぎて乗るのは断念しました。
ここからは写真がない。なぜかというと私の足が限界を迎えていたからだ……!(いいわけ)
「fuligoshed」では、Instagramでお見かけしてから気になっていたmoemiさんのジュエリーを見せていただきました。天然石の内包物の話やカットの話、店員さんと話して話して話しまくる私。その1つしかない天然石の表情にトキメキとロマンが止まらない。1点ものという言葉につくづく弱い。笑
1時間半の末、誕生月だからいいよね、と清水の舞台から飛び降りるようにジュエリーを購入。
店員さんからおすすめ頂いた、SAYA HIBINOのリング。(左上から3番目)
私の手は小さくて、なかなかあったリングが見つからないのだけど、サイズがぴったりの運命の子を見つけてしまった……!結果的にmoemiさんのものはまた今度、ということになったけど、買い物は出会い、と言っても過言ではない。都合がいいかもだけど、こういうときは運命論を信じたい。
こうして、お守りジュエリーを手に入れて帰路についた。
「裏」GINZAも楽しもうぜ
GINZAといえば、有名なカフェやスポットがたくさんあるけど、さらっと蔵スポットも多いんですよね。たまにはそんなところもいいんじゃない?
ということで、マップを載せておきます。
寄ったけど、紹介していないところもあるので、ぜひチェックを。
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