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音読教材で英語力UP! アメリカ口語教本【入門用】

大学院でカナダ留学前(もう20年以上前になりますが)、英語の勉強をしようと「アメリカ口語教本」を手に取りました。この教材は、50年以上にわたり多くの学習者に支持されてきたロングセラーであり、その実績に魅力を感じたからです。入門用~上級用までありますが、今回はその【入門用】を紹介します。自分は英語のリーディングやリスニングにはある程度自信がありましたが、アウトプットに自信がなかったので、入門用から取り掛かりました。入門はさっとやれるだろうと思っていたけれど口が動かない…愕然としました。買って良かったと思いました。

https://a.r10.to/hN3MVA

使用して感じた良い点

  1. 体系的な構成
    各レッスンは、導入文(Presentation)、会話文(Application Dialogue)、発音練習(Pronunciation Drill)、パターンプラクティス(Pattern Usage Drill)など、多彩なセクションで構成されています。これにより、文法や発音、会話表現をバランスよく学ぶことができました。

  2. 豊富なパターンプラクティス
    特に印象的だったのは、膨大な量のパターンプラクティスです。同じ表現を多角的に練習することで、自然と口から出てくるようになり、実践的な会話力の向上を実感しました。

  3. 長年の実績
    初版が1959年に出版されて以来、多くの学習者に愛され続けている点は、この教材の信頼性と効果を裏付けています。

感じた少し残念な点

  1. 音声CDの速度
    付属の音声CDは、初心者向けにゆっくりとしたペースで録音されています。そのため、慣れてくると物足りなさを感じることもありました。ただ、英語初級者には適した速度とも言えます。

  2. 古典的な内容
    一部の表現や会話内容が古く感じられる部分もあり、最新の口語表現を学びたい方には物足りないかもしれません。しかし、基礎を固める教材としては十分に役立ちます。

「アメリカ口語教本【入門用】」は、英語の基礎をしっかりと固めたい方におすすめの教材です。体系的な構成と豊富な練習問題により、着実に力をつけることができます。一方で、音声の速度や内容の古さを補うために、他の教材や最新のリソースと併用することで、より効果的な学習が可能となるでしょう。


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