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『遙かなる時空の中で7』黒田長政ゆるゆる感想(ネタバレあり)

コーエーは采配のゆくえと戦国無双が好き。
ネオロマは下天、遙か1をちょこっとと3 Ultimate、6 DXしかやったことがない人です。
天の白虎、黒田長政が格好よすぎて140字に収まらないのでnote作りました。

遙か7、戦国時代と聞いて予約するしかないな~楽しみだな~なんて気楽にプレイし始めたのですが、とんでもない作品でした。
今年の乙女ゲーベストに堂々のランクイン確定です。
音声が途中でもサクサク進めていくことがほとんどなのですが、遙か7は声優さんの声もしっかり堪能させていただきました。

ちなみに、私のプレイ順は以下の通りです。
五月→長政様→直江→武蔵→阿国→大和→宗矩→幸村→大団円
ノーマルは武蔵前後あたりで見たはず。
最初に五月みちゃったので、白虎二人の台詞で頭抱えました。

6DXしかプレイできていないのですが(2020/6/29 時点)
プレイ前:青龍が好きになるかな~
プレイ後:天の白虎やばくないですか・・・
と震え上がった経験が記憶に新しいです。ルード君めっちゃ好き・・・
そして今回、天の白虎が黒田長政(CV:立花慎之介)。

長政様めっちゃかっこよかった~!

神子として戦国の世を生きて行く覚悟を序盤から問うてくる長政様。
この世界の価値観を理解するうえで、最初にやってもよかったかなあと思います。
関係ないけれど、黒田といえば鉄砲隊だと思っていたので、長政様も銃剣(ほぼ銃なのでは)を使っててにっこり。
長政様のイメージは一言でざっくり言うなら、有言実行の男。
七緒の覚悟に応える姿が格好いい。

何度プレイ中に「かっこいい男だな!!」と叫んだことか。
かっこいいというか、器が大きい?いかにも戦国大名。
黒田の当主としての立場から逃げないけれど、ただ運命に流されるわけではなく、自分にできる最善を実行して未来を創っていく姿が魅力的だと思います。
元々、信じる道を全力で回りを破壊してでも突き進む男(最期破滅でもオッケー!)が大好きなタイプなのですが長政様はそっちで好きになったのかもしれないです。
長政様が格好いいのはもちろんなんですが、立花さんの声にもかなりやられました。好きだ~!!!!個別ルート入ってから全体的に七緒に対しての声が柔らかめになるのがいい。
長政様は”七つの童女”とよく言ってきますが、物語が進んでいくにつれ、黒田の当主として自分を戒めるというか、七つの童女だったらどんなに楽だろうか、といったように使われていくのでときめきがとまりません。
照れ顔が一切ないのすら好ましい。

ここからは、イベントの中で個人的に特に好きなものをいくつか。

「天の川の下で」

「お前とて、俺との間に何も感じてなかったとは言わせない」
互いに黒田の当主としての、織田の姫としての役目があることを七緒に理解させつつ、自分の想いをちらつかせてくる・・・
別れの折に渡した藤の鞠といい、七緒のことを気に入ってはいるなあと思っていたのでこのイベント好きです。

「湯治のひととき」

「気を揉みたくもなるのだ」の言い方が七緒の選択肢でちょっと違うんですよね。「長政さんは?」の方の「馬鹿め」が好きです。
温泉に入っているときに衝立の向こうから声がする定番イベントだけど、まさかここでスチルあるとは予想外でした。びっくりした。
このイベントはあやめちゃんが可愛い。長政様があやめちゃんのことを星の姫、妹姫って呼ぶのが好きです。なんなんだろ~好き。

「生きぬいてこそ」

「こんなことをしていていいのか織田の姫よ ここは敵地の真っただ中だぞ」声ががらりと変わる。黒田の当主としての長政様にぞくぞくしました。
そして「「まだ」・・・な」でちょっとやわらかい声に戻る。
そしてとどめの「その生涯の終わりには他ならぬ俺が誉めてやるさ」
かっこいい人ですよまったく・・・
個別ルートの中で一番好きなイベントかもしれません。
"少しでもましな未来"のために動くって言うのはたやすいけれど、実行するのは本当に難しいことで。長政様は絶対に最善を尽くすだろうなってのだけはわかる。
七緒の返答も力強くて、このルートの二人は惹かれるべくして惹かれあったような気がします。
このイベント、本当に素敵だと想います。
破鏡重円ってこのイベントで初めて知った言葉なんですが、離れ離れになった夫婦が再び一緒になることなんですね。離れた二人が再会することを指す言葉は他にもあるでしょうが、ここで”夫婦が”再び会うこの熟語を選んでくる長政様・・・ずるい。

岐阜城攻め以降

少しでもましな未来のために、まずは岐阜城から人質として七緒をかっさらっていく長政様。
少しでもましな未来のために動く、あまりにも有言実行の男。
七緒を担ぐあの堂々とした満足げな表情、好きです。
「みなまで言うな 察せよ」もいいですね。
そして、関ヶ原に護衛の連れて駆けつけてくる七緒。
「俺は、龍神の神子をただの女に引きずり落としたか・・・となれば、俺も覚悟を決めねばなるまいよ」
五月プレイ後で七緒=白龍なのはわかっているので、尚更この台詞が染み渡りますね・・・あなたは龍神を人の子に、ただの女にしたのよ・・・

そしてカピタンとの決着もつけた後の家康公とのやりとり。
有言実行の男~!!!!!!と心の中で緑のペンラ振りまくってました。
七緒を家康公の養女にして、黒田の正室に迎えるっていうおそらく現時点でのベストコース。
おそらく普通に織田の姫として迎える事もできたとは考えられるけれど、できるなら徳川の姫として嫁いできたほうがいいですからね。
「ど、どうすればいいんですか?長政さん」
「是非に、と言えばいいのさ」

この二人のやりとりも最高でした。
文のやりとりも頻繁にしているようだし、徳川でしっかりと武家の女として修行をして、強く賢く美しい長政様自慢の奥方になるんだろうなあ~と想像のできる素敵なエンディングでした。
藤の花に囲まれる長政様と七緒、美しい。
二人で黒田家を盛り立てていってください!!

長政様ルートはふわラテが出張ってくるくらいで、あまり現代の利器が出てくることもなく、現状できる最良の手段を取って未来を創っていくストーリーだと思います。
6で怒涛の現代帰還エンドを浴びたけれど、長政様ルートは絶対最後に現代には戻らない安心感があるルートでした。

ふわラテ
美味しいですね。最初に買ったグッズはふわラテです。
個人的にはふわラテは二人が神子と八葉だった頃の思い出の味くらいのポジションに収まっててほしい。
どうやら現代でいうミルクと砂糖の入ったインスタントコーヒーを飲んでいたらしいと日記か書状から後世で判明して「長政公・なお姫ご愛飲」みたいなキャッチコピーで売り出されるふわラテがいてもいい。出世したなふわラテ。

(2020/7/11追記)
7フルコン後、3を購入してプレイしたのですが、好きになる傾向は地青龍、地朱雀のがあるのかな~と思いました。
それを踏まえると、長政様はあまりにもイレギュラー。






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