グランパスファミリーの優しさは、小心者をぼっちアウェイ常連にさせる。と言っても過言ではないのだ【前編】
タイトル長いわ。
このタイトルを由紀さおり風に読んだアナタ、時効警察の続編が待ち遠しいですね?(ああ、同士よ…!)
SNS疲れにより、壮大なネタ帳と化していたFacebookも、こじんまりとしたネタ帳になりつつあったTwitterも、全部まとめて退会しました。そんな私が、「グランパスの情報を仕入れたい」「グラサポさんたちの活動について知りたい」と、新アカウントでTwitterを始め、いろんな人に出会い、余裕でアウェイぼっち観戦するようになる…そんなお話です。【前編】
トップ画像は、2017年2月に沖縄へ行ったら、たまたまグランパスのキャンプと日程が重なっていたため、南風原町に乗り込んだ時のものです。
スケジュールの運命的な偶然や、あの時のグランパスに来てくれた選手たちの姿など、色々と興奮したけど、一番興奮していたのはダンナでした。「スコラーリがいる!すげえ!スコラーリ!!スコラーリと握手してえ!!」
これからしばらくして、Twitterを再登録。
さて、本題です。
はじめは、グランパス公式とか、選手公式アカとか、自分と同じ女性のサポさんで、いい人そうな方をフォロー。ひっそりと拝見しながら、少しずつフォローさせてもらい、少しずつやりとりをすることも出てきた頃。
【悲報】ダンナ、仕事で急遽ファン感欠席
ここで、まだまだ初心者な私は、ビビったわけです。ファン感って、家族や仲間とワイワイ行くもんじゃないか?初心者がぼっちで行っていいのか?ちゃんと楽しめるのか?と。
そんな不安を呟いたところ、何人もの方からコメントをいただきました。
「私もぼっちだよ。自分ペースで動けていいよ」
「ぼっちの方、多いですよ」
「みんなが楽しむ日だから、気にせず行こう」
「もし不安なら、ご一緒しますよ」
そんなみなさんのおかげで、私はファン感にぼっちで参加。(体調不良でちょっと寝坊したけどね。そして電車も遅れててかなり焦ったけどね。)
優しすぎるよ、グランパスファミリー!!
初めてのガチャ交換、初めてのぼっち観戦
ある日。何回かガチャを回し、初めての推しである杉森くんが出なかったことを、ガチャの写真付きでなんとなく呟いた。求ムも譲ルも特になく、ただ呟いた。少し経ってから、そのツイートにコメントが付いた。
「その後、杉森くんは出ましたか?もしよかったら、交換しませんか?」
いい人そうだったから、交換してもらうことにした。でも私は、なかなかの人見知り。フォロワーさんと実際にお会いしたこともない。心配症発動。
あぁ、こんなつまらんヤツでも大丈夫だろうか…(大丈夫、目当てはガチャだ)。見てガッカリされないだろうか…(だから、目当てはガチャだ)。
ビクビクしながらも、ファン感の際にたくさんの優しいファミリーに励まされたことにより、楽しみでもあった私は、仕事で都合の合わないダンナに現地観戦のタイミングを合わせていたら、いつまで経っても交換できない…と思い、ダンナに宣言した。
「私、今度1人でサッカー行ってくる!」
ダンナは驚いていた。ファン感ぼっちも驚いていたが、サッカーを豆とかほざいていた嫁が、1人で観戦すると言いだした。しかも、目がマジだ。ぼっち観戦に選んだのは、ホームでの松本山雅FC戦。熱い熱い名古屋の夏である。
宣言したものの、心配症再度発動。1人で行って大丈夫かなぁ?ぼっち浮かないかなぁ?試合始まるまで、耐えられるかなぁ?なんともモヤッとする呟き。
すると、やはり優しいファミリーのみなさんが、
「ぼっちの人、結構いるから大丈夫」
「私はいつも1人で行きますよ。その方が気楽!」
「意外と、試合前にやることあるよ」
「グランパスが好きでみんな集まってるから、試合を思いっきり楽しみましょう!」
「もしよかったら、一緒に観戦しますか?」
もう!ファミリー優しすぎるって!!
そして当日
8月12日なんて、そりゃ暑いよね。豊スタに到着するまでに、汗だくになるし、化粧なんていとも簡単に流れ落ちるよね。
よそをちゃんと知らないけど、グラファミ(注:グランパスファミリー。もう略すことにした)の女性って、キレイなオネエサン多くないですか!?シュッとした人多くないですか!?試合前のテンションもあって一層キラキラしまくりの女性グラファミを眺めながら、コロっとして汗だくで化粧落ちて能面的な私は待ち合わせ場所へ。
…
……
………
とても良い人でした。そして可愛らしかった。
試合も楽しみました。チャント歌ったり、一喜一憂したり、お隣の方とハイタッチしたり。1人で来ても、試合中はみんなで来たも同然!(言い過ぎ)、みんな仲間だ!
後編に向け、中締め
グラファミは、こんな私にももれなく優しい。
「グランパスが好き」という共通点があるだけの見ず知らずの人にも、グランパスをより好きになれるよう、一緒に楽しんでいけるよう、手を差し伸べてくれました。(グランパス無関係の悩みにさえ、めっちゃ向き合って、背中押してくれるんやでぇ…(꒦ິ⌑꒦ີ))
ちなみに、このガチャの方とは、その後もTwitterでやりとりをしていて、この1年以上後(昨年の秋頃)に偶然瑞穂で遭遇し、昨年のアウェイ清水戦、アウェイ広島戦で共に声を枯らし、涙を流しながら、J1残留を願いました。
グランパスよ、素晴らしい出会いをありがとう。
さて、後編では、トヨスポでのファンサデビュー、初めてのアウェイぼっち、グラファミとのファン感満喫などをお届けします。
今も大切にしまってあるよ。