グランパスと出会った2013.11.30…そう、あの日
ある日、弟が言った。
「共通の趣味があった方がいいよ」
彼氏(現ダンナ)がグランパス好きだと話すと、弟はこう言いました。
私、あなたの好きなものを「豆に見える」と言った失礼極まりない姉だよ!?私がサッカー好きになると思う!?
でも、弟は気にしない様子。
不器用だし空気読まないことも多々あるけど、心優しい弟。今思うと、全く男の気配がなかった姉に彼氏ができて、この先ずっと続くようにと、気を遣ってくれたのでしょう。泣ける。
優しすぎないか、弟よ
弟がチケットを取ってくれた。しかも奢り!!しかもしかも、SS指定席!!(当時はお値段わからず、「ラッキー😆」としか思っていなかった)
タオマフも事前に買ってくれていて、豊田市駅に到着した時に渡された。弟はタオマフを巻き、気合いを入れていた。
サッカー観戦のイメージって、W杯や代表戦の中継で映るゴール裏しかなくって、ユニフォームとかタオマフとかないと白い目で見られるんじゃないかと思ってたから、タオマフはとても嬉しかった。駅からスタジアムへ向かう人たちは、ユニフォーム着ていない人もたくさんいて、安心した。
あ、スタグルも奢ってくれました。
「これもサッカーの楽しみ方の1つだよ」と。
さぁ、初観戦
(公式さんの所から拝借しました)
たしか、こんな眺めだったと思います。キックオフまでの間に、いろんな話をしました。
弟「サッカーは、どれぐらいわかる?」
私「キーパー以外は手を使っちゃダメ!…あっ、トラベリングはないんだよね。あと、ダブルドリブルもないでしょ(ドヤっ)」
弟「…(その程度か…)じゃあ、オフサイドは?」
私「はて?٩( ᐛ )و」
…以下省略…
試合中も、「今のは、あの選手が…だから、…。」などと丁寧に教えてくれました。
弟よ、今だから言えるが、2割も理解できていなかったよ。でも、本当に感謝しているよ。「豆」発言、撤回しました。
スコアレスドローで試合終了。ホーム最終戦ということで、セレモニーもありました。ピクシーは監督として最後のホーム戦だったので、そちらのセレモニーもありました。
「ピクシー?あ、聞いたことあるよ!」程度の当時の私も、場の空気を読み、"らしく"過ごしていました。
「一家が美しくて眩しかった」、これが一番の印象(さいあくだ…)。
なんだかんだで、サッカー観戦できそうだとわかった私は、帰り道、弟に「また一緒に来ようね」と声をかけると、
「今度からは彼氏に教えてもらいな」
いつか、3人で行こうな!!
どんな入り方でもいいじゃない
"にわか"とか"ミーハー"とか言われる人もいるけど、どんな入り方でもいいじゃない、と思う。私なんて、悪い言い方をすれば「彼氏と長続きするために」がキッカケ。不純ですよ。それでも今は、まだまだ詳しくはないけど、ホームやアウェイに参戦して、ファンクラブに入って、グッズも買って…と、賑わいの一部と化したり、多少かもしれないがお金を落としたりしている。
そして、人生が充実している。これ大事。
好きなものがある、大切なものがある、そんな人生って、素敵じゃない?