グランパスファミリーの優しさは、小心者をぼっちアウェイ常連にさせる。と言っても過言ではないのだ【後編】
SNS疲れにより、壮大なネタ帳と化していたFacebookも、こじんまりとしたネタ帳になりつつあったTwitterも、全部まとめて退会しました。そんな私が、「グランパスの情報を仕入れたい」「グラサポさんたちの活動について知りたい」と、新アカウントでTwitterを始め、いろんな人に出会い、余裕でアウェイぼっち観戦するようになる…そんなお話です。【後編】
ストレス解消に、トヨスポ行きたい
初ぼっち（ホーム戦）をグラファミのおかげで見事クリアし、私のゆるいファミ活の幅が広がりました。あぁ、楽しいね。充実だね。…とはいえ、人間、ストレスは溜まるもの。
「トヨスポ行ってモヤモヤ晴らそうかな」
そんな呟きを拾ってくれたのも、グラファミさん。トヨスポ初心者同士、練習開始時間ぐらいしかわからないまま、なんとなくの現地集合。でも、誘ってくれたことが本当にありがたかった。練習見るのはいいけど、どう過ごしていいか未知で、それこそ周りは家族や仲間と来てるんだろうなぁと思っていて、そんな中でぼっち、あわよくばファンサとか…小心者には過酷。
汗だく（またかよ）、紫外線に完敗しながら合流して、ご挨拶して、お話ししながら見学。杉森くんはやって来なかったけど、トヨスポ記念にサイン貰いたくって、練習開始前に買った色紙にサイン貰った。みんな大好きワシと、真・永井さん。
人生初の"サインちょーだいの儀"は、ワシの方からジェスチャーで「大きく（書く）？小さく（書く）？」と聞いてくれて、「大きく！」と大きな声で答えることができた。我ながらよく言えた。
この時のグラファミさんとも、Twitterでやりとりしたり、時々現地でお会いしたり、昨年はファン感を一緒に楽しみました。一緒に並んで、時々別行動しながら、また一緒に楽しんで…いい１日だったなぁ（しみじみ）。
アウェイも体験してみたい
人生初のアウェイは、ダンナと、ダンナ弟と３人で金沢へ。そう、台風が接近していたあの日。楢さんのアレが印象に残ってて、そして振り返るとあれがピッチに立つ最後の姿だった、あの日。
嵐の前の静けさ。
この頃には、もう次の欲…いや、目標がチラついていた。
アウェイぼっちが気になる
目をつけたのは、アウェイ長崎戦。実は私にとって長崎はゆかりの地、第２の故郷のようなものなので、御参り兼ねて行くのにピッタリ。アウェイ感なんてないも同然。ﾌﾌﾝ。
…そう、長崎という"土地"はね。スタジアムは、やはり別の話で、そりゃ不安になったわけですよ。こんな初心者（まだ言う）がぼっちでアウェイってどうなんだ？ユニだって持ってないようなヤツだぞ？それこそ間がもたないんじゃ？
そんな私の背中を押してくれたのは！そう！みなさん御唱和ください！せーのっっっ
グ ラ フ ァ ミ です！！！
「アウェイは１人で行くことが多いよ」
「仲間と日程調整してたら大変だから、気にせず１人で行く」
「アウェイまで行くって時点でみんな仲間」
「アウェイユニ着た選手を見ると、私たちが背中押さんでどうする！って気持ちになるよ」
そうなんです、既にご存知でしょうが、グラファミ、優しいんです。
行ったよね、トラスタ。
ゴール裏に飛び込む勇気はなかったから、ギリギリまで近寄って応援。屋根ありゾーンだったから、雨を避け屋根を求めた長崎サポさんがこっちまでやってきて、オレンジに囲まれる。
ちなみにこの時も台風接近、私は翌朝発の飛行機で愛知へ帰ってきたのですが、それはそれはジェットコースターで、2018シーズンの名古屋にも負けない（ｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ）ジェットコースターっぷりで、生きた心地がしなかったです、はい……。
翌年のトラスタは、人生初のゴール裏
絵に描いたような小心者の私の背中を押してくれた優しいグラファミのみなさんの後押しで、勇気を出してゴール裏へ。
様子見でこの辺。「みなさん、もっと寄って、一緒に応援しましょう！」と言われ、勇気を出して、
この辺へ。わかりづらっ。
私の周りは、ご夫婦での参戦や、気ままのんびりぼっち参戦の方が多かったので、若干孤独を感じながらも、「私は応援がしたくて１人で来たんだ！」と気合を入れて頑張りました。
以降、しばらくはホームぼっち参戦が続き、アウェイ清水戦、アウェイ広島戦にぼっちで乗り込み、現地で仲良しのグラファミさんと合流したり、「よかったら一緒にどうぞ」と声をかけてくださったグラファミさんとも合流し４人でワイワイしたり。
清水戦は、初のバスツアーでの参加。女性１人での参加だと伝えると、お隣の席を女性の方にしてくれ、また１人、グラファミさんと繋がることができた。バスツアー参加に関しても、アドバイスもらったり、背中を押してくれたり。
ちなみに広島戦は、前日の夜に参戦を決めました。仲良しのグラファミさんがダンナさんを説得して参戦することになったと連絡くれて、行きたい欲が溢れ出たのです。その時のダンナとのやりとりは、こちら↓
行きたいけどどうしよう…と迷っていた経緯やこのツイートを見て、「車で行くけど、一緒に行きませんか？」と連絡くださったグラファミさんもいました。ちなみに、決めたの遅すぎて、家事も準備もできてなくて集合時間に間に合わず、新幹線で行きました。
行ってよかった。勝ってよかった（ほんとそれな）。取り急ぎ買って食べたアップルパイ、美味しかったなぁ。
長らく吹奏楽の世界にどっぷりで、結婚する少し前まではとにかく家にいなかったのだけど、やめてからは家にいることが多くなってた。（結婚するからやめたわけではないよ。）
ダンナは、「俺のことは気にしないで、やりたいことはやればいいよ」と言ってくれていたのだけど、友達は吹奏楽関係だらけで時間合わないし、家にいるのが好きなので、休みの合わない週末は、１人で家で過ごしてた。
それが、グラファミさんたちとのやりとりをキッカケに、１人でも出かけるようになり、ダンナにグラファミさんの話や仕入れた情報を話すようになり。
私が１人で満喫しすぎていて、時々「すげーな」と呆れ気味なこともあるけど、ダンナは、よく笑いながら言う。
友達できてよかったね。
新しい楽しみができてよかったね。
それもこれも、理解あるダンナや両家のみんなのおかげ。そして、グラファミさんのおかげです。
内緒な散財の数々、いつバレるかな(｡•́ - •̀｡)