本と友達になりたい
皆さんこんにちは。本日の書評を担当する飛鳥です。
突然ですが、皆さんは「本とお喋りできたら」なんて考えたことはありませんか?(なかったら変な話に巻き込んでしまってすみません笑)
そんな夢を叶えてくれるのがこちらの本です。
「神さまのいる書店」三萩せんや KADOKAWA
居場所をくれた本に恩返しがしたいと思っていた高校ニ年生のヨミは、司書教諭から夏休みのバイト先に「まほろば屋書店」が紹介された。そこは魂が宿る「まほろ本」という本を扱う書店だった。
本に宿る魂の姿は、豆本の子犬から、普通の人間のように見える青年までさまざま。あくまでも本が本体なので、魂であるそれに触れることはできません。
そんな不思議な書店での、ひと夏の物語。
個人的には、二巻で登場する「自傷する本」のお話がお気に入りです。
自宅の本棚に眠っている、長らく触れていない本を取り出して読みたくなるような、そんな優しいお話です。
hontoへのリンク
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784040677033
皇學館大学 1年 飛鳥
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