全ての『クローバーナイト』へ
こんばんは。えびすです。
だんだんと春らしさの感じられる天気になってきたような気がしています。
突然ですが、私は、クローバーが大好きです。
春になるとよくシロツメクサの生えた場所で四つ葉を探していました。
そんな経験から、タイトルを、見て読もうと思った本がこちら。
『クローバーナイト』
辻村深月著 光文社
私が読んだものは単行本でした。文庫版もあるようです。
さて、クローバーという単語に惹かれて手に取ると、表紙にはクローバーが書かれている訳ではなく、どちらかというと家庭的というか、一般的な暮らしの一場面が使われていました。
読んでみて分かったのですが、このタイトルも、表紙も、とても話の内容に合っていました。ベストマッチです。
家族の優しさを、現代の社会の問題に触れつつ描いている感じのお話です。
四人家族、一人一人は違う葉っぱで「クローバー」、その家族を守る者こそ「クローバーナイト」、つまり「家族を守る騎士」。
読み終わって、家族って良いなぁと思いました。色々と問題も出てくるとは思います。子育てや夫婦間の問題などなど。
でも、四つ葉のクローバーは幸福の印でもありますし、きっと、クローバーナイトがいる家族には幸せがたくさん訪れるのだろうと。いつか自分も、そんな幸せな家庭が築けたらと夢見ました。
きっと今この時も、自分の家族を守るため戦っている「クローバーナイト」が、どこかにいらっしゃることでしょう。そんな人たちへ、それこそ自分の家族にも感謝を込めて。いつもありがとうございます。お疲れ様です。
ふみくら倶楽部2年 えびす
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