オモロ小説やんけ〜^^
小説の映画化って、映画を観てから原作を読む派と、原作を読んでから映画を観る派に分かれますよね。分かれませんか?そうですか…………
ちなみにわたしは、映像化されたときに「あ!ここ原作と違うやん!ええなこの演出!」と楽しみたいタイプなので、原作を読んでから映画を観る派なのですが、いや〜…
11/13に公開された映画『ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-』はすごかったですよ。
何がすごかったのかは、映画をご覧になった方がわかりやすいのでここでは言いませんが、ぜひ映画の前後に原作を読んでほしいですね。絶対におったまげる。
さてここまでは余談です。
今日紹介する本が映画化されたやで〜^^という話でした。
『ドクター・デスの遺産』
中山七里
角川文庫
これは、捜査一課の刑事である犬養隼人が、たった20万円で安楽死を提供する「ドクター・デス」による連続殺人の真相に迫る物語です。
中盤までスピード感はあまりありませんが、後半は「ほんまかいな!?!!?」と思わず叫んでしまうような展開が待っています。
『ドクター・デスの遺産』、とにかく主人公の犬養隼人が面白い。マジで面白い。
そしてなんかこう、犬養には、鼻っ面を殴ってやりたくなるような背景があります。現実にいたら絶対に殴る。
犬養隼人はバツ2子持ちの超イケメン刑事です。
離婚の理由は不倫。もうすでに殴りたいですね。刑事になる前は俳優養成所に通っていた異色の経歴を持っています。
なんやそれ、オモロ!!!!!
この設定オモロ!!!!!!!!!!!!!
俳優養成所に通っていたことから、「野郎の嘘は必ず見抜く」という特技を持っています。へえ……オモロ……………………
しかし、女心は一切わからず、女性の嘘は全く見抜けません。フーン……オモロ………………………………
刑事犬養隼人シリーズはどれも面白いうえに、シリーズのどの作品から読んでも楽しめるので、手を出しやすいですよ!!!!読んでみませんか!?!!?
ここまで犬養のことばかり書き連ねてしまいましたが、ドクター・デスの遺産はストーリーの展開が特に面白いです。
ドクター・デスは何を目的に大勢を安楽死させているのか。ドクター・デスは何者なのか。
読んで確かめてみてください。あざした。
あ、映画もぜひ。
三年 夜泣き