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時代が巡れど人はそんなに変わらない

こんにちは!しょぼんです(´・ω・`)

本日はコーヒーを飲みながら書評を書くというオシャレなことをしてみようと思います。

ご紹介するのはこちら!

『マンガで実用 使える哲学』
平原卓(著/文)
朝日新聞出版

小難しい気配のする哲学がマンガやポップなイラストにて解説されています。

なんだ、教科書をポップにしたものか…と思った貴方、
なんとそれだけではないんです!

この本のテーマは哲学を活用すること。何かと悩み事の多い現代社会を、哲学的思考によって生きやすくしようという1冊です。

なんとなんと、紀元前に生まれた思想を二十世紀に活かそうとしているのですよ。
時をかける哲学!!!

ではどんな問題を解決してくれるのか、
たとえば…

「SNS、本当に いいね がほしいの?」
「職場のパワハラをかわしたい」
「AIをどうとらえる」
「スクールカーストはなぜ生じてしまうの?」

なんて現代的な悩みでしょう!!!
SNSと上手く付き合う方法をプラトン(紀元前427〜紀元前347)に教わるなんて素敵だと思いませんか??

哲学の世界に触れる入門書としてぜひ手に取ってみてください!

私は高校生の時、倫理の授業が好きでした。
沢山の哲学者の思想を学ぶ時間、数十人の人生をかけた思考の結果がこんな薄い教科書に収まってしまっていいのか!!と思ってしまいます。(テスト以外は)大変ウキウキしながら受講していましたね。

日本人の思想も馴染みがあって面白いのですが、やはり哲学と言ったらポリスを形成していたあの時代!!
考え、話し合い、論理的結論を導き出す。なんて文化的な人々なんでしょうか。
素晴らしき文明人…と思ったらなんと哲学者はみんなムキムキ。ボディービルダー顔負けの筋肉マッチョ。
言葉の説得力に筋力は欠かせないものだったなんて面白すぎませんか?
脳筋と紙一重な思想が愛しいです。

現代日本の文学者も身体を鍛えるべきなんですかね。全国の文学部、人文学部がムキムキだらけになるのは地獄のような絵面ですね。
…国の未来にとっては良さそうです。

現代にも通じる哲学の世界を、貴方もぜひ堪能してみてください!

そして周りの友人と
俺の推し哲学者〇〇なんだよね
とか語り合ってみましょう。

コーヒーは飲みきる前に冷めました。

4月から4年生 しょぼん

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