お姫様になる!…なんて焦がれる歳では無いけれど
3月一発目!こんにちは、しょぼんです(´・ω・`)マフラーが必要ない温かさになりました。でもまだコートは必要ですね。
世間はコロナ、コロナ、コロナ。
もう外に出れませんね。お家の中で健康で文化的な読書生活を送るしかありません。
『おんなのこかんどうのめいさくえほん : ゆめいっぱいこころときめく : 全23話』
Alcott, Louisa May(著)Dumas, Alexandre(著)Henry, O(著)MacDonald, George(著)Montgomery, L. M.(著)Musäus, Johann Karl August(著)Shakespeare, William(著)ささき あり(著)
発行:西東社
ということで本日は沢山のお話がつまった本を紹介致します。なんと23作のお話がぎゅっと1冊につまっているのです。
【御伽噺】
いいですよねぇ。大人になった今でも変わらず大好きです。ちょっとしたサスペンスよりもよっぽど狂気的な展開をむかえたり、頻繁に世界の物理法則を無視していく感じがたまりません。
絵本に出てくる食べ物が好きだったので、食事シーンがあるとイラストを何度も見直していました。何肉なのかわからない立派やお肉は絵本を再現しようとすると基本的に生焼けですよね。
コミカルなお話では軽やかに犯罪を犯したりしますよね。この本の中のお話のひとつ、『かしこいグレーテル』では、タイトルの通り『ヘンゼルとグレーテル』のグレーテルより頭がいいですが自分の食欲を満たすために仕えている主人の交友関係を1つ破綻させています。
なんて惨い。
ハッピーエンドなお話も
「え?君、それでええんか??」
と問いたくなるようなラストはそこそこにありますよね。『パンをふんだむすめ』ではパンを踏んだ事ですぐさま地獄におとされてしまいます。しかし、改心したむすめは鳥に姿を変え、善行をつんだ後に白い鳥となって昇天しました。
「…いや、それでええんか???????」
パン踏んだ代償としては余りにも大きな代償なのに対して結局少女には戻れない上に亡くなるって…。おとぎ話は時に残酷ですね…。
『ゆきのじょうおう』『ロミオとジュリエット』『くるみわりにんぎょう』という有名所だけではなく、私が小さい頃大好きだった『はくちょうのおうじ』や、『ムーラン』など、色々な国のおとぎ話があります。
皆さんも是非手に取って、心の中の乙女を呼び覚ましてみてはいかがでしょう?
ふみくら倶楽部 3年 しょぼん
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