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#117【勘違い】皆んなお前の話を「聞いてやってる」に過ぎない
こんにちは!プロヒモです。
毎日コミュニケーションのアレコレについて語っておりますが……
今日は自戒もこめ、僕のような「コミュ力に自信あり!」を自称する人が陥りやすいコミュニケーション不全行動について書いていきましょう。
コミュニケーションを苦手!と感じる人たちは、そもそも対話とは…口が上手いとか下手とかそういう話ではない!ことを理解してくれたら幸いです。
■ No more話題泥棒
少し口が立ったり、仲間内で笑いをとった軽減があると、人はスグに自分のことを「面白い人間だ!」と思ってしまいます。
いえ 僕自身もそうですし、自分のことを面白い人間だと思うことは勝手なのです。
勝手なのですが相手より自分の方が面白いと思ってコミュニケーションを進める行為が最悪です。
その典型が話題泥棒。
たとえば相手が自分の服の話をしているときに、「服の話でいえば〜」と自分の話題にすり替える人。
相手が最近あった話を話し終わるか終わらないかを見計らい食い気味で自分の最近の話題を話し始める人。
人の話題は自分の話題の踏み切り版ではありません。
知っています。途中から人の話を聞かずに「なんて返そうか」ばかり考えているでしょう??
話題を持ってかれると人はとても残念な気持ちになることも覚えておきましょう。
本当にコミュニケーションが上手い人は、つまらん相手を「自分面白いかも?!」と錯覚させる演出家のことを指すのです。
■「お前の話なら聞いてやってもいいよ」くらいに思われろ
それでも、まだ自分のことを「面白い!」と思ってる芸人気取りは「目の前の人のエピソードより自分の話の方がイケてるし、何なら価値がある」くらいに思っています。
ここで何度もハッキリさせておく必要がありますが 人は自分のことにしか興味がなく、人の話なんて聞いてません。
ましてや「自称:面白」の独りよがりの話なんて聞く耳を持とうとも思いませんから、相槌だって「へぇ」が精一杯です。
ここで完全に覚えて帰ってほしいのですが、僕もあなたも、人が人の話を聞くときの感情は「お前の話なら(特別に)聞いてやってもいいよ?」くらいのモノです。
人の話を聞いて、聞いて、聞いて、やっと相手から「どう?」と尋ねられた時にうまいこと返してあげましょう。
卑屈になることもないのですが、大抵の場合自称「面白い人」は、周りに気を遣わせて笑ってもらってる。くらい視野を拡げてみてもいいかもしれません。