ダイエットの罠
今日もお疲れさまでした
運動指導者の働き方改革を推進する、池田扶実子です
今日は食事制限のみでダイエットした場合の
"怖さ”について……
大抵の方は痩せたいと思うと一番にやること
"食事制限”です
体重を落としたい!
体重が落ちると脂肪が減ったと思っていませんか?
ここで筋肉と脂肪の重さを知って欲しいです
脂肪と筋肉
同じ大きさの塊があるとします
脂肪が1kgとすると、筋肉は3kgになります
つまり同じ体積だと筋肉は脂肪よりも3倍重たい
大抵の方は体重が減る=脂肪が減ったと勘違いしています
実際に食事だけで減量すると
体重の減少量の約25%は除脂肪組織の減少なんです
(ACSM 1998年)
またその減少の割合は食事制限の厳しさによって変化します
つまり制限が厳しいほど除脂肪組織量が減少します
除脂肪組織が減少する=体内のタンパク質が減少することです
筋肉が細くなり、力が出ない
疲れやすくなる
内臓や血液中のタンパク質も減少し
貧血をはじめとする様々な健康問題が出る
またもっとやっかいなことは
食事のみの減量で"太りやすい体質”が出来上がる
ということなんです
エネルギー消費は筋肉で行われます
食事制限の減量で筋肉が落ちますから
消費エネルギーが以前よりも小さくなります
食事制限によって減量を成功した後に
以前と同じ生活に戻ると……
同じようにエネルギーを消費できず
蓄積される
つまりリバウンドしやすい体質になります
中には体重は落ちたけれど
体脂肪率は上がったということになります
これでは太りやすい体を作っただけになります
運動ではなかなか体重は落ちません
ですが除脂肪組織を減らすことはないでしょう
脂肪を減らすということと
太りにくい体を作ると言うことです
辛いダイエットを行うなら
二度とやらなくて良いように
運動も同時に行って
太りにくい体
脂肪が燃えやすいからだ
食べることが出来る毎日を得ませんか?