2022振り返り
自分のバンド
"SONOSUKIMAKARA"
1st full album
「SLOW MOTION」
アートワークの一部です。
2022年
濃〜な一年でした。
一日一日に目的と目標があって
挑戦し続ける日々でした。
刺激的で
何やっても必ず意味や結果がついてくる。
そんな幸せな一年…
特に、繋がりが繋がりを巡って繋がって...?
自分に辿り着いて来たり
自分が辿り着いたり…
そういう奇跡みたいな事が何度も重なって
関わる人が増えて
繋がってくれた人たちには本当に感謝でした。
振り返ってみると…
年明けからイラストをガシガシ描いてました。
普段はあまりやらないことなのでここでいっちょ…
今年描いたイラストに関して
込めた意味や裏話や制作過程について月毎に書いてみようかと思います。
興味ある人や同じ職業の人はぜひ読んでみてほしいです。
1月 - 2月
この2枚。
S.L.N.M
「娑婆にさらば」
は楽曲中の
"タップダンスで去っていくのさ 娑婆にさらば"
というフレーズと
カップリング楽曲
"第六感"の
『大切な存在がこの世を去った際
人は死者を”幽霊”みたいな不確かなモノに変換して
側に何となく感じたまま
それでも生きていけてしまうという事の切なさ』
といったテーマを絡めたデザインにしました。
楽曲はこちらから
SONOSUKIMAKARA(自分のバンドです)
「SLOW MOTION」
”その隙間から”から新体制になって初めての
フルアルバム…(嬉)
盤でのリリースのためブックレット含め
15枚のイラストを描きました。
今回のアルバムは全国流通盤となっていて
monchent record(モンシェンレコード)
というレーベルがSONOSUKIMAKARAを見つけてくれて
話を持ってきてくれたのが制作のキッカケでした。
この成り行きをなぞって
“2人の主人公が互いの夢の中で繋がり、出会ってしまう”
というストーリーを15枚のイラストで描きました。
さらに詳しく書くととんでもない文字数になりそうなのでまた別の機会に…
各種サブスクはこちらから
5月
Varrentia
「アインツェル」
MVのイラストデザインを担当しました。
Varrentiaは
バンド”Halo at 四畳半”
Vo.渡井翔汰が立ち上げたソロプロジェクト。
社会、家族や友達や恋人
所詮は”個”が集まった共同体で
決して交わって一つになる事はない
でも互いに影響し合って歩む不思議な関係
みたいなテーマをイラストにしました。
真ん中の螺旋階段をDNAに見立てたくて
本当に描くのが難しかったり…
Amazonでミニチュアの歯車を買って積み上げたりして資料を作ったり…
目をひく配色をいろんな映画ポスターから研究したり
時間がかかって大変だったけど、本当に楽しい制作過程でした。
(結局自分が好きな映画「MEMORIES」の配色を参考にしました。映画大好きでよかった…///)
↓
MVはこちら
6月 - 9月
株式会社 KJ COMMONS
コーポレートサイトの使用イラストを
複数枚担当させていただきました。
特にこのイラストは
先程のアインツェルと似て
複雑な”個”がより自由な発言権を持つ現代社会で
個がパズルのピースのように噛み合って
顔も知らない者同士が
手を取り合える平和(ピースフル)な社会づくり
そんなテーマを込めて描きました。
12月
2022年から活動を始めるバンド
“Galapagos”
のジャケットデザイン
インスタグラムでハッシュタグから自分のイラストを見つけてくれてお願いしてくれました。こうやって知り合えることが単純に嬉しい…
ガラパゴス諸島のゾウガメを描いてほしいとのことで
彼らのサイケデリックで70 - 80年代を思わせる音楽性から
カラフルでグリッジの効いた甲羅を描きました。
そして今年最後のお仕事は
なきごと
1st full album
「NAKIGOTO,」
のアルバムアートワークでした。
まさかお願いしてくれると思ってなかったので
一緒に仕事させてもらえて本当に嬉しかった…。
「これまでの”なきごと”をこのアルバムで一新して
新しい”なきごと”になりたい」
との思いがこのアルバムにはあるとのことで
“吉夢”をテーマにストーリーを構築しました。
奥の大きな女性が”これまでのなきごと”
手前の小さい少女が”これからのなきごと”
走り続けて大きく育ったなきごと=女性
の見る夢の中に
心機一転また伸び代をつけて未来に走っていく
これからのなきごとを暗示させる存在=少女
がアルバムの楽曲にちなんだアイテムを指揮棒で踊らせながら行進してくる
そんな情景を描きました。
ジャケットもだけど
今回ブックレット、バックインレイなど、フィジカル版の方で
直接手に取って下さった方が最大限楽しめるよう
出せる表現は全て絞り出して臨みました。
アルバムの世界観と一緒に楽しんでもらえたらうれピッピマン。
このほかにも沢山、まだ公表されてないアートワークを今年は担当しました。
本当に繋がって関わってくれた皆様、2022年はありがとうございました。
あと、今年は音楽の方でも
AMUSEMENT LAGER
サポートで
JAPAN JAMに出演できたり
SAYONARA HATE TOWN
サポートで
少ない回数ではあったけどドラムを叩かせてもらえたり
また彼らとやったライブの音源が配信リリースされたりしました。
after six poolside
Vo.として加入しました!
素敵すぎる楽曲をライブで歌わせてもらえて
自分の表現の幅を広げさせてもらえたし
レコーディングもしました!(まだ自分が歌った音源はリリースしていません!)
Varrentia
前述のアートワークから話が派生して
サポートドラムとしても参加しました。
Halo at 四畳半のVo.渡井翔汰と音楽をやるなんて、去年までの俺は想像もしていなかった…
初ライブワンマンを敢行できたり、ほぼ同世代の友達と"バンド"をやって青春して、ほんっとに楽しかったです
siraph
コロナ禍を経て
2年ぶりにやっとライブ活動を再開
もうサポートし始めて7年くらい経つけど
再びサポートドラムとして参加させてもらいました。
ついにみんなで久しぶりに面と向かって楽しく話せたり
スタジオ入ったり…
School Food Punishmentの蓮尾さん、山崎さん
ハイスイノナサの照井さん
anNina、binariaなどのAnnabelさん…
俺のバイブルみたいな音楽を生み出してきた大先輩たちと
またこうして音が出せて嬉しすぎました…
そしてバンド史上初となるMVも出せました。
これはマジですごいめでたい。
JYOCHO
ずっと聴いてきたJYOCHO
光栄にも一緒に演奏できる事になるとは
楽曲はとにかく難解なのに
エモさや綺麗なメロディが堪らなくかっこいいバンド。
分かってた事な筈なのに
改めてバンド音楽は"集団行動"だなと認識させてもらって
ドラムや音楽への向き合い方、周りの音への気の配り方
練習の仕方が見直せました。
初めてのライブの直前にコロナにかかって、隔離期間終わって直後のスタジオで全然叩けなくなっててひっそり泣きながら叩いたのはマジ恥ずかしかった。
まだ2回しかライブしてないけど
これからもっと成長できるのかなと思うと楽しみです。
と、こんな感じでイラストに音楽に
今年はゴリゴリに成長させてもらった一年でした
来年はもっと忙しくもっともっといろんなことに挑戦して
大きくなるぞ
今年も一年
関わってくれた皆様
本当にありがとうございました!
2023年もよろしくお願いいたします!