一歩先ゆく色の心理的パワー①相手に与える印象 入門編

洋服の色、みなさんはどうしていますか? コートに合わせてシックな色が多い、好きな色を着たい、手持ちの服に合わせられるもの、などそれぞれだと思います。

でも、服の色だけで自分のモチベーションや、相手に与える印象を操れると聞いたら、ちょっと気になりませんか? 今回は導入として相手に与える意外な色をお伝えします。

こちらは現役スタイリストに聞いた目からウロコのテクニックです!

序章のエピソードとして、よく選ぶモノトーンとファジーカラーの意外な効果を少しだけ辛口に? お伝えします。

白い服はストイックに見られる?!

白は清潔感があり無垢な印象。デザインにより、きちんとした印象にもイノセントな雰囲気にもなる色ですよね。

初対面の人と会う時は、清潔感重視で白を選ぶ人も多いかも知れません。ただちょっと待って。

白は、第一印象では神経質な人に思われる場合があります。

理由は、白い服は汚れに気をつけるべき色。それなりの手入れや動きが必要です。その色を好む人は時に、神経質、ストイックというイメージを抱かれることがあります。相手やシーンにより、ゆるやかなものであれば、顔まわりに淡い色を差し色にする、スカーフを巻く、繊細なジュエリーをつけるなどするといい感じに。

黒い色は威圧感を与える!?

万能カラーであり、キリッと見える高貴な色です。オシャレに見える便利さもあります。

デパートのコスメ売り場の販売員(BA)、特に外資系ブランドは黒い服が多いですね。その理由の1つは、プロフェッショナルに見えるから。また落ち着いて見えるため、実年齢より上に見せたり、デキる人という印象をも与えます。なので童顔や若すぎる年齢に悩む管理職の人は、好んで着る傾向があります。

なので初対面の時に黒を選ぶと、相手に威圧感を与える可能性があります。それが吉と出る時か否かを見極めて選ぶのが大切です。

初対面で安心なのはあいまいカラー。

初めてのクライアント、飲み会、紹介など初めまして! の時はあいまいカラーがオススメです。

あいまいカラーとは、あいまいな言い方ですが、例えばベージュ、グレージュなど明度が低く彩度の高い色ですね。

私はこんな人ですというアピールをしない色なので、相手は先入観なく接することができます。

初見で、自分のキャラや印象を分かってもらいたい時は、相手にそう見せたい色を顔まわりに持ってくるのが正解。ただ、きちんと中身を見てほしい、または自分の主張はあえて抑えたい場合は、先入観を持たれない色選びがオススメです。

初対面での印象は4ヶ月は続きます!

人は、初対面の時のイメージを4ヶ月くらい抱き続けると言われています。

相手が自分の中身を知っていくにつれて、初対面の印象は薄れるので、どんな色を着ていても基本的には大丈夫です。

このように、相手に見られたい印象を、能動的にアピールしたい時、服の色、特にトップスの色1つで操れるなら、試してみない手はありません。

色彩心理学とパーソナルカラーの資格を待ち、かつ沢山の現場を踏んできたスタイリストの分析力はかなり高く、アクションしやすいので少しずつ続けてご紹介していきますね。


いいなと思ったら応援しよう!