「末端」三カ所をチェックするだけでなぜかオシャレに見える魔法

洋服は全身の着こなしで決まります。大好きなニットなのに何か決まらない、スタイルアップして見えるはずのパンツが、どうも決まらない、というのは、着こなしバランスが悪いからなんです。

では、オシャレが得意ではない人は着こなしはどうすればいいのか? ズバリ、末端の見せ方でガラリと変わります。

着こなしの末端ってどこ?

末端とは首元、手元、足元。ファッション誌でいわゆる3首、と呼ばれる場所ですね。

ここに違和感があると、とたんに冴えなくなります。逆を言えば、ここさえ注意すればオッケー、ということ。その中でも、冬場は足元がおろそかになりがち。今回は足元を重点的にチェックしていきます。

末端1.足元はここに注意する!

その1.コートとスカート丈の見直し。

今季はアウターもスカートも丈が長め。まずは

アウターの裾から見える長さの見直しをします。

アウターの裾から見えるスカート丈は15センチ以内。

これを守るだけで大丈夫。アウターが短くてスカートの裾が沢山出てしまう! という人は、スカートなら思い切ってウエストを折り返して短くする荒技をオススメします。

その2.足首と靴の関係をチェック。

パンツだと気になる足元と靴の間の関係。真冬なので寒さを我慢するような技は避けたいトコロです。

1.スティックパンツは、ヒートテックかタイツのレギンス+フットカバーで足首は肌色にする。

⇨バランスが抜群によくなります。寒ければ肌色のストッキングの上から薄手のレギンスでもオッケー。スキニーなパンツ以外は余裕があるので、脚が太く見えることはないのでご安心を。

2.ワイドパンツはショートブーツを被せる。

ワイパンの足元は、足を組んだり階段を登り降りする時に意外に見えています。ショートブーツだと重心が下に来るので、バランスよくかつ足首の保温に役立ちます。

オシャレな人は見せるソックス合わせもしますが、なかなかに高度なテクニック。やぼったく見えて失敗する可能性が高いので、避けた方が無難です。

末端2.手首は腕下からまくって出す。

ニットは肘の少し下あたりから、少しまくるのがベスト。落ちてくる時は、見えないように輪ゴムで留めても。手首が見えているとその部分が細く見えて、バランスが取れます。

カットソーなども同様。会社なら腕時計が見えるくらいまくると感じよく見えます。

末端3.首元の見え具合を全身ミラーでチェック。

首元は全身バランスの仕上げでチェックします。

・ボトムの重心が下にある場合⇨ロングスカートやワイドパンツ、ロングブーツなど足首まで見えないスタイルの時は、Vネックなど鎖骨で肌感を感じるもので、軽さを出します。

・ボトムが直線的な場合⇨タイトスカートや9部丈パンツなど、脚の肌色が見えるボリュームの少ないボトムの時はラウンドネックやハイネック など胸元の露出が少ないデザインを。

・ボトムがボリュームのあるデザインで肌感が見える場合

⇨フレアスカートやワイドパンツなどボリュームがあり、かつ脚の肌色が見えるボトムの時は、基本的には何でも合いますが、ボートネックのように、正面は詰まり、横に肌感が見えるものだと、トータルバランスが抜群によくなります。

手持ちの服でトライ!

着こなしのバランスは、自分の目で見て、違和感を直感で感じる場合があります。

いつもよりなんか顔が詰まってる、脚が短く見える、野暮ったい、似合わないと感じたら、末端三カ所を一度確認してみてくださいね。

全身ミラーでオシャレ度が上がる。

全身の着こなしを見る場合さ、部屋の中で全身が写るミラーを使ってチェックしてください。

玄関で最後の仕上げだけ見るだけでは、あ、なんか違う! と思っても着替えるのは億劫になります。細身のもので構いません、部屋の中に全身ミラーを置いて全身のバランスをしっかりチェックすることが1番のオシャレへの早道です。





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