FEMTEC フェムテックって何?

以前、アパレルの展示会でフェムテックというジャンルがありました。露出されてきているのを機に改めて書こうと思います。

フェムテックとは一言でいえば、女性のバイオリズムとテクノロジーを融合させたアイテムカテゴリです。

具体的には、ナプキン不要な生理用ショーツ、膣を鍛えるグッズ、今では普通になったデリケートゾーンのお手入れ用スキンケアの新作や、進化した月経カップや布ナプキンなど、体の変化を不快感、悩みをテックの力を取り入れて、健やかに受け入れていく動きです。

このカテゴリに興味はなかったけれど。

以前から、オーガニックコットンのナプキンや、布ナプキンなどは人気のアイテムですし、新しい驚きはないかと思います。バイオリズムに悩んでサプリや酵素を飲んだり、ハーブティーを飲んだり、時にはクリニックに相談したりと女性なら、何らかのアクションはされていると思います。

私も、コスメキッチンのデリケートゾーン用ボディソープは使っていますが、理由はなく以前勧められて、それから何となくよさそうだからという理由でリピしています。

ただ、今回の動きで面白いと感じたのは、それがなぜ女性の体によいのか、というロジックまで説明されていることです。ナチュラル思考とかそういう方向性だけではなく、科学的に女性のバイオリズムを整え、向かいあい、サステナブルさも取り込みながら、女性のライフスタイルをこれからもっと向上させる試みですね。

ファッション界隈はイメージだけでは限界。

このフェムテックもそうですが、ファッションはイメージ戦略だけだと難しい時代です。価値観、参加、サービス、実用性、オンライン、オフラインなどあらゆる面で、現実的に人が手を伸ばす背景が必要不可欠です。とはいえそれをすぐにできるかというと、まだまだインフラは未知数。

ファッションは〝単語〟で買わない。

ファッションはイメージに流されがちです。かわいい、オシャレ、流行ってる、似合いそう、安い、みんな着てる、ハイブランドなど、安くない金額を出すものなのに、意外とインスピレーションで買ってますよね。購入理由が単語なんです。

そうではなく、こうだからこれを買う、こんな理由で手持ち服を生かすなど今回のテーマである、フェムテックのように、その先の理由を考えてみる。すると自分が求めるファッションが見えてくる。これがこれからのファッションコーデの考え方になると感じます。

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