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久々の人と会うちょっとしたお出かけは、手持ち服で応急処置!

ちょっと久々の人と会うときの服、どうしていますか?

よく会っている人なら、そんなに迷いませんし、きちんと会うシーンなら、それもまた何となく予測がつきます。困るのは、割と久しぶりの人と、気軽なカフェやテラス、夕食の約束で会う時。そして次はまたいつ会うか分からない位の関係性。例えば学生時代の友達とか、昔の仕事先の同僚、子供がある時期には一緒にいたママ友など。

場所や相手にもよりますが、おひさの人と会おうとするのは気持ちが前向きな時。ちょっとよく見せたい心理も働きます。

あまり気張るのも何だし、仕事や普段のワンマイル服なのもなあと……と悩んでしまいそう!

こんな時こそ、簡単アクションを駆使して下さい。まずは自分のクローゼットをのぞくことからスタート!

上下のワンツーコーデがベスト。その理由。

お出かけとなると、ワンピを思い浮かべる人も多いかもしれません。ただ、夏場以外のワンピースは、気張って見えるかラフに見えるかのコーデによりがち。ちょいといい感じに見せるのは、割と高度なんです。

今書いているのは秋。これからの季節はぜひ、ニットにスカートのワンツースタイルにして下さい。

1.コーデの上下を同トーン揃える。

ワントーン、グラデーション、いわゆる同系色にします。上下どちらかお気に入りを思い描きます。黒が好きなら上下黒。ブルーなら、青やネイビー×水色、逆でも大丈夫です。白ならオールホワイト、ブラウン×ベージュなど。

ワントーンなら、素材の違いがわかるとなおヨシです。質感のあるニットなら軽い素材、ハイゲージニットならボトムにボリュームのある素材などでメリハリをつけます。

2.スカートを主役にする。

トーンの合う服がない人は、スカート選びを軸にします。スカートから選び、それに合うトップス、靴、バッグ、最後にコートを選ぶ人がダントツ多く、それは成功確率が高いからと言えます。1番気に入っているスカートを出してみて下さい。上下別ならかなりドラマチックなタフタなどのスカートでも大丈夫。

ノースリのワンピの上からニットを重ねるワンツーの着回しもあるので、思いつかない人は一度クローゼットチェックを! 

3.季節感を半歩先取り。

この少し先取りは、少しオシャレに見せたい人には試してみるのもあり。

例えば今は11月中旬ですが、厚手のニットを選ぶ、冬素材感のスカートを履く、タイツを履く、もことこのストールを巻く、ブーツを履くなど12月後半くらいの意識をコーデします。

中は秋立ち上がりくらいの素材感、例えばカットソーにスカートなどの薄着でコートを冬のコートにしてもオッケー。

日中は真冬のスタイルは暑い日もあるので、インナーはエアリズムのような夏用インナーで体温調節を。

この少しだけ先取りの季節を想定したコーデやカラーは、トレンドを取り入れていなくても、おしゃれしてる感が上がる簡単な方法です。

4.カジュアルなこなれを1点投入。

コーデに1点、カジュアルさを出すと頑張ってら感が大幅に減ります。ファッション用語のいわゆる〝こなれ〟さを出す方法ですね。こちらはまた改めでお伝えしますが、今回のテーマに沿うとしたら、例えば

・アクセは、プラチナかシルバーなどの銀色を意識する。

・低いヒール、もしくはフラットジュースに。

・コートを、きっちりした型になっていない羽織り系ガウンコートにする。

・コートを超マキシ、もしくはショートに振る。

・光沢感のない素材の服、小物にする。

・ニットをロウゲージにする。

・ニットの肩がドロップショルダー型にする。

・アクセは主張しないスキンジュエリーのみ、もしくは大振りのバングルを点だけ投入。※詳しくは別記事にスキンジュエリーについて書いてあります。

全てカジュアルダウンの要素です。1つだけ試してみても、組み合わせても、このカジュアルダウンは簡単なのでお試しを。

普段カジュアルな人は、逆に1点、知的さにフォーカルポイント(目線を集中させて安心感を作る)で入れ込むと、洗練されて見えます。こちらは別記事に詳しく書いたのでご覧下さい。

オシャレの気遣いで喜びを表して。

ちょっとお出かけのオシャレにある根底は、相手に会える喜びです。会うのを楽しみにしてた! という気持ちが伝わります。

私たちは常に、自分のいるシーンや相手を予測して洋服を着ています。そこに感情という自分の気持ちを加えることが、ファッションにおける自己投資の始まりです。

今回は、手持ちの服でもお出かけ服が完成する、いくつかのアイデアお伝えしました。

新しく服を買う前に、今あるものを組み合わせて鮮度を上げる方法を試すアクションを楽しんでみてくださいね。









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